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弥生(やよい)
弥生が、父の病室へ息を弾ませながらやってきた。
父(篠原)
弥生(やよい)
父(篠原)
父(篠原)
弥生(やよい)
弥生の父、篠原は、弥生の本当の親ではない。
ある理由で、引き取ったのだ。
もちろん、弥生もその事は知っている。
弥生(やよい)
弥生(やよい)
父(篠原)
弥生(やよい)
父(篠原)
弥生(やよい)
父(篠原)
弥生(やよい)
弥生は時々、頭が痛くなる
それは、過去の記憶を呼び戻そうとしているからだ。
弥生の本当の両親は、弥生が5歳のときに亡くなった。
その時のショックで、弥生は幼い頃の記憶がない。
10年前・・・
弥生の母
通話
10:03
弥生の母から、電話がきた。
篠原は、弥生の母の友人で、仲がよかった。
その頃篠原は、警察官だった。
電話の内容は
弥生の母が、夫に暴行を受けているとの事。
次の日、篠原は弥生の母と会った。
顔は酷い青あざだらけで
体中、切り傷や擦り傷がいくつもあった。
篠原
弥生の母
篠原
弥生の母
弥生の母
弥生の母
篠原
弥生の母
篠原
弥生の母
そして、毎週篠原と弥生の母は店で会った。
だが、弥生の傷は悪化するばかりだ。
ついに篠原は、弥生の父に怒鳴りつけようと家へ向かった。
弥生の母
篠原
ガチャ
弥生の父
篠原
弥生の父
篠原
弥生の父は黙って靴を脱ぎ、台所へ向かった。
その手には
弥生の母
グサッ
弥生の父が振りかざした包丁が妻の肩に刺さった
篠原を庇って。
篠原
その様子を、弥生は見ていた
弥生(やよい)
父(篠原)
目が覚めた篠原の横には、弥生。
弥生(やよい)
父(篠原)
父(篠原)
父(篠原)
弥生(やよい)
弥生の父は、道連れに弥生も殺そうとしたんだろう。
その瞬間
篠原が銃を放った・・・
父(篠原)
弥生(やよい)
父(篠原)
父(篠原)
父(篠原)
弥生(やよい)
父(篠原)
弥生(やよい)
ピーーーーッ
心電図のモニターが脈拍が止まったことを伝える
弥生は、ずっと泣いていた
その様子を見ていた篠原の同僚達が、呟いた