最初からドキドキしてたのも
意識してたのも
全部全部
私だけだったんだ…
愛菜
(馬鹿みたい…)
愛菜
ポロポロ…泣
蘭
…え?
愛菜
え、あ、ごめ…
愛菜
ッツ…ダッ(逃)
蘭
え!?おい!!!!
愛菜
ハァハァ…
愛菜
…何やってんだろ
私
私
愛菜
一人で泣いて
蘭を困らせて…
蘭を困らせて…
蘭
愛菜…!!!!!!!!
愛菜
え、蘭…?
蘭
ハァハァ…
愛菜
なんで…
蘭
なんで…
逃げたりしたの…
逃げたりしたの…
愛菜
ッツ…
愛菜
な、なんでもないから
蘭
そんな事ないでしょ?
蘭
なにか
理由あるんじゃない?
理由あるんじゃない?
愛菜
蘭は…私の事
どう思ってるの?
どう思ってるの?
蘭
え、…そりゃ
友達って思ってるよ…
友達って思ってるよ…
愛菜
ッツ…
蘭
でも、今日気づいたんだ
愛菜
え、?
蘭
俺はお前の
ボーイフレンドに
なりたいって…
ボーイフレンドに
なりたいって…
愛菜
それって…
蘭
彼氏って事…
愛菜
ドキッ
蘭
だから、さっきは
ごめん…
ごめん…
愛菜
あ、大丈夫
愛菜
……
愛菜
私も蘭が好き
だったんだ…
だったんだ…
蘭
え!?
愛菜
だから、…
私と付き合って
くれませんか?
私と付き合って
くれませんか?
蘭
おう!!!!
愛菜
(嬉しい……)
終わり