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ポーランド
部屋に響くのは、僕の喉を裂くような悲鳴。 右側からはナチスが、僕の自由をもぎ取るような勢いで背中を抑えつけ、耳元で冷徹な計算に基づいた「罰」を宣告する。
ナチス
彼の指先が、僕の震える唇を無理やり抉るようにこじ開ける。支配的な彼にとって、僕の拒絶は最高のスパイスでしかない。
ソ連
左側から、ソ連が凍えるような手で僕の髪を掴み、顔を強制的に上向かせた。 彼の瞳は完全に濁り、底知れない執念が渦巻いている。
ソ連
ソ連は僕の胸元に手をかけ、まるで地図を破るかのような仕草で、僕の国境線を、そして尊厳を無慈悲に引き裂いていく。
ポーランド
僕の叫びは、二人の狂った笑い声にかき消された。一人は僕の完璧に管理し、自由を奪うことで執行し。もう一人は僕を徹底的に破壊し、絶望させることで執行する。
僕の心は、とっくに真っ二つの裂けて、赤い血と白い涙を流してるのに。二人はその裂け目に指を突っ込み、さらに広げようとする。その瞬間に、自分たちだけの消えない刻印を焼き付けるために。
ナチス
ソ連
左右から押し寄せる、狂気に満ちた熱量と冷気。 僕はもう自分がポーランドという一つの国なのか、それとも二人に切り刻まれるだけの「剣士」なのか分かんなくなっていく。