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浜松イル
浜松ミク
浜松イル
浜松ミク
浜松ミク
浜松イル
浜松ミク
浜松ミク
浜松ミク
浜松ミク
浜松ミク
浜松イル
浜松ミク
浜松ミク
浜松ミク
浜松イル
浜松ミク
浜松ミク
浜松イル
浜松ミク
浜松イル
浜松ミク
父親は毎日仕事で帰りが遅く
母親もパートで忙しく
夕方は家を留守にすることが多い
学校でのいじめのことも相談できず
そのストレスのはけ口として
自らを傷つける道を選んでしまった
傷つけては後悔して
でも傷つけることをやめられなくて
不のループに陥ってしまった自分を好きになることができなかった
部屋に戻って着替えてから
当たり前のように傷をつける
溢れた涙がこぼれ落ちて
傷口を濡らした
浜松イル
浜松イル
浜松イル
浜松イル
追い討ちをかけるように
イルの携帯が震えた
圭子からのメール
三島圭子
浜松イル
浜松イル
浜松イル
圭子の正義感の強さはイルもよく知っていた
そんな圭子がいじめのことを知ったら
イルがどんなに止めようとも担任に報告してしまう
圭子は教師陣からの信頼も熱く頼られているため
圭子の意見はすぐに受け入れられるだろう
しかし
その先に待っているのは手痛い仕返し
イルはそれがわかっているため
本当のことを話すことができずにいる
浜松イル
浜松イル
浜松イル
浜松イル
再び携帯が震える
三島圭子
イルはどちらのメールにも返事をしなかった
携帯を閉じてベッドに横になった
浜松イル
浜松イル
部屋中を探してやっと見つけた
キズを隠すためのリストバンド
浜松イル
消毒して絆創膏を貼った上から
リストバンドを着けて隠した
誰も知らないイルの秘密
隠し通すことはできるのだろうか