Attention
こちらは腐向け、nmmn作品になっております。
そしてこちらはskur mfskmf 忘愛症候群パロ 死ネタです。
⚠そらまふ多めに出てきますが付き合ってません⚠ ⚠暴力表現あり⚠
それでもいいよ!という方はどうぞ✨
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最近、このような事が続いている。
このような事、といっても
相手は女ではなくまふだけだ。
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…今日も、一人か。
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ダブルベッドの横の小さな机を見ると、
小さな紙に手紙が書かれていた。
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少し雑に見えるような汚い字だが、
これでも本人は一応心を込めて書いてくれてる。
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些細なことが、嬉しい。
最近、こういうことがなかったから。
付き合いたての頃のような感覚だ。
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小さな紙を手にとって、
微笑みながら机にしまった。
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スマホから流れる着信音は相変わらずさかたの歌。
本人にバレた時は死ぬほど恥ずかしかったが、
逆にバレた事により本人の目の前で堂々と電話に出られるようになったので良い。
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医師
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どうも恥ずかしがり屋な俺ははっきりと言えない。
…俺が志麻くんなら、はっきり答えてるんだろうな。
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医師
医師
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ピッ__
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医師
医師
医師
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医師
医師
医師
医師
医師
なんか、それ、聞いたことある気が……
医師
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人に移ったりはしないのだが、
なぜか最近若者の中で多発している病気だ。
坂田が?俺を?俺を忘れたの?
医師
医師
医師
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カララララ……と、ゆっくり閉じるドア。
しんと静まり返った部屋に響いたのは、
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というなんとも情けない声だった。
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働きすぎてるって…。
確かにそうだけど。
あいつはたまにある休みをほぼまふと過ごしている
まふからその話をされると少し胸が痛い。
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俺達は目を見合わせて、そっと立ち上がり病室へ向かった。
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少し震えた手でドアを開けると、
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ぱぁああっと顔を輝かせた坂田がいた。
なんだ、やっぱりそんなのに坂田がかかるわけないんだ。
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医師
医師
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『最愛の人』
を忘れてしまう病気。
その『最愛の人』が、
必ずしも恋人だとは限らないんだ。
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俺は幸せだ。
坂田が忘愛症候群にかかる前からずっと。
さかたは普段まふまふと遊ぶが、 まふが仕事の時はやたら俺にひっついてくる。
それはきっと
まふの代わりにされてたんだ。
いくら俺が幸せでもあくまで代わり
俺が恋人なのに。 さかたの一番だったはず、なのに。
いつから、、さかたは……。
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まふが一歩近寄ると、
坂田は少し肩をびくつかせた。
忘愛症候群では、 忘れてしまった人を拒絶するのだ。
医師
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まふがまた元の位置に戻ると、
さかたはほっとした表情でこちらを見た。
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もう、遅い。 完璧に自分の意志を信じ込み、まふを嫌い始めている。
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含み笑いではなった俺の言葉に、
まふは少し怯えたような表情を見せる。
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医師
医師
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カララララ……とドアが閉まると、 再び沈黙が訪れる。
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普段から冷静な彼は、 こんな時でも冷静かつ的確な発言をしてくれる。
もしこの場にまふと俺しか居なかったら大変だった。
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さかたのベッドの横にある机に置いておいた
自分の鞄を手に取り、立ち去った。
部屋から出た直後、ドアに耳を澄まし話を聞いていた。
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その通りだ。その通りすぎる。
坂田のことも忘れたい、 まふのことも嫌いになって全部忘れたい
それでも俺は__
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急いで階段を下り、タクシーに乗り込んだ。
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さかたがいない、家。
もう慣れてしまったはずなのに、 なぜだか今日はすごく寂しく感じる。
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ぼふんとベッドにダイブすると、
手紙をしまった机が見えた。 寝転んだまま机から手紙を出して、
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ビリビリに引き裂いた。
「心を込めて書いてくれてる」
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本当に、そうだったのかな。
金輪際あいつの発言全てが嘘だと感じ取ってしまう。
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2.3年前、まふの家でよく寝泊まりしていた。
もっと前から彼奴とは仲良くしていて、 今もなお、一緒に遊びに行ったりする仲だ。
さかたとももちろんそうで、 俺はまふよりもっと前から一緒の さかたとの約束を仕事の次に優先していた。
さかたも、おなじだった。
お互いが最高の理解者であり、一番の親友。
いつしか親友という仲は恋人に変わり、
恋人に変わってしばらくしたら
さかたのきもちはどこかへ行ってしまっていた。
どうして俺はそれに気付けなかったのだろう。
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そして、俺は思った。
忘愛症候群が治る為必要なことは 忘れられた「最愛の人」の「死」である。
まふまふはそのことを知っている為、
彼奴の性格なら さかたんにも俺にも申し訳ない、と死にかねないのだ。
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すぐにLINEをひらき、「まふ」というトークを開く
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俺からLINEがきたのが意外だったのか、 瞬時に既読がつき スマホ依存の彼はタイピングが早い為返信も即来た。
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俺も彼奴も絵文字を一切使わない会話。
こんな事が俺らの会話であるとは思わなかったわ。
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カララララ……
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昨日のように、ぱぁああっと瞳をかがやかせて 嬉しそうに微笑んで名前を呼ばれた。
…嬉しいけれど、なんだか複雑だ。
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その後は、まふが関わっていない俺達だけの思い出話をした。
…その話からまふを抜いただけだけど。
俺もそらるさんも、お互いの話す事を予想して まふの話に繋がりそうな事はうまく避けた。
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じゃあなー、と笑顔で手を振り立ち上がると
少しさみしそうな笑顔を浮かべて、じゃあね!と手を振った。
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肉を焼きながら、ぽつぽつと話した。
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涙を堪えたので少し震えた声になってしまった。
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あれから、3ヶ月が経過した。
さかたがまふを思い出しそうな傾向はない。
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眠そうなそらるさんがドアノブに手をかけた時、
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びくり、俺とそらるさんは肩を揺らした。
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少しだけドアを開けて、俺が隙間から見た。
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さかたが、ベッドから立ち上がってまふを殴っていた。
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さかたの罵倒と暴力は止まない
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そらるさんに引き離されたのにもかかわらず、
さかたに立ち向かった俺からさかたを守る動作をした。
思わず坂田もびっくりたしたようで、
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と驚いた表情を浮かべた
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怖い。
本当は怖いんだ。
殴られる。 けど、思い出してほしかった。
大切な友達を、
これ以上、失いたくないんだ。
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さかたんも怖いだろうな、やめたいだろうな
僕が絶対に思い出させてあげるから、
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ゴツッ
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さかたんが、体調の悪い時にやる癖。
自分の頭に手を乗せて、下を向く。
隊長が悪いときはいつもこの動作をするのだ
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思い切りお腹の辺りを蹴られる。
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痛い、痛い、痛い。
でも、我慢すればきっといつか、
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さかたんに、無理させちゃいけない……!
そらるさんの腕を振り払ってさかたんの前に立つ。
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うらたさんとそらるさんの声が、
だんだん、遠ざかって__
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医師
さかたの部屋だったからか、 ナースさんでなく医師が来た。
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医師
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医師
坂田を見ると、
申し訳なさそうな、しょぼんとした表情をしていた。
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何か言われるとびっくりしたのか、 怯えた表情だ。
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ぱぁああっと、また犬のような可愛らしい笑顔を見せた。
この笑顔が、俺は大好きだ。
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先程の事など全て忘れたような 楽しそうな顔だ。
嬉しいが、かなりの時間4人でLIVEをする事ができなくなる。
いや、もしかしたら一生 そらまふうらさかとして活動ができないかもしれない。
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4人が別々でも、
3人しかいなかったとしても
3人が幸せなら、俺はそれでいい。
……。
坂田が退院してから、3年の月日が経った。
俺は33歳、 そらるさんは35歳、 まふと坂田は31歳だ。
もちろんセンラも、天月も。 たくさんの歌い手が30代突破してしまった。
…さかたは、俺の事を好きにならなかった。
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mfmf
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まふ、俺、そらるさんの中では「坂田」が 坂田、俺、そらるさんの中では「まふ」が
知らないうちに絶対禁句ワードになっていた。
坂田はあの頃の事を完璧に忘れたようだ。 まふ関連の事だからなのか……。
このまま、死んでいくのかな
ピーンポーン…
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がちゃりとドアを開けると、
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とテンポよく3連続。
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最近、うらたくんやまふは意識が高い…というか
女子力が上がりつつある。
…簡単に言えば、自分磨きを頑張ってる。
尊敬しなきゃな、俺も。
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あ、今そこのJK振り返った。やばいばれる!!
腹減った ねむい つかれた
色々な会話をしながら、3人でゆっくりと街を歩いていた。
すると
キィイイイッ、ガンッ!!!!!!!
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バァンッ!!!!!!!!!!!!!
なに、が…
何が、起きた?
今、目の前で何が起きた?
周りの人の悲鳴、俺に飛び散った血液
そして……倒れる2人。
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先程追突したであろう車と車の爆発事故に巻き込まれたんだ。
つい真横で、事故が起きて。 その車同士の接触により、爆発。 巻き込まれたのはまふとうらたくんだけ。
なんで、俺だけ無事なんだ……
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滅多に泣く事のないセンラくんは泣き、
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普段のような元気さを失った志麻さんは俯き、
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俺は、何もできてない。
うらたくんとまふは 二人とも別の集中治療室で分けられて手術している。
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【手術中】 という赤いランプは消えないまま、
部屋に響き渡るのはセンラくんの啜り泣く声だけ。
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と、そこに現れたのはluz。 センラくんが呼んだようだ。
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誰からも返答がかえってこないことで 珍しく察したらしい。
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luz
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俺が、冷静でいなきゃいけないのに。 今にも溢れだしてしまいそうな涙を必死で堪える
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luz
snr
luz
luz
luz
luz
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やはりこういう時だけ頭が切れる男。
その通りだ。
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坂田に1人で来させたら危ない為、
志麻さんに坂田を連れてきてもらう事にした。
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なんて、毛布を持ちソファに寝転がろうとすると
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チャイムも鳴らさず、 志麻くんがドアをガンガンと叩いてきた。
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がちゃりとドアを開けると、
急いできたのか息切れした志麻くんが。
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目の前に差し出されたのは
明るいホワイトのさらりとした髪の毛 透き通った赤いルビーによく似た 儚い瞳。
どこか懐かしい気がする。
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少し泣きそうな表情の志麻くんは、 血相を変えてタクシーを呼び止め俺を連れて行った。
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僕がこの人を段々思い出していくのが分かっているように 問いかけてくる。
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僕が少しずつ話すたび、
志麻くんの大きな瞳に涙が溜まっていく。
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srr
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地獄のようだ。
何もかもが嫌になる。
……すると
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【手術中】
というランプは、光を消した。
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医師
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医師
医師
医師
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どうしよう、どうしよう、どうしよう……
俺のせいでうらさんもこの方も命が危ない、
なんでなんでなんで…!!
名前だけは思い出すな、絶対に思い出すな俺……!
医師
医師
医師
医師
病室に運ばれた2人と、 それについてきた俺達。
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センラが「唯一の理解者」と言った志麻くんは やはりセンラの事を一番分かっている。
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うらさん、この方、天月の3人を除いた ひきまるメンバーが揃っているのだから、と
せっかくだしひきまるの話題で盛り上がっていた。
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snr
ピッ、ピッ、ピッ、とリズムよく鳴っていたはずなのに
突然うらさんの心臓の音がおかしくなりはじめた。
それに続き、その人の心臓の音も…。
そらるさんがナースコールを連打、 センラはその人の手を、俺はうらさんの手を握っている。
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俺がそう発したとほぼ同時に、
ふたりの心臓音を伝えていた機械音は
「ピーーーーーーーーーー」と、 ふたりの心臓が止まったことを表した。
医師
医師
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医師
先生や看護師の方が慌てはじめた。
元看護師であり、まふを忘れていた俺は 責任があると作業を手伝っていた。
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大粒の涙を流しながら。
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After the Rainは
浦島坂田船は
ひきフェスは
ひきまるは
ひき旅は
…歌い手活動は
うらたくんとまふまふが居ない世界で、 やっていかなければいけないのか。
なんで?なんで?
神様は俺達に微笑んでくれなかった。 どうして?なんで?
医師
医師
俺はその言葉を聞きたくなくて、 必死に耳を塞いだ。
看護師さんや先生達、
luz、志麻さん、センラさんが手を合わせる中
俺と坂田だけは、手を合わせる余裕すらなかった。
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luzの大きな声が部屋に響いた。
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みんなその言葉にやられて、みんなで泣き喚いた。
…なんて、懐かしいなぁ。
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2人のお墓は隣同士にされている
今日は俺、まーしぃ、センラ、luz、そらるさん、天月で
お墓参りに来ている。
みんな一人ずつ線香をあげて、少し話して。
なぜか、最後は俺だった
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6人で肩を並べて、その場を去った。
…また逢う日まで。
プルルルルルルル…
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スマホをポケットか取ら取り出すと
【うらさん】 と表示されていた。
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どうやらそらるさんの携帯には 【まふ】と表示されていたようだ。
気付いたら電話は切れていた。 お話しようと、してくれたのかもしれない。
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幸せをくれてありがとう。
そして、ごめんね。
2人のぶんまで、俺は人を幸せにするよ
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
コメント
30件
泣きすぎて死((?? まじで感動…(泣
いや無理泣く((
何日かかけて読んだけど大号泣(´・ω・ `) 文豪始めたほうがよいのでは??