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星歌
朝、孤児院の頃の癖でつい早くに起きてしまった。
二度寝するのもあれなので、軽く掃除をしてから朝ご飯を作り、合間に自分の身だしなみを整えた。
それから勉強の予習をしながら朝ご飯を食べても、まだ予定時刻まで1時間もある。
そういえば、昨日はよつばさんがすぐ寝てしまったのでその部屋だけ掃除していなかったなと思い出し、半ば強引に部屋のドアを開けた。
星歌
星歌
よつば
よつば
よつば
星歌
星歌
星歌
よつばさんが呆れ顔で再び布団に潜ったのを確認してから、素早く掃除を終わらせた。
他の部屋より一段と荒れていたが、まあなんとかなった。
でもこれは週イチで掃除しないとダメそうだ。
星歌
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よつば
よつば
よつば
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星歌
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とりあえずそれだけ言って寮部屋を出た。
ああいう人には言うだけ言って逃げるに限る。
そう思い、学校へ向かい始めたは良いものの。
星歌
<…ねえ、あの制服、専高の女子だよね? ”あの”流星よつばさんの寮から来なかった?
<え、マジ?『専高の嫌われ者』流星よつば?
<あそこって一応寮だからシェアハウスOKだし、もしかしたら相方が入ったのかもよ?
<能力者として”だけ”見れば流星さんって、『最強』だしね…。
<いや、あんな奴とシェアハウスする奴いないって。
<え、じゃあ流星さん本人?停学してそのままずっと不登校なんじゃなかったの?
<出席日数ヤバくて来たのかもよ? なんだかんだあの人三年生らしいし。
星歌
星歌
専高の生徒らしい人に会うたびに、このようなことをひそひそと言われる。
よつばさんがなんだというんだろうか。
ああいうタイプは確かに面倒だけど、慣れてしまえば単純なのに。
そして私がよつばさんに勘違いされているのは甚だ疑問だが。
そして、私は専門高等部へ辿り着いた。
只今職員室で編入の事前準備をしている。
先生
先生
先生
先生
星歌
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随分とこっちに丸投げだ。
それは教師の仕事なんじゃないだろうか。 職務放棄で訴えてやりたい。
先生
先生
先生
先生
先生
先生
星歌
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ああいうタイプに構うほうが面倒くさいのに。 なぜ私によつばさんを構わせたがるのか。
先生
先生
教師はそう言って、突然すらすら語り始めた。 もうこの話には慣れているらしい。
先生
先生
先生
先生
先生
先生
先生
先生
先生
先生
先生
先生
この世界には、能力者とほぼ同等の強さの、いわゆる『モンスター』が存在する。 この専高では、生徒たちにモンスターを倒すなどの任務が課せられる。 授業中でもそれに駆り出されるというのだから、退屈だ。
先生
星歌
やけに長く強引で押しつけ気味な教師の話を振り切って、暗記してきた校内図を頼りに、言われた通りの教室へ向かった。
この世は既に弱肉強食だというのに、わざわざ弱肉強食の世界を作るほど人間は怠惰らしい。 勝手に平和を壊していれば良いだろう。私には関係無いから。 そんなことを思いながら、担任の指示を待って廊下に立っていた。
星歌