アイスを片手に、公園まで 歩いて7分。
真琴
キリンさん
私が想像していた公園よりも、 ずっと小さな公園に着いた。
公園には、ブランコとベンチだけが 設置されている。
キリンさん
真琴
真琴
キリンさん
真琴
キリンさん
キリンさんと2人、ブランコに 腰掛ける。
真琴
真琴
ブランコをこいで、はしゃいだ。
キリンさん
真琴
ブランコを急停止させる。
アイスの袋を開けた。
真琴
真琴
真琴
キリンさん
真琴
真琴
キリンさん
真琴
みかんアイスに、歯をのせて 噛み砕く。
真琴
真琴
キリンさん
真琴
真琴
ニヤニヤした顔で、キリンさんを じっと見た。
キリンさん
キリンさんは、不服そうに 私の方へ顔を向けた。
真琴
真琴
キリンさん
真琴
キリンさんにアイスを渡す。
キリンさん
キリンさんが、アイスをかじった。
真琴
真琴
キリンさん
真琴
真琴
真琴
キリンさん
アイスは本当に美味しくて、2人とも一気に食べ終えた。
真琴
キリンさん
アイスの袋を、公園のゴミ箱 に入れた。
キリンさん
キリンさん
真琴
キリンさんの前を歩いて、 公園を出ようとした。
真琴
キリンさんの足音が聞こえなくて、
後ろを振り返る。
キリンさんは、立ち止まって、 メモ帳にペンを走らせていた。
真琴
キリンさん
キリンさん
キリンさんが顔を上げて、 私の方へ走って来た。
真琴
キリンさん
真琴
真琴
真琴
お兄ちゃんが見つかったら、キリン さんの正体がまだ分からなくても
さよならしようと思っていた。
キリンさんの記憶は、ついでにと 考えていた。
でも、今は
キリンさんに恩返しをしたいと 心から思っている。
キリンさん
キリンさん
真琴
キリンさん
真琴
真琴
キリンさんは、私が死後の世界に 来たときに
私に、声をかけてくれて
この世界のことを色々教えてくれた。
キリンさんが居たから、 寂しくもなかった。
真琴
キリンさん
キリンさん
キリンさんは、本当に嬉しそうに そう言った。
真琴
真琴
キリンさん
キリンさん
キリンさんに笑いかけた。
「おーーい!!」
真琴
キリンさん
大きな呼びかけに驚き、 辺りを見回す。
茶髪の頭をした男が、
こちらに向かって、手を振りながら 走って来ていた。
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ん?んー? 兄貴か? 茶髪になったのか?