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本当に本当にいいお話し過ぎて 終わるのが寂しかったですけど 本当に良かったです。
めっちゃいい話でしたー いいねたくさんしました笑 これからもがんばってください❤️
莉子
莉子
翔
莉子
莉子
紫蘭(下っ端)
莉子
莉子
みんなをバイクの方に向かせて背中を押す
健さん
紫蘭(下っ端)
紫蘭(下っ端)
なんてくだらないいい争いを見てまたクスッと笑って鳳来の方に振り返った
彼らは切なそうに目を細めて
春樹
春樹
優しくそう言うから
私も笑顔で言ってやる
莉子
莉子
そしてそのまま大っ嫌いな彼らに背を向けた
後悔してね
一生、後悔して忘れないで
私は大好きな彼らを見ると笑顔で
紫蘭(下っ端)
とバイクに乗せてくれて
健さん
春樹
春樹
と2人が話して私たちは鳳来の倉庫をあとにした
ねぇ
これはみんながみんなBad endでもHappy endでもないけど
これからはみんなで幸せになろうね
なんて心の中で呟いた
莉子
莉子
翔
莉子
バイクで走って急に私と翔は公園でおろされて
みんなは先に帰ってしまった
なんでか分からないけど2人して静かに黙っている
でも意外と心地いい
そして今私の目に映る色んなもの達がすごく綺麗に見える
たぶんそれは気のせいなんかじゃなくて
色んなものからの解放…本当の意味での解放されたことによって
だと思うけど
今私は幸せって心の底から言える
莉子
莉子
ニヤって笑いながら翔に問いかけると
翔が目を見開いて
そして再び沈黙が続く
でもだんだん翔の顔が赤くなって
翔
翔
焦りながらそんなことを言った
莉子
あの時春樹が教えてくれた花言葉
赤い薔薇はあなたを愛しています
そして青い薔薇は奇跡
鳳来のみんないわくこの奇跡って言うのは出会えたことって意味じゃないかって
翔のこの反応は鳳来のみんなが言ってた意味なのかな
莉子
莉子
翔
莉子
莉子
思いっきりの笑顔で私は翔にそう言った
翔
その言葉に戸惑いを見せる翔は状況理解していないのか壊れたおもちゃみたいにずっとは?とか言っている
翔
翔
莉子
莉子
莉子
翔は目を見開いたまま固まって
ピクリとも動かない
目の前で手を振っても反応がない
…もしかして聞こえてなかった?
莉子
莉子
莉子
翔
私の口をおさえて息を吐きながら呟いた翔の顔は赤くて
ドキリとする
聞こえてるんじゃんか!
そ、その前に私さっきまで泣いていたから鼻水詰まっててい、息が出来ない
苦しいって意味で翔の手を叩くと気づいたようでパッと手を離される
莉子
莉子
そんなこんなで翔が何か言うか言葉を待つけど
ずっと黙りっぱなしの翔
莉子
莉子
急に不安になってきて我慢ならず思わず聞くと
顔を真っ赤にしたままの翔がやっとこっちを向いた
じーっと目を合わせる
そうすると翔は私を見て1回目を逸らしたら、あろうことか
翔
莉子
と、私の顔をグイッと押した
莉子
翔
莉子
ってだめだ、だめだ
このままだといつもみたいになっちゃう
すぅっと息を吸って深呼吸
今聞かなきゃ、今言わなかったら当分聞けなくなる
莉子
翔
莉子
莉子
莉子
真面目にいえばぶっきらぼうに言う
翔
だから私は背が小さいことを利用して翔の顔をしたから覗き込む
莉子
翔
翔は言葉に詰まって
でもしばらくたって諦めたように息を吐いて
赤い顔で私を見た
そして私に顔を寄せて
耳元で小さく呟いて
私の横をとおりすぎた
少しフリーズしてからバッと振り返ったらポケットに手を入れて耳まで真っ赤にした翔
その姿に胸がきゅーって締め付けられて
この気持ちをどうしたらいいのかわからなくて
また1人でフリーズする
やれやれ!いけいけ!
ちょ!うるさい!
茶化してくる莉乃をあしらって頭の中でリピートされるあの言葉は
脳内に焼き付いてもう一生忘れないんじゃないかってくらい
私の胸を締め付ける
翔
私も好きだよ
って心の中で返事して
先に倉庫への道をスタスタと歩く翔の元に行く
すると
紫蘭(下っ端)
紫蘭(下っ端)
紫蘭(下っ端)
先に帰ったはずのみんなが物陰から出てきた
莉子
莉子
健さん
健さん
健さん
ひより
ゴッチン!
ひよりちゃんのゲンコツが健さんの頭に命中してみんなで笑い合う
健さん
ひより
そんな会話を聞いてみんなを見てあぁやっぱり私は幸せ者だなぁ
なんて
今日何度目の涙かを拭ってみんなのところに行く
近くまで行くとみんな暖かい笑顔で私を見るもんだから
無性に伝えたくなってしまった
莉子
莉子
莉子
満面の笑顔で言った
そんな私にみんな一瞬固まってすぐ周りを取り囲んで
紫蘭(下っ端)
朝陽
風真
朝陽
蓮
葵
みんな私の頭を撫で回して
髪型崩れるなんて気にしないくらい
みんなに会えてよかったって
みんなと過ごせてよかったって
鳳来に裏切られたことなんてなんともないくらい
みんなに会えるなら安いくらいじゃないかって思うほど。
確かに辛いこともあって
悲しい時もいっぱいあったけど
みんなのおかげで笑顔になれた
前を進むことが
彼らにも前を向かせることができた
ありがとうじゃ言い切れないほど
大好きじゃ言いきれないほど
みんなに会えたことを感謝してる
みんなにもみくちゃにされているとどこからが伸びてきた腕に引っ張られ、引き寄せられた
トンっと当たった時にふわりと香るこの匂いで誰かすぐわかる
翔
翔
そんな嫉妬丸出しのセリフに私の顔は最大限に緩んだ
ポカーンとするみんなを置いて私の腕を掴みながら歩き出す翔
そして後ろから
紫蘭(下っ端)
健さん
朝陽
蓮
葵
なんて声が聞こえて
翔と2人で笑いあって2人で思いっきり走った
そして私たちは
騙して、騙されて
信じて、傷ついて
愛して、愛されて
転んでもまたくじけずに立ち上がって
きっと辛いことも多い
笑うことより
泣くことも泣きたいことの方多いかもしれないけど
でも私たちは前に進む
立ち止まらずに進んでいくんだ
もし辛いことがあって立ち止まりたくなることがある
でももう大丈夫
だって私には
私たちには
笑って手を引いてくれる
そして、一緒に走ってくれる人達がこんなに沢山いるんだから
お父さん、お母さん私は元気にやってるよ。 辛いことも沢山あったけどそれを乗り越えてひよりちゃんや翔、健さんたち
みんなと仲良く楽しく毎日送ってるよ
今まで色々心配させちゃったかもしれないけどこれからは大丈夫
みんないるから莉乃もいるし
だから…
安心して見守ってね
end
あとがき
まず最初に、最後の最後まで読んでくださった皆さん
本当に本当にありがとうございます!
感謝してもしきれません
それと沢山のコメントもありがとうございます!
みなさんからのコメントの通知が来る度な1人で舞い上がって、物語を書く原動力になってます
本当は途中でアイディアが浮かばなくて、心が折れそうだったんですけど
ちなみに投稿頻度が悪くなったあたりから……笑
でもその時期くらいから色んな人から
?
?
って言う一つ一つのことばが本当に嬉しくて
待っていてくれる人がいるんだなって思えて
最後まで書き終えることが出来ました
まさかこんなに長い長編になるなんて思ってもみなかったから、逆に寂しくなってます笑
なのでこれは私の自己満ですが、ちょいちょいこのシリーズの番外編を書いていこうかなーって考えています
皆さんも見たくないですか!? 莉子と翔の初々しいカップル姿を ……( º﹃º )
超のんびり書くので暇潰しにでも読んでやってください
もしかしたら他の物語にちらっと出てきちゃったりして…?
宣伝失礼しました笑笑
最後に
この作品は色んな初めてからなりなった物語です
初めての長編 初めての読者様 初めて授業中に書いて先生に怒られたとか…笑笑
あと初めて1つの物語でいいねが1000を超えたとか!?
そして一時期どうなるかと思ったけど毎日投稿も…
(少しは大目に見てください!笑)
本当に思い入れがあって私自身が大大大好きな作品なので
皆さんには本当に本当に感謝しています!
これは私の宝物です!
ありがとうございました!!
では!また次の機会にお会いしましょう!
THANK YOU SO MUCH ( ' ' )💕