一覧ページ

我々怪異研究部!!

第27話 - 初詣の神隠し!!

316

2025年04月16日

#司類

#冬彰

#ホラー

#ほのぼの

#感動

あかまる🍓🐾໊

1月1日

寺院

司

あ、おーい！類〜！

類

司くん！明けましておめでとう。

司

明けましておめでとう！

司

今年もよろしく頼むぞ！

類

ふふ、うん。よろしく。

司

彰人と冬弥はまだか？

類

そうみたいだねぇ

類

司くんは、毎年初詣来てるんだっけ？

司

あぁ、家族とな。

類

そっか〜

司

類は？

類

普段は来ないよ。1度だけ友人と来たくらいかな。

司

もしや、夏祭りの友人か？

類

ふふ、正解。

司

夏祭りに初詣もか…相当仲良かったんだな。

類

うん、1番の友人だからね。

彰人

あ、センパ〜イ。明けましておめでとうございます。

司

おお！彰人に冬弥か！

冬弥

明けましておめでとうございます。

司

明けましておめでとう！

類

ふふ、明けましておめでとう。

彰人

今年もよろしくお願いします

冬弥

お願いします。

司

ああ！よろしく頼むぞ！

類

よろしくね。

彰人

センパイ達、初日の出見ました？

司

ああ、見たぞ。家のベランダからだが。

類

あっ、僕寝てたから見てないや。彰人くんは見たの？

彰人

冬弥と近所の公園に見に行きました。

冬弥

嬉しいことに、彰人が誘ってくれて。

司

おお！相変わらず仲がいいな！

類

ふふ、そうだねぇ

司

よし、全員揃ったことだし、まずはお賽銭だな。

カランッ

司

……

類

……

彰人

……

冬弥

……

司

…よし！全員終わったか？

類

うん、お祈りしたよ。

彰人

あ、おみくじやりましょうよ

司

おお、いいな！

メイコ

あらっ、司くん達じゃない！

司

え、メイコさん？！

メイコ

ふふ、明けましておめでとう♪

司

明けましておめでとうございます！

こはね

あっ、怪異部の皆さん…！！明けましておめでとうございます！

杏

明けましておめでとうございます！

類

おや、新聞部の皆さんお揃いで。明けましておめでとうございます。

こはね

あのっ、新年最初の写真、いいですか？

彰人

げ、

司

おお！存分に撮るがいい！

冬弥

あぁ、ぜひお願いしたい。

彰人

マジかよ…

類

ふふ、いいじゃないか。記念に1枚。

こはね

じゃあ撮りますね！ちょっと皆さん寄ってもらっていいですか？

司

ああ！

こはね

3、2、1…

こはね

はいっ、ありがとうございます！

類

ふふ、こちらこそありがとう。

杏

わ〜！さっすがこはね！綺麗に撮れてる〜！

こはね

えへへ、ありがとう！

冬弥

小豆沢さん、その写真ぜひ…

こはね

ふふ、もちろん！また現像して皆さんに配りますね！

メイコ

みんなはもうお賽銭したの？

司

はい！これからおみくじを引くところです。

杏

あっ、私もおみくじ引きた〜い！

メイコ

ふふ、いいわね。お賽銭のあと引きに行きましょうか。

メイコ

みんな今年もよろしくね♪

司

はい！よろしくお願いします！

杏

じゃあね〜！良いお年をー！

こはね

あ、杏ちゃん。それはクリスマスから大晦日くらいまでに言う言葉だよ〜

杏

あれ、そうだっけ？

杏

まぁいいや！またね〜！

類

ふふ、賑やかな子だね。

彰人

うるさいの間違いでしょ

司

2人ともー！おみくじ行くぞ！

司

…何っ？！凶だと！？

類

おや、僕と同じだね。

司

願い事は叶わず、待ち人は来るがすぐに去る…かなり良くないな！？

司

む、でも失せ物は見つかるのか。

類

ふふ、でも凶って、かえって運が良いのかもね。

類

彰人くん達はどうだった？

彰人

俺は吉でした。なんか、願い事は叶うらしいです。

冬弥

俺は小吉でした。同じく、願い事は叶うと。

類

おお〜、いいねぇ

司

むむ…類！結びに行くぞ！

類

ふふ、は〜い。

司

よし。これで末吉くらいにはなるだろう。

類

そうだといいねぇ

司

次はお守りだな！買いに行くぞ！

司

無事に初詣も終えたことだし、何か食べて解散にするか。

類

ふふ、そうだね。

彰人

向こうの通り沿いは結構飲食店多いですし、なんか良さげな店入りますか。

司

だな！

司

……む？

類

どうかしたのかい？

司

いや…あんな所に、井戸なんかあったんだと思ってな。

冬弥

井戸…

彰人

あぁ、本当だ。目立ちそうな位置なのに、全然気付きませんでしたね。

類

それに古そうだねぇ…ボロボロじゃないか。

冬弥

あの、あんまり見ない方がいいと思います…

司

？

冬弥

小さい頃から、この神社に来る時は、いつも母に言われていたんです。

冬弥

『井戸と見つめ合ってはいけない。魅入られてしまうから。』と、

冬弥

ここに来て井戸なんて見たこともありませんでしたし、正直意味が分からなかったのですが…

司

井戸と見つめ合ってはいけない、か…

類

たしかに見ない方が良さそうだね。

彰人

冬弥の母さんって、結構信心深いタイプ？

冬弥

そうなのだろうか…今まで特に気にしたこと無かったな。

司

ともかく、あれは見ない方が良さそうだな。そろそろ行くか。

彰人

そうですね。

ﾋﾟﾁｮﾝｯ

司

？

司

今…雫が落ちるような音がしなかったか？

類

雫が？

彰人

あぁ、聞こえましたね。

冬弥

俺には何も聞こえなかったが…

類

僕も聞こえなかったなぁ

ﾋﾟﾁｮﾝｯ

彰人

あっ、今鳴った

冬弥

…？？

司

ふむ…彰人とオレには聞こえてるのか。

類

冬弥くんは耳いいのにねぇ

彰人

…まぁ、気にすることもない些細な音ですし。

彰人

そろそろ行きましょうよ。

司

そうだな。

本殿を後にし、鳥居をくぐった。

？？

司

…………ん？？

司

ん？！ここはどこだ？！？！？

彰人

うるさっ

司

彰人っ？！

司

る、類と冬弥はどこだ？！

彰人

さぁ…

司

くっ……そもそも、まずここはどこなんだ…！！

彰人

鳥居と小さい本殿みたいなのがありますね。多分神社じゃないですか？

司

さっきまで神社にいたのに…？？

彰人

冬弥と類さんがいないっつーことは…

彰人

あれですかね？あの、さっきの雫の音。

司

！

司

た、たしかに…類と冬弥には聞こえてなかったな、

司

しかし、何故……

『井戸と見つめ合ってはいけない。魅入られてしまうから。』

司

……もしや、井戸か？！？！

彰人

あー、冬弥が言ってたやつ…

彰人

じゃ、オレらは魅入られたって事ですか？

司

そ、それは分からんが…

司

むむ……彰人、スマホ使えるか？

彰人

当然のように、電源すら入りませんよ。

司

お前もか…

彰人

とりあえず…周り散策してみます？

司

うむ…まぁ、それしかないな。

司

…む、あれは？

彰人

？

彰人

……井戸、、ですかね？

司

だよな…

司

……待て、あれ開いてないか？？

彰人

え？あ、本当だ。蓋がズレてる。

司

あの時見た井戸は、完全に閉じていたはずだが…

彰人

まぁ、それとは別物かもしれませんし。

司

…なんか不気味だな。あれ閉めないか？

彰人

分かりました。

司

よし、いくぞ。せー…のっ！

彰人

……っ

司

……くっ、

司

ビクともしないなんて事あるか？！？！

彰人

いくら石の蓋とは言え、流石に重すぎますね…

司

むむ…

司

……仕方ない。他に何かないか探してみよう。

彰人

そうですね。

司

(む？本殿の扉…少し開いてる？)

司

(来た時は閉じていた気がするが…)

何か手がかりは無いかと、本殿を覗こうとした。

彰人

せ、センパイっ！！ストップ！！

司

どわっ？！？！？！

司

き、急にどうした？！

彰人

いや、分かんないですけど…なんとなく…

彰人

…ちょっと、あっちの方行きません？

彰人

…この辺はマシですね。

司

そ、そうか…

司

あの本殿…危険なのか？

彰人

さぁ…けど、なんか…気持ち悪くて、

彰人

……ここ、空気悪いですね。

司

…ちょっと休憩するか。

彰人

えっ、そんな悠長な…

司

休憩も大事だろう。休憩がてら、少し作戦会議としよう。

彰人

なんか、前もこんな感じのことありましたよね。

司

あぁ、放課後学校に閉じ込められたやつな。

司

そういえば、その時も彰人と2人だったか。

彰人

ですね。

彰人

けどセンパイ、だいぶビビらなくなりましたよね。あの時はもっとパニクってたのに。

司

そりゃ普通はパニックになるだろう

司

今は、まぁ…パニックになっても仕方ないって、分かってるからな。

司

パニックになるのは、ここから帰れた時にする。

彰人

いや、そこは安心しましょうよ

彰人

…けど、帰れそうですか？今のところ、何も分からない状態ですけど。

司

うむ…そもそも、ここがどこかだよな。

司

恐らく神社なんだろうが…どこにある神社なんだ？

彰人

異世界とか…？

司

可能性は否定できんな…

彰人

周りもなんにもありませんでしたしね。木ばっかり。

チクッ

司

痛"ッ？！

彰人

？！

司

い、石が刺さったのか…ビックリした…

司

(にしても…軽い石だな…)

彰人

……これ、本当に石ですか？

司

え？

彰人

いや…なんか、形も変だし…本当に石なのかなって、

司

ま、まぁ…石の形はそれぞれだろう。

司

それに、石以外だったら何なんだ。流石にこれは石だろう。

彰人

…そ、そうですよね。石ですよね。

彰人

ただの軽くて白い、軽石ですよね。

司

あぁ、軽石だ。それ以外は有り得ん。

ザッ…ザッ…

司

？！？！

司

(あ、ああ、足音？！？！)

彰人

…なんか、こっち来てますよね？

司

あ、あぁ…どうする？！隠れるか？

彰人

姿見えるまで待って、ヤバそうだったら逃げましょ。

ザッ…ザッザッ

更に足音が近付き、人影が見えた。

司

(来る…人、だよな…影的にも…)

司

……っ？！？！

司

(は？！あれは…どこから、どう見ても…)

？

…

司

(オレっ？！？！？！？)

司

(え？！あ、彰人…彰人は？！彰人にはどう見えている？！)

司

あ、あき…

彰人

センパイ。あそこにいるの、誰に見えてます？

司

！

司

じ…自分だ。オレと鏡合わせのようにソックリな人物がいる…！

彰人

類センパイじゃないのか…

司

あ、彰人は…もしや、冬弥か？

彰人

そうですね。それも、中学の時の。

司

！

司

共通点が分からんな…と、とりあえず逃げるか？

彰人

…話しかけます？

司

何故？！

彰人

何か知ってるかもしれないし、分かるかもしれないでしょ。

彰人

追いかけられたら逃げましょうよ。

司

自分の足の速さに絶対的な信頼を感じるな…

司

まぁ、何も分からずにいるよりはいいか…

司

あ、あの…

？

む、驚いた。まさか話しかけてくるとは。

司

(し、喋った？！？！？！)

？

また逃げるのかと思ったが、少しは成長したのか？

司

は、はぁ？？何を言ってる…？

？

まだ分からないフリを続ける気か。

？

本当にお前は最低だな。無かったことにでもしたつもりか？

司

な……何、を…

？

はぁ…我ながら呆れる…

司

お…お前は何なんだ？！というか、ここはどこだ？！

？

オレはお前だ。ここは…どこかは知らん！

司

「知らん」？！

司

じ、じゃあ帰る方法も…？

？

知るわけないだろう。逆に何で知ってると思った？

司

は、はぁ？！お前はここの怪異じゃないのか？！

？

オレは怪異というか…なんと言えばいいのか、

？

そうだな…霧のようなものだ。

司

き、霧…？

？

まぁ、分からんでもいい。オレにはオレのやるべき事がある。

？

そろそろしっかり、こっちを見ろ。背けていても、何も変わらん。

司

……言っていることの意味が、分からない、

？

甘えるな。オレはアイツほど、甘くないぞ。

司

アイツ…？

？

それすらも分からんか？はぁ…

？

なら教えてやる。お前があの時、何をしたのか。

ズキッ

司

っ

？

乗り越えることは、痛みを伴う。そうやって人は成長するものだ。

ズキッ

？

1番教えるべきは…

ズキッ

司

っ…

？

あの事故のことか。

ズキッ

司

やめてくれ！！！！

？

…

司

な…何のことか、全く、分からない…

事故だった

ただの事故だった

違う

お前のせいだ

司

なんで…お前は、まだ…

まだ、オレの前に現れる？

見たくない

頼むから、消えてくれ

司

もう……オレの前に現れるのは、やめてくれ……

司

頼むから…消えてくれ……

？

…また、オレを閉じ込める気か。

？

お前は本当にそれでいいのか？

司

うるさい！！

司

もう…オレの前から、消えてくれ…！！

？

……分かった。

そう言い残すと、ソイツは霧のように姿を消した。

彰人

青柳か？

？

あぁ、東雲…

彰人

流石に幻覚…だよな。お前、怪異か何かか？

？

怪異か…そうなのかもしれないな。

彰人

…なんでその姿で、オレの前に現れた？

？

もう一度会いたかったんだろう？

彰人

オレが、お前に？

？

あぁ。1番向き合いたいと思ってる相手のはずだ。

彰人

(1番向き合いたい…)

？

お前はまだ、俺に対して後ろめたさを感じている。

彰人

…

？

当然か。俺に金品を要求してきたのは、東雲の友人たちだったから。

？

だけどお前は、今もその友人たちとは連絡を取り合い、たまに会うほど仲がいい。

？

その事が後ろめたいんだろう。

彰人

…あぁ、

彰人

「そういう事する奴」って分かっても…友達で居続けるって、やっぱり…良くないことなのか？

彰人

冬弥からしたら…やっぱり、嫌だよな…

？

…

？

嫌かどうかはさておき、東雲が誰と友人でいるかは東雲の勝手だ。それに、良いも悪いも無い。

？

だが、あの時のことはもう過ぎたこと。俺はとっくに気にしてない。最終的には全額返ってきたしな。

彰人

それもそうだけど…

彰人

…

？

まだ後ろめたいか？

彰人

まぁ…

？

なら、話してみたらいい。

？

あの友人たちと今も仲がいいことを。そして、それが嫌かも聞いてみればいい。

彰人

き、聞いてみる？

？

あぁ。あまり難しく考える必要はない。

？

答えは案外、簡単なものだろうから。

彰人

……

彰人

…そうだな、

彰人

ちゃんと話してみる。ありがとな。

？

あぁ。

？

お前はちゃんと、向き合ってくれて良かった。

彰人

？

そう言い残して、消えるように姿を消した。

彰人

消えた…か。

彰人

あっ、帰る方法知ってるか聞くの忘れた！！

彰人

(やっちまったな…まぁ、仕方ねぇか。)

彰人

(そういや、司センパイは…)

彰人

あっ、いたいた！司センパイ！

司

…あっ、あぁ。彰人か。

彰人

すみません。話してきましたけど、帰る方法聞くの忘れました…

司

あぁ、「知らん」と言われたぞ。どうやら、ここの怪異ではないらしい。

彰人

えっ、マジか

彰人

(そういえば、司センパイは自分に見えるって言ってたっけ、)

彰人

センパイ。さっきの怪異って、1番向き合うべき相手に見えるらしいんですけど…

司

………

司

帰る方法が分からないのは困るな。ヒントになりそうなものも何も無いし…困ったな。

彰人

そ…そうですね。

彰人

(めっちゃ話し逸らされた…)

司

ふむ…そもそも、どうやってここに来てしまったかだよな。それが帰るヒントかもしれん。

彰人

えっと…たしか、鳥居くぐって、気づいたらここに…

司

なら…鳥居をくぐればいいのか？

彰人

オレら何回もくぐりましたけどね…一応、もう1回試しますか。

司

ふむ、ダメだな。

彰人

でしょうねー…

司

しかし…このままだと、本当に帰れんぞ。流石にそれは困る…

ザワザワザワッ

彰人

ｿﾞｸｯ

彰人

(な、なんだ？向こうから、なんか悪寒が…)

ザワ…ザワザワッ

彰人

！！

彰人

せ、センパイ！！向こう行きましょ！

司

んおっ？！急だな？！

彰人

な、なんか気持ち悪いのが、あそこから近づいてきてます！

司

き、"気持ち悪いの"？！

司

わ、分かった！走るぞ！！

ザワ…ザワザワザワッ

彰人

(クソッ、追いかけられてる…？！)

彰人

(というより、追いやられてるような…)

司

あ、彰人！そっちは本殿だが…！！

彰人

本殿の、もっと奥の方は気持ち悪くないんです！

司

本殿の奥？！しかし、そっちは行き止まりだったような……！

司

い、井戸しか無かったはずだぞ！！

彰人

そ、そうですけど…！

彰人

……行き止まり、

司

あぁ…この先は森だが、フェンスが張り巡らされてて、入るのは厳しそうだ。

彰人

(でも、こっちが1番マシなんだよな…)

彰人

(1番マシな所…マシな所……)

司

……そっちは井戸だぞ…？

彰人

…ここが、1番マシです、

司

井戸がか？！

彰人

この中が1番、マシな気がする…

司

しかも中？！

ザワ…ザワザワザワッ

彰人

(クソ、来てるが…どうする？追いつかれちゃダメな気がする…！)

ザワザワザワッ

彰人

…っ

司

…この中が、1番マシなんだよな。

彰人

え？

司

…行くか！

彰人

井戸の中に？！？正気ですか？！

彰人

もし…というか、井戸なんか確実に死にますよ？！

司

だが、1番マシなんだろう？なら、その可能性を信じよう。

彰人

ば、バカですか…！？

司

信じなくて後悔するより、信じて後悔したいからな！

彰人

後悔する前提かよ！

司

あの時信じてやれなかった分、今度こそ…信じてやりたい。

彰人

(…急に、何の話だ？)

ザワザワザワッ

彰人

クソッ…

司

行くぞ！！

彰人

マジかよ？！あ〜〜、もう！！

彰人

(どうにでもなれ！！！)

類

あっ、起きた！

司

？！

冬弥

類先輩！彰人も起きました！

彰人

あれ、神社は…？

類

2人とも、鳥居をくぐった時、急に倒れたんだよ。10分も目覚めなくて、本当に心配したんだからね！

司

じ、10分？！

司

(夢……なわけ無いか、)

彰人

……最後、マジで死んだかと思った…

司

お、オレもだ……

冬弥

？

冬弥

よく分かりませんが…2人とも、目が覚めて良かったです。

類

本当にね。流石に焦ったよ…

類

もう大丈夫？痛いところとか無い？

司

あぁ、至って健康だ！

彰人

腹減った以外は健康っすね。

冬弥

昼食時だからな。そろそろ何か食べに行きますか。

類

ふふ、そうだね。僕もお腹空いちゃった。

類

司くん、行こうか。

司

…あぁ！

我々怪異研究部!!

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

316

9件

司の事故に関して、「信じてやれなかった」とか、いろいろ情報がでましたが…… 一番気になったのは、司が「した」側みたいなことを霧の司（仮）が言ったのがなんとも… 司（または類、咲希など）が事故に遭ったのかなとか思ってたんだけど、司の「あれは事故だった」発言がどうしても、まるで司が事故を起こしたみたいに聞こえて、、難しい🤔