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ころんside
昨日、さとみくんとるぅとくんと別れるとき、
桃谷
って大声で叫んでるぅとくんは顔を真っ赤にしながらさとみくんの足を思いっきりけっていた。
あれどういう意味なんだろうな?って莉犬君に話してみたら
赤崎
って微笑むだけだった。
昨日の今日で僕はそのことを忘れ、1人屋上に座っていた。
皆で昼休み屋上で会おう、という約束をしたからである。
皆と話すのは花火大会以来で、僕に関してはなーくんとあまり話してなかった。
なので丁度いい、と莉犬くんを置いて早めに来たわけだが。
紫央
青猿
次に来たのはなーくん。流石真面目といったところか、早めに来ると思ってた。
紫央
青猿
隣に座り口を開く彼に僕は聞き返す。
手に持っていたココアを口に含むと、甘い味が広がる
紫央
青猿
1度のどに詰まりかけた言葉だがもう慣れた。
この前ジェル君が言ってた”全員が僕の気持ちに気づいてる”のが本当になってるよ、、
はぁ、とため息をつき、なーくんの次の言葉を待った。
紫央
青猿
切なそうに目を伏せる彼を見つめる。
彼は少しだけ苦笑し、僕と目を合わせた。
紫央
そして語られる、彼の心の底の声。
何度か「自分は最低」「非道」とか、ネガティブな単語を連呼していたが、正直僕はそう思ったことが無い。
青猿
紫央
全てを話し終え、僕が発したのはただそれだけ。
その中に軽蔑なんて気持ちはなかった。
青猿
青猿
紫央
髪が風に揺れ、なーくんの目が少し隠れてしまうが構わず続けた。
青猿
きっと莉犬くんと同じでたくさん自分を貶してきたんだろう。
でも彼もなーくんも酷い奴じゃない。
青猿