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降谷零に恋した組織の女

第72話 - 72話

282

2025年06月28日

#名探偵コナン夢小説

#降谷零

凛🐶

ライラ

撃つ

FBI

ﾊﾞﾀﾝ

FBI

ﾋｯ

ライラ

さぁその男のようになりたくなかったら...

FBI

飛び降りる

ライラ

.......

ライラ

はぁ

ライラ

馬鹿なヤツ

ウォッカ

ﾁｯ

ウォッカ

仲間のようには、なりたくなかったんだろうが

ウォッカ

まさか、飛び降りちまうとは

ジン

ﾌｯFBIのハエ共が、空でも飛べると思ったか

ライラ

下を見る

ライラ

コナン

ーーーーー

ライラ

(...コナンくん、...)

キャンティ

『何？またFBIの暗号メールを傍受した？』

コルン

『FBI、さっき殺した』

キャンティ

『ガセじゃないんだろうね？ベルモット』

ベルモット

『えぇどうやら彼ら、お仲間が殺されたことに気づいてないみたい』

ベルモット

『場所は、ーーーーに1時間後』

ベルモット

『貴方のバイパーなら30分もかからないでしょ？笑』

キャンティ

『10分でお釣りがくるっつうの笑』

ベルモット

『私はキールと向かうからジンとウォッカ、ライラはいつものように』

ウォッカ

『了解』

ライラ

『了解』

ジン

『大事の前だ』

ジン

『邪魔なハエどもは1匹でも多く...』

RUM

『待て』

キャンティ

『こ、この声...!!』

ウォッカ

『機械で声色を変えてやすがら』

キール

『間違いない』

ベルモット

『我々組織のNo.2』

ジン

『RUM』

ライラ

(RUM...)

ライラ

(ﾁｯ)

ライラ

ライフルを構えてる

車が飛び出してくる

ライラ

撃つ

ライラ

(...今回は、頭を撃たなくても疑われないはず)

ライラ

『標的は南東に逃走』

ライラ

『どちらも始末出来なかったけど、1人は足を負傷したよ』

ライラ

『あとよろしくねキャンティ』

キャンティ

『あいよ』

ジン

何外してやがる

ライラ

うるさいわね

ライラ

ライフルは久々で訛ってたのよ

ライラ

銃なら殺してた

ジン

『ウォッカ来い』

キャンティ

『ジンまかれた』

キャンティ

『多分そっちに向かったよ』

ジン

問題はない

ジン

たった今すれ違った

ウォッカ

ﾁｯ野郎

ウォッカ

スピードをあげやがった

ライラ

ウォッカ、この先T地路がある

ライラ

左に曲がって

ウォッカ

はぁ？

ジン

左だウォッカ

ウォッカ

は、はいっ

ウォッカ

い、いやせんぜ？

ジン

スピードを上げろ

ウォッカ

やつだ

ウォッカ

いやしたぜ

ウォッカ

でもなんで...

ライラ

人は追い立てられると左に行く習性があるの

ライラ

でしょ？

ジン

あぁ急かされたハエも、同じだったというわけだ

ウォッカ

野郎、海ほたるに入りやすぜ

ジン

『キール、ベルモット、海ほたるだ』

ジン

『島から入って、奴の経路を潰せ』

キャンティ

ﾍｯFBIの野郎もざまぁないね笑

コルン

俺、今のやつどこかで見た気がする

キール

本当なの？コルン

コルン

あぁ

コルン

もう一度顔を見たら思い出す

キール

...そう

ライラ

........

ジン

そいつは面白い

ジン

なら是が非でも、今のFBIの骸を探し出し、その死に顔を、拝ませてもらおうか笑

ライラ

はぁやっと終わった

ライラ

早く帰ってお風呂入りたいわ

ベルモット

顔に血が着いてるわよ

ライラ

どこ？拭いて

ベルモット

そういうところが子供っぽいのよ

ベルモット

拭きとる

ライラ

今鏡ないんだからしょうがないでしょ

ジン

『そうかわかった』

ジン

『サツが来る前にズラかれ』

ウォッカ

どうだったんですかい？

ウォッカ

海ほたるから落ちたら奴らの車

ジン

別動体に潜らせて、調べさせたがやはりドライバーは消えていたようだ

キャンティ

『ちょっと手際が良すぎないかい？簡単に挟み撃ちにされて、海ほたるから車ごと落ちたヤツなのにさ』

コルン

『俺も引っかかる』

キール

『それほどのキレものだったってことじゃないの？』

キール

『一度はキャンティの車をまいた奴だし』

ライラ

えぇ、もしくはFBIが総掛かりで知恵を貸し、その男を助け出そうとしているか

キャンティ

『はぁ？なんでさ』

ライラ

さぁ

ライラ

コルンがその男のことを見覚えあるって事と、何か関係があるんじゃない？

ウォッカ

じゃあその男の正体を知られたら奴らに不味いことがあるんじゃ

ジン

そいつはまずい

ジン

そのFBIの面を拝まねぇと、腹の虫が収まらなくなっちまったぜ笑

ライラ

(言わなきゃ良かった)

ライラ

拝むとしても、後日にしてよね

ライラ

私は眠くて仕方ないんだから

ライラ

ーーで降ろして

ウォッカ

はいよ

ジン

...!!

ジン

窓の外を見る

ウォッカ

ど、どうかしやしたか？

ジン

火だ...

ライラ

え？

ジン

たった今、海猿島に灯っていた火が消えた

RUM

『やはりそうでしたか』

ジン

(RUM)

RUM

『この時期この時間帯、東京湾の海流は海猿島に流れています』

RUM

『その海流に乗って、水死体が海猿島に流れ着いたこともあったとか』

RUM

『島に上陸して、逃げたFBIを追いなさい』

ライラ

私は帰っていいですか？昨日の件もあって疲れたので

RUM

『えぇいいですよ』

RUM

『昨日は突然の任務だったですしね』

RUM

『また用ができたら連絡します』

ライラ

了解しました

ライラ

聞いたでしょ

ライラ

止めて

ウォッカ

車を止める

ウォッカ

やっぱりRUMはライラに甘い気がする

ライラ

やっぱり私が美人だからでしょうねﾆｺ

ジン

巫山戯たこと言ってねぇでさっさと降りろ

ライラ

ﾌﾝ短気な男は嫌いよ

ジン

俺もお前のようなアバズレは嫌いだ

ライラ

死ねクソ男🖕

ウォッカ

なっ

ジン

ガキかよ

ライラ

降りる

ライラ

..........､

工藤家書斎

ライラ

失礼します

！！

ジョディ

貴方...どの面下げてここにてっ

赤井

ジョディ

ライラ

すみませんでした

ライラ

頭を下げる

FBI

コナン

エリカさん...

ライラ

謝って済むことじゃないと分かっているけど、誠意は見せないといけないと思って

ライラ

FBI捜査官を4人殺した

ライラ

捕虜だった他の調査員9名も拷問の末私の手で殺した

ライラ

本当に...申し訳ないと思っています...

赤井

顔を上げろエリカ

赤井

お前に非はない

赤井

止められなかった俺たちにも責任はある

赤井

むしろお前に手を下させた俺も謝らなければならない

キャメル

そ、そうですよ

ジョディ

...まぁ

ライラ

...死んだ人間は、そうは思ってない、

ライラ

私が死ねば、私の手で殺されることはなかった...

優作

エリカちゃんが死んでもきっと他の組織の仲間が同じように手を下していただろう

有希子

そうよ、エリカちゃんが死んだらなんて言わないで...

ライラ

.....はい、死にたかったけど、絶対死なないって、約束しているので...

優作

君から助言をされていたのに、RUMを甘く見ていた私の落ち度だよ

ライラ

そんなことはありません!!絶対に...

ジョディ

1つ聞いていい？

ライラ

...何

ジョディ

他の調査員の拷問って何

ライラ

...RUMの授業よ

コナン

授業？

ライラ

言ったでしょ、沢山のことをRUMから教わったって

ライラ

一昨日、RUMから呼び出されて、拷問学を教え忘れてたっていって

ライラ

何処かの調査員らしき人たちを拷問するよう命令された

ライラ

指示を受けながら、授業のように

ライラ

痛みを長引かせる前に、即死させるくらいしか、私には出来なかったけど

ライラ

まぁ、多分、RUMが私に疑念を抱いてのことだと思う

コナン

え...

ライラ

安心して

ライラ

完璧に演じたから...

赤井

エリカ

赤井

もういい

赤井

お前は帰った方がいい

ライラ

...、

赤井

お前のことだから、暴言や暴力をふるわれることを期待して来たんだろうがそんな奴はここには1人もいない

FBI

...!!

ライラ

...どうして、親しい人を殺されれば憎いでしょ

ライラ

私も、一番自分が憎いのに...

赤井

殺したのはお前じゃない

赤井

組織の奴らだ

ライラ

...!!

赤井

お前は俺らと違って割り切りを知らない

赤井

今の状態のままでいるのはオススメしないな

赤井

家まで送るよ

優作

あぁその方がいいだろう

有希子

...エリカちゃんをお願いね、

赤井

はい

ライラ

.....、

コナン

不器用な人だからな...思い詰めすぎなきゃいいんだけど...

有希子

優しいところがエリカちゃんのいい所なんだけどねぇ...

ライラ

........

零

エリカ!!

零

聞いたよ任務の話

零

僕も参加すると言ったんだが、人員は足りてると言われてしまってその後組織の動きを見ていたんだが...

ライラ

.......

零

...エリカ？

ライラ

ｳｯ

ライラ

吐く

零

背中を摩る

ライラ

ﾊｧ...ﾊｧ...ﾊｧ...

ライラ

泣

零

ﾖｼﾖｼ

零

落ち着いて

ライラ

わた...私...な、何人も人を...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ライラ

何人も...この手でころ...泣

ライラ

ｯ

零

...っ

零

大丈夫...大丈夫だから...

零

深呼吸して

ライラ

ｽｩ...ﾊｧ...

零

そう上手

零

おいで着替えて口の中洗おう

ライラ

...うん

ライラ

ﾋﾞｸﾋﾞｸ

零

(死体を見ていなくてもこれか...)

零

抱きしめる

ライラ

...!!

零

エリカ、怯えないで

零

ここには僕だけだから、君に嫌なことを強要する人は居ない

零

我慢しないで...演技もしなくていいから

ライラ

...っ泣

ライラ

あﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞ泣泣

ライラ

誰も...殺したくなかった...っ泣

零

うん...

ライラ

私は人を助けたいのに...っ泣

ライラ

なんで...RUMの言いなりになって大勢人を殺して泣

ライラ

罪悪感で押しつぶされそうだよ...っ泣泣

ライラ

まだ恨み言吐かれて殴られた方がマシなのに誰もしてくれないし泣

零

任務の内容を知っていたのに、何も出来なかった僕も悪いよ...

零

一人で背負い込まないで

零

エリカの罪は僕も背負うから

ライラ

...うんっ泣

次回♡72

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続きたのしみにしてます！零くんエリカちゃんのそば絶対に離れないであげてね！！

涙が止まんないです

続き待ってます！

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