榊 真陽
腹に感じた鈍痛に意識を起こされる。 …ぇ、ここ……どこですか?
よくよくこの空間を観察すれば、 なにやらどこかの洋館らしい。
上を向けば薄暗い月明かりが 綺麗に縁取られた窓から漏れていた。 そのまま下に目線を落とせば 様々な反応を見せる人の姿が見える。
立ちあがろうとして、そこでふと気づく。
手の感覚がない
はっとして人影に目を凝らした。 先ほどよりもはっきりと見える人影は 足が無かったり、眼帯をしていたり、体のどこかを怪我している人たちが 集まっている様に見える。
??
少年
音の鳴った方角へ体ごと向ければ、 私の視線の先には巨大なモニターが存在していた。 そこに表示される顔は…あの少年だ。
……あの?
「あの少年」は……いつ見た?
得体の知れない感情とぐらりと地面が傾いた感覚に襲われる。 思わず、はくりと息を詰まらせた。
少年
少年
少年
話を聞いている限り、 どうやらこの少年が主催者の立ち位置にいるらしい。 集められたのは…無作為、ですかね?
少年
クフクフと可愛らしく、そして挑発的な笑みを浮かべた少年は話を続ける。
少年
少年
考えてなかったのか、少し困った様な顔をしながら言う少年。 一瞬、何かを睨んだかのように思えた赤い瞳をふにゃりと柔らかく細め、半笑いの形をしていた口を開いた。
少年
楽しそうに少年がそう言うと、モニターの文字が切り替わる。 そこには【すたーと!】となんとも言い難い絶妙にバランスの悪い字が表示されていた。
……挑発されている様に感じるのは気のせいなんでしょうかね。
少年
ゴーン ゴーン ゴーン
ぴったり12時を指す時計塔から、 低く響く鐘の音が流れた。
鐘の音と同時に何故か動かなかった体が動ける様になった。
…ひとまずは状況把握が先、ですかね
全身の力を使って立ち上がれば、 バランスがとりづらい感じはあるもののまぁ慣れればいけそうだ。
榊 真陽
姫月 琴葉
榊 真陽
姫月 琴葉
星宮 愛華
榊 真陽
榊 真陽
忌呪 尊
榊 真陽
姫月 琴葉
星宮 愛華
忌呪 尊
忌呪 尊
榊 真陽
榊 真陽
忌呪 尊
姫月 琴葉
星宮 愛華
榊 真陽
榊 真陽
榊 真陽
星宮 愛華
忌呪 尊
姫月 琴葉
榊 真陽
忌呪 尊
姫月 琴葉
姫月 琴葉
忌呪 尊
姫月 琴葉
姫月 琴葉
星宮 愛華
姫月 琴葉
星宮 愛華
榊 真陽
忌呪 尊
姫月 琴葉
星宮 愛華
榊 真陽
星宮 愛華
姫月 琴葉
部屋のど真ん中に置かれた一冊の本と羽パン。 本の題名は掠れていて読めない
琴葉がその本をぺらりと捲った
Q1 「丸、二重丸、丸、二重丸、丸、丸」 これが表すものは? 解答欄 「 」
忌呪 尊
榊 真陽
姫月 琴葉
星宮 愛華
榊 真陽
姫月 琴葉
榊 真陽
榊 真陽
星宮 愛華
榊 真陽
忌呪 尊
榊 真陽
榊 真陽
忌呪 尊
榊 真陽
榊 真陽
姫月 琴葉
星宮 愛華
姫月 琴葉
星宮 愛華
姫月 琴葉
忌呪 尊
榊 真陽
忌呪 尊
榊 真陽
忌呪 尊
忌呪さんが上質そうな羽ペンをインクにつけて、解答欄と書かれた空白の箇所に「日本の硬貨」と書いた。
すると、本がぼんやりと光り初め 白く染まった所で新たな文字が書き出されていく
な え 方 面 ニ 鍵 ア リ
星宮 愛華
姫月 琴葉
忌呪 尊
姫月 琴葉
星宮 愛華
姫月 琴葉
榊 真陽
榊 真陽
姫月 琴葉
星宮 愛華
「「左方面に鍵あり!」」
榊 真陽
左手の扉の方へ行きますか、と声をかけようとした時。
「んふふ、やっぱり簡単やった?…よし、夜を楽しんで〜!」
そう、少年の声が聞こえた。
声の発生源はおそらく、 先ほどまでいたの部屋からだろう。
星宮 愛華
姫月 琴葉
忌呪 尊
榊 真陽
姫月 琴葉
星宮 愛華
姫月 琴葉
姫月 琴葉
姫月 琴葉
星宮 愛華
右に目を向ければ、一つの白い キャビネットが置かれている。 そしてその上には白の中で目立つ、 黒い封筒が置いてあった。
榊 真陽
忌呪 尊
榊 真陽
忌呪 尊
0 「nTcncnTcm?」 この羅列が表す言葉とは?
榊 真陽
姫月 琴葉
星宮 愛華
忌呪 尊
榊 真陽
榊 真陽
𝕿𝖔 𝕭𝖊 𝕮𝖔𝖓𝖙𝖎𝖓𝖚𝖊𝖉…
___________ザ……ザザッ、ジ
少年
少年
少年
少年
少年
少年
少年
少年
少年
_______プツンッ
コメント
18件
「0」の問題に不備があったため修正いたしました。 ご迷惑おかけしましたっ!!
真陽、ガチ有能 私でなきゃ見逃しちゃいますね(?) 100−100=0ってことですかを
琴葉が普段の琴葉だ…(?) いや硬貨って思いつきませんってぇ…私無理だぁ…。 まじで左と右しか分かりませんでした() 最後のやつ…Tだけ大文字なのが関係しそうだけど…うーん…。