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ruruha
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#恋愛
n217(エヌ・ニイナ)
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そして
2度目の夏休みがやって来る
今年もあの子は
ジリジリと照りつける太陽の下
グラウンドの上を走っていた
けれど 去年とは少し様子が違う
去年はただがむしゃらに
自分の影だけを追いかけるようにして走っていたはずだ
なのに今は
あの子の後ろには 小さな体をした別の人達が
あの子を追いかけるように 続いていた
あの子は時々足を止め
身振り手振りを交えながら 後輩達に何かを熱心に教えていた
あの子
あの子の背中が 去年より少しだけ大きく 頼もしく見える
どこかへ行くわけでもない走りに
いつの間にか新しい意味が 生まれているようだった
白い入道雲が ゆっくり空を流れていく
僕はいつもの高いところから
その誇らしげな姿を じっと見ていた
コメント
3件
良い…素敵な先輩です…👏👏 ずっと見ている主人公だからこそ気づける発見ですよね
おお、2年目の夏か…確かに去年とは空気が違うわね。最初は一人でがむしゃらに走ってたあの子が、今は後輩たちに教えながら走ってるって描写がじわっと来たわ。自分の成長って、背中を見られる立場になることで実感するもんだよね。「走ることに新しい意味が生まれた」ってフレーズ、すごく好き。見てる側の「僕」の距離感も温かくて、続き気になるわ。