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るぅとside
桃谷
ふと、彼に呼び止められる。
__くどいようだが。彼、、さとみくんが瑠斗と呼ぶのは真面目な時だけだ。
僕、また何かやったかな、、と心当たりしかない中ゆっくり思考を回転し始める。
が、その時間を与える事無くさとみくんは言葉を紡いだ。
桃谷
黄神
それは体育祭の振り替え休日が明けた日の事。
少し肌寒いような暑いような、、不安定な季節。
だけどあと少しで9月は終わる。
黄神
桃谷
嫌な顔をした僕から目を逸らし、そう言葉を漏らす彼。
黄神
その様子を見た僕は疑問ばかりだった。
何故急にそんな質問をしたのか、、
、、、、あ。
黄神
桃谷
黄神
納得できない僕にさとみくんはギラリと睨んでくる。
桃谷
黄神
桃谷
顎に指を乗せて、数秒の間熟考。
黄神
桃谷
黄神
もしかしたら、の話だけど。その時から僕は___。
勿論相手には自分の事を見てほしいと思うし、あわよくば付き合いたい、、と思っていた。
でも、、、
ふと廊下に視線を移す。
なーくんとジェルくんが楽しそうに話す姿。
一昨日、2人が付き合ったと本人から聞いた。
、、言われなくても、見てすぐにそれは察せると思うが。
幸せそうな2人の笑顔。
その笑顔が、一瞬だけころちゃんと僕に重なる。
黄神
桃谷
静かで落ち着いたさとみくんの声がそばで聞こえた。
僕は彼に目もくれず、ボソリと呟くのだ。
黄神
_____僕。