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ゆく妖(主)
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狐坂
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狐坂
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狐坂
妖狐は隣の山の探索へ行くことにした
妖狐は電車に乗り、駅から徒歩で自分が目覚めた場所の隣にある山の麓まで来た
山の入口近くまで来た妖狐だがふと、一軒の家が目に入りこの山の持ち主の家なのではと思い立ち寄ることにした
家の前に着き、妖狐が扉を開けようとしたとき突然その扉が開き目の前には老人がたっていた
奏のおじいちゃん
その老人は途中で語り掛けるのをやめ、じっと妖狐を見つめている
そして突然目を見開いてこういった
奏のおじいちゃん
狐坂
人間社会で生きてくために幻術で3本の尻尾と狐耳を隠して生活してきた妖狐は初めて自分が妖であることを見抜かれて背に冷たい汗が流れる
妖狐は再度幻術を使おうとするが今もその効果を発揮しているが、その老人の視線は確かに背中にある尻尾と耳に注がれている
妖狐が慌てているとその老人は妖狐の背を押し、中へ入るように促してきた
奏のおじいちゃん
狐坂
奏のおばぁちゃん
という声と共にお茶を持った老婆の女性が襖を開けて入ってくる
奏のおばぁちゃん
老年の女性がそう言って、よく冷えた麦茶を妖狐の前にそっと置いた
狐坂
その麦茶はよく冷えており夏の日差しで火照った体を程よく冷やしてくれる
奏のおじいちゃん
狐坂
奏のおじいちゃん
星闇 奏
奏が居間に入るとそこには祖父と会い向かいに座ってお茶を飲んでいる人物の姿があった
だが、その人物にうっすらとケモノの耳が生えてくるように見え、さらによく見て見ると三本の尻尾まで見える
星闇 奏
星闇 奏
ゆく妖(主)
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