ya
sv
シヴァさんは少しだけ警戒しつつも
ゆっくりとベッドに上がった。
回りをキョロキョロ見回して落ち着きがない。
まぁ 、ずっと俺にあんなことされてるし警戒もするか
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夜中
ya
ya
ちら
ya
( 撫
ya
ya
眠るシヴァさんを横目に、昔の俺を思い出す。
あれは確か…
4歳のとき____
ya(幼少期)
ya(幼少期)
ya 父
ya 父
俺の父さんはよく笑う人だった。
いつも優しくて 、カッコよくて
父さんみたいになりたいって
小さい時よく思ってた。
ya 父
ポーンッ
テクテクテクテク
ya(幼少期)
ya 父
ya 父
そう言いながら笑って俺の頭を撫でた。
その時の感覚は 、今でもよく覚えてる
嬉しくて 、楽しくて
何より暖かかった。
でも 、父さんは仕事が大変だったみたいで夜遅い時間に帰ることが多かった。
ya 父
ya(幼少期)
ya 父
ya 父
ya(幼少期)
ya 父
ya 父
ya(幼少期)
ya 父
ya(幼少期)
ya 父
ya 父
今思うと 、仕事で疲れているはずなのに俺との時間を作ってくれた。
父さんからはたくさん愛を貰った。
いつか父さんみたいになって
父さんにもお返しをしたい
絶対にそうする!
って 、大人になるのを楽しみにしてた。
でも 、幸せはそう長く続くものじゃない。
いずれ落ちる時が来る。
…あの頃はそんなの知りもしない
ya(幼少期)
ya(幼少期)
ある夜 、母さんのすすり泣く声が聞こえた。
まだ父さんが帰ってきていない。
当時の俺はそれが悲しいのだと思った。
ya(幼少期)
ya 母
俺に気づくやいなや 、泣くのをやめる。
ya 母
ya(幼少期)
ya(幼少期)
眠い目を擦りながら母さんにそう問う。
そのとき母さんの瞼が再び緩んだ気がした。
ya 母
机には止まった父さんの腕時計が置いてあった。
ya(幼少期)
子供というものは純粋で 、状況の飲み込みが上手くない。
当時の俺は 、今一番聞いてはならないことを聞いたんだと思う。
ya 母
ya(幼少期)
ya(幼少期)
ya 母
ya 母
ya 母
ya 母
ya(幼少期)
ya 母
ya(幼少期)
ya(幼少期)
ya 母
ya 母
当時の俺は"人が死ぬ"ということを知らない
幸せが幸せのまま続くということしか知らなかった
… それは空想にしか過ぎないけど
多分それぐらいからだと思う。
初めて大切な人を失って
とてつもない無力感と喪失感を味わって
"何かを失う"ということが物凄く怖くなった。
"大切な人ができる"ということは
"また失うかも知れない"ということ。
だから…
俺は人を好きになるのさえもが怖かった。
からむーちょ
からむーちょ
からむーちょ
コメント
3件
🍗父いぃぃぃぃぃい""😭 🍗母大変だろうに🥲 🍗裙の昔純粋で可愛くて癒された、笑
攻めキャラが過去暗いのって最高だよなぁ
やっぱり最高です!!師匠(って呼ばせてもらっていいですか?)のおかげで毎日が楽しみです😊