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……い…

…ーい…

おーい?

日下

…ん…

日下

あれ………ここは……?

???

大丈夫?

日下

…貴方……は?

???

俺か?俺は

裕斗

裕斗。下城裕斗だ

日下

よろしくお願いします。下城さん

裕斗

裕斗でいい。君は?

日下

日下。日下拓也です

裕斗

よろしくな。日下

日下

うん。よろしく

裕斗

ところで、お前見ない顔だが、別の世界から来たのか?

日下

え……別の世界って…?

裕斗

ここは鏡月郷(きょうげつきょう)。今は妖怪やら怪物やらが溢れかえっている世界だ

日下

妖怪に…怪物…!?

裕斗

あぁ、だからここは危険の可能性があるが、俺達の拠点に来るか?

日下

え…いいの?

裕斗

あぁ、野垂れ死にしてしまったら悪いしな

日下

なら、お言葉に甘えさせて貰いますね

裕斗

わかった。着いてこい

日下

分かりました

日下

……あの……ここって……

裕斗

…ん?あぁ、今は使われてないショッピングモールだ。

日下

ですよね…

裕斗

ここにいるのは少人数だが、実力不足な奴はいない

日下

え、でもならなんで裕斗は外に…?

裕斗

資源調達と周りの警備だ

日下

え、でも資源は足りてるんじゃ?

裕斗

足りてると言っても有限だ。減らないわけじゃないから、1ヶ月に何回か定期的に調達しに出てるんだ

日下

なるほど…

裕斗

…さて、もうすぐ着くぞ

日下

あ…はい

裕斗

…この扉の奥に、他の奴らがいる

日下

分かった

裕斗

(ノック)入るぞ

おう、入れ

???

無事で良かったぞ。下城

???

…そいつは?

裕斗

あぁ、野原で寝ていてな。別世界から来たそうだ

???

え!?大丈夫なの!?

日下

…あ……えと……はい……大丈夫でした。………えと……日下拓也です…

???

なるほどな。俺は

涼夜

久明涼夜だ

???

俺は

氷郎

伊波氷郎だ。よろしく

???

私は

瑠花

久明瑠花よ

日下

よろしくお願いします

忘れじの面影に思い出の言の葉を

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