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夕食を稲葉奏と済ませ布団に入ると、

かんたは夕方に稲葉奏に言われた事を考えていた

曽木 かんた

(頭で考えない。かぁ〜)

曽木 かんた

(って言われてもそんなアニメみたいに上手くいかないよな〜)

曽木 かんた

師匠、まだ起きてますか?

かんたは稲葉奏にどうすれば良いかを聞く事にした

稲葉 奏

眠いんだけど...どうした?

曽木 かんた

師匠今日言ってくれた体が先に動くってやつあるじゃないですか。あれどうやればできるんですか?

かんたがそう聞くと稲葉奏は呆れたようにこう言った

稲葉 奏

そうゆう事は自分で答えを見つける物なんだよ?さっきから考え始めた事なんだからまだ分からないに決まってるよ笑

稲葉 奏

まぁでも強いて言うなら、

そう言って稲葉奏はこう続けた

稲葉 奏

じゃあ今からする質問に答えてね

曽木 かんた

質問ですか?

稲葉 奏

うん、簡単な質問だよ

稲葉 奏

かんたはどうやって呼吸してる?

曽木 かんた

はい?

稲葉 奏

だからかんたはどうやって呼吸してる?

馬鹿にしているのかと思った

曽木 かんた

そんなの息を吸って吐いての繰り返しじゃないんですか?

稲葉 奏

その通り。じゃあかんたは1回1回の呼吸を頭で考えながらしてる?

曽木 かんた

そんなの無意識にしてますよ

稲葉 奏

そういう事なんだよ。強かったり、経験豊富なスレイヤー達は皆、どの様に戦えばいいか、どの様に立ち回ればいいか、これを体が覚えてるんだ。だから強いスレイヤーは考えなくても次の一手に移ることができるんだ。

稲葉 奏

かんただって私だって産まれてからずっと呼吸をして来た。だから無意識にできる。

稲葉 奏

要するに経験なんだよ。だからまだ無理にその領域に入ろうとしなくていいよ!ちょっとずつできるようになって行こ!

曽木 かんた

そういうものなんですね!勉強になりました!ありがとうございます!

稲葉 奏

うん、いいよ

稲葉 奏

じゃあ私は寝るからね。おやすみぃ...zzZ

曽木 かんた

おやすみなさい

それから1ヶ月後...

曽木 かんた

はぁ〜!!

バシューン!!

かんたの鋭い一刀が風を切る

曽木 かんた

くっそー、また避けられた、

稲葉 奏

まだまだだね

稲葉 奏

かんたはまだ頭で考えてるね

曽木 かんた

こんなの無理ですよ〜...

稲葉 奏

まだ1ヶ月なんだから諦めちゃダメだよ

稲葉 奏

かんたは何のためにスレイヤーを目指しているんだっけ?

その時かんたの表情が変わった

曽木 かんた

(そうだ...俺はみんなを守るスレイヤーになるんだ)

曽木 かんた

諦めません...絶対強くなります!

曽木 かんた

そして皆を守ります!

その時稲葉奏が少し嬉しそうに、そして待ちわびていたかのようにこう言った

稲葉 奏

かんたはもう大丈夫かもね

曽木 かんた

何がですか?

稲葉 奏

ガントレットの具現化

曽木 かんた

!!

かんたは忘れていた。これはガントレットを具現化できるようにする為の稽古でもあった事を

稲葉 奏

ガントレットの具現化に必要なのは体力や精神力も勿論必要だけど、1番必要なのは"決意"なんだよ

稲葉 奏

かんたと初めて会った時は凄い力強い決意をしていたでしょ?

稲葉 奏

神威はその決意に惹かれてかんたを選んだんだろうね

稲葉 奏

でも、稽古を始めてからはその決意が少し薄れていたから具現化の話はあえて出さなかったんだけど、、もう大丈夫だね

かんたはこれを聞いて胸がドキドキする感覚がした

曽木 かんた

遂にですか...

稲葉 奏

うん、遂にだね...

稲葉 奏

よし、じゃあ手に気力を集中させてガントレットを呼ぶんだ!

かんたは左手を前に突き出し力を込めてこう言った

曽木 かんた

行くぞ、神威!

その途端かんたは今まで感じた事のない重圧を感じた

曽木 かんた

なんだ、これ、、

意識が持っていかれそうになる

曽木 かんた

う、ぅ、

曽木 かんた

(これが神刀の重圧なのか...)

これはまずい、かんたはそう思った

その次の瞬間

稲葉 奏

負けるなかんた!

曽木 かんた

!!

稲葉 奏

かんたはみんなを守るんだろ?立派なスレイヤーになりたいんだろ?その重圧がかんたの決意に対する重さだ!

稲葉 奏

このくらいの重圧かんたなら跳ね除けられる!

曽木 かんた

(そうだ、負けられない)

曽木 かんた

負けるかぁぁぁ!!

次の瞬間、重圧が消えた

曽木 かんた

(押し切ったのか...?)

すると目の前が暗くなり"あの時の"人影が現れた

そして

「我と共に行こう」

人影がそう言った

それと同時に目の前は明るくなり

稲葉 奏

具現化できたか...!

曽木 かんた

これが、神威...!

かんたの左手には黄金の刀身を持つ日本刀が握られていた

カツラノエース

紅き眼差しを読んで頂きありがとうございました!

カツラノエース

初めまして!カツラノエースです!

カツラノエース

もう6話ですか...!

カツラノエース

楽しくてポンポン書いちゃってます笑

カツラノエース

まずひとつ皆さんに言っておきたい事があります。それは、

カツラノエース

この語りのページが何故最後なのかって事!

カツラノエース

結構テラーノベルで小説書いてる人は最初に書くじゃないですか、何で自分は最後なのかって事なんですけど、これは自分のこだわりなんです笑

カツラノエース

小説とかラノベってあとがき的なのあるじゃないですか?あんなの書いてみたかったんですよ笑だから自分は最後に書くスタイルで行きたいと思います!!

カツラノエース

今回は初めてのあとがきなので特に書くことはないんですけど笑、これからも時々あとがき書いて行きますので、是非読んで頂けたらなと思っています!

カツラノエース

少し長くなってしまったので最後に、

カツラノエース

これからも頑張るので、フォロー、いいね、コメント、質問、などなどよろしくお願いします!!

カツラノエース

それではまた次のあとがきでお会いしましょう!しーゆーあげいん。

この作品はいかがでしたか?

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メッサ小説書くの上手くて抜ける👍

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