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氷と太陽

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氷と太陽

1 - ICE.NとICE.S

♥

750

2024年03月10日

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長い廊下を歩く

素早く、だが急用だと思わせないように

そして、扉を静かに開けた

部屋の中に入ると既にもう1人は来ていた

予想よりも早かった

ICE.N

申し訳ありません

ICE.N

遅れてしまいました

ICE

いや、問題ない

ICE

それじゃあ、話を始めようか

ICE

…と、その前に

ICE

これまでを軽く振り返ろうか

ICE

あれから数ヶ月が経過した

ICE

忘れている…とは思えないけど

ICE

話すことで整理できることもあるからね

ICE

それじゃあ、事の発端をNから話してもらおうかな

ICE.N

…はい

ICE.N

事の発端は、私が学生の中に紛れ込んでいた事からです

ICE.N

その時、私はICE様から

ICE.N

私のような「神の使い」の血を持つ人間を探していました

ICE.N

そして、偶然同じクラスに居たSがそれに引っかかりました

ICE

そう

ICE

まぁ、そこまでいくと最早偶然というレベルを超えてるとも言える

ICE

世界のお遊び感覚だったのかもね

ICE

…じゃ、その後をSがお願い

ICE.S

…あ、はい

ICE.S

そもそもこの世界には

ICE.S

昔、「神の使い」と呼ばれた人々が11人居たらしいのです

ICE.S

その中でも、「四人神」と呼ばれたものは特に強く

ICE.S

その中でも特に、自然の神の使いと太陽の神の使いは強かったらしいのです

ICE.S

そして、この時代でその血を受け継ぐ人間のことを「使い」と呼びます

ICE.S

「使い」は共通で同じ使いの血の匂いに敏感らしくすぐにわかるそうです

ICE.S

そして、ここに居る「ICE.N」様はかつて自然の神の使いの血を飲んだことのある

ICE.S

吸血鬼様の血を持つ吸血鬼です

ICE.S

ただでさえ強い吸血鬼というものに、自然の神の使いの血が混ざった

ICE.S

それは、この「ICE」という組織でも強い地位に入れるだろうと思ってました

ICE.S

ですが、「ICE」様は使いの血を求めていました

ICE.S

「ICE.N」と「ICE.S」

ICE.S

この2つの座は特段貴重な意味を持ちました

ICE.S

「ICE.N」の座には自然の神の使いの血を持つ人間が座り

ICE.S

「ICE.S」の座には太陽の神の使いの血を持つ人間が座りました

ICE.S

…まぁ、それで今俺はここに居るという感じです

ICE

そうだね、大体合ってる

ICE

……それじゃあ、君たちを呼んだ理由をそろそろ話そうか

ICE

あえてはっきり言わせてもらう

ICE

今、ここは異常なまでに不安定な異世界だ

ICE

私が作り出した一時的な避難先でしかない

ICE

少しでも外部の干渉があったら壊れる

ICE

そんな足場か不安定な状態なんだ

ICE

そんな状態でも、使いが私は欲しかった

ICE

……でも、そろそろ限界みたいでね

ICE

今から君達には、私が元々居た世界に来てもらう

ICE

……要は、君達が現実だと思っていた世界を捨てて

ICE

異世界に飛んで欲しい

ICE

そこで、全てを話すから

ICE.N

……

らしくない、と思ってしまった

ICE様は、いつも正しい判断をしてくれる方だ

異論は無い

だけど、どこか

ICE様こそが、不安定で

…少し、心配した

ICE.N

異論はありません

ICE.N

いつでも、大丈夫です

ICE

……ありがとう、N

ICE

じゃあ、Sは?

ICE

まぁ、嫌でも君だけは連れていくけどね

ICE.S

……無論、異論などありません

ICE

そっか、ありがとう

ICE

じゃあ早速で悪いけど明日出発で

ICE

人目につかない時間がいいから

ICE

早朝でお願い

ICE.N

承知しました

ICE.S

……はい

ICE

うん、じゃあ解散

扉を閉じる

無言が続く

それもそうだ

私達は、今1番会いたくないだろうから

ICE.N

……1つ

ICE.N

質問をさせてくれ

ICE.S

……うん

ICE.N

……Rは、懸命に戦ったか?

R、ICE.R

私の同僚で

先日、Sの座に突然座った奴が気に入らなくて殺そうとした時

Sを守り、死んだ

ちなみに相手はSが少し力を使おうとしただけで死んでしまった

……要は、Rは無駄死にだった

ICE.S

……だよな

ICE.S

それ、聞くよな

ICE.S

…………

ICE.S

戦ったよ、懸命に

ICE.S

目の前で、どれだけ切りつけられても立ち上がった

ICE.N

……そうか

ICE.N

なら、いい

死を冒涜するやつじゃない

知っていた

知っていたけど、怖かった

彼だからこそ

変な風に、割り切ってしまいそうで

Sでは無く、沙優門だからこそ

……怖かった

ICE.N

……じゃあ、また明日

ICE.N

沙優門

ICE.S

……忘れてると思ってた

ICE.S

うん、また明日

ICE.S

仁詠

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コメント

3

ユーザー

もちろん前作を覚えているけど、改めて説明ありがたい✨✨ ICE様と話してる時もお互い気まずさを感じていたんだろうな……それでもICE様の話が終わるまで気まずい雰囲気を出さないようにしてて凄いな、って思った💭 あと、最後Rのことで気まずそうだった2人がお互いに名前で呼び合ってるところがめちゃくちゃ好きなんだが……!!! これから楽しく読ませていただきます🙌

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