アイスを片手に、公園まで 歩いて7分。
真琴
キリンさん
私が想像していた公園よりも、 ずっと小さな公園に着いた。
公園には、ブランコとベンチだけが 設置されている。
キリンさん
食べましょうか
真琴
真琴
食べます!
キリンさん
真琴
キリンさん
キリンさんと2人、ブランコに 腰掛ける。
真琴
久しぶりー!
真琴
ブランコをこいで、はしゃいだ。
キリンさん
真琴
ブランコを急停止させる。
アイスの袋を開けた。
真琴
真琴
真琴
お兄ちゃんとよく食べて
たんですよ
キリンさん
真琴
真琴
このアイスが大好きで!
キリンさん
仲がよかったんですね
真琴
遊んでましたよ
みかんアイスに、歯をのせて 噛み砕く。
真琴
真琴
食べますか?
キリンさん
真琴
ですかー?
真琴
恥ずかしいんですか!
ニヤニヤした顔で、キリンさんを じっと見た。
キリンさん
キリンさんは、不服そうに 私の方へ顔を向けた。
真琴
真琴
キリンさん
真琴
キリンさんにアイスを渡す。
キリンさん
キリンさんが、アイスをかじった。
真琴
食べてるって…)
真琴
キリンさん
真琴
凄い美味しいです!
真琴
食べたら
真琴
キリンさん
アイスは本当に美味しくて、2人とも一気に食べ終えた。
真琴
キリンさん
アイスの袋を、公園のゴミ箱 に入れた。
キリンさん
お兄さんを探しつつ
キリンさん
真琴
キリンさんの前を歩いて、 公園を出ようとした。
真琴
キリンさんの足音が聞こえなくて、
後ろを振り返る。
キリンさんは、立ち止まって、 メモ帳にペンを走らせていた。
真琴
キリンさん
真琴さん
キリンさん
キリンさんが顔を上げて、 私の方へ走って来た。
真琴
キリンさん
真琴
お世話になってるし、
真琴
見つかっても
真琴
分かるまで一緒にいるよ
お兄ちゃんが見つかったら、キリン さんの正体がまだ分からなくても
さよならしようと思っていた。
キリンさんの記憶は、ついでにと 考えていた。
でも、今は
キリンさんに恩返しをしたいと 心から思っている。
キリンさん
キリンさん
構わないでいいですよ?
真琴
キリンさん
真琴
してくれたように、
真琴
助けてあげたいんです
キリンさんは、私が死後の世界に 来たときに
私に、声をかけてくれて
この世界のことを色々教えてくれた。
キリンさんが居たから、 寂しくもなかった。
真琴
一緒にいますからね!
キリンさん
キリンさん
キリンさんは、本当に嬉しそうに そう言った。
真琴
真琴
むずがゆいですね
キリンさん
キリンさん
キリンさんに笑いかけた。
「おーーい!!」
真琴
キリンさん
大きな呼びかけに驚き、 辺りを見回す。
茶髪の頭をした男が、
こちらに向かって、手を振りながら 走って来ていた。







