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kty(ちけっと!、nrkr)
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#胸キュン
ゆき
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ロボットの王
487
緑山紫苑
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水浴びで汚れと血を落としつつ手当てをしながら、一人弱音を吐く。
こんな情けない姿、隠れ家にいる姫君には騎士としてとても見せられない。
不意に草むらから顔を覗かせた姫様が、私の姿を見て口元を覆い、小さな悲鳴をあげた。
自らのあられもない姿が目に入らぬ様、身を捩りながら謝罪する。
洗い終えた服で体を隠しつつ、姫に問う。
サファイアの様な二つの瞳から、ポロポロと雫が零れ落ちる。
昔から俺はこれに弱く、姫の無鉄砲さを諌(いさ)めている時も
姫が泣き出してしまうと何もいえなくなってしまうのだ。
落ち着いてきたのか、姫様が俺の体を心配そうに眺めた。
少し悲しそうな顔をしながら、姫様は俺の手の甲の古い火傷痕を撫でた。
……次の街ででも、理解者と合流出来ればいいが。
この辺境の地にまで王族の息が掛かっている現状、希望は正直持てそうにない。
だが、誰よりも純粋で煌めいたこの輝きを
俺は諦める気はない。
俺の傷が数えきれなくなっても、この体が滅びようとも霊魂となって
俺は姫君を守り続ける。
コメント
3件
「貴方のキスを数えましょう」と言う曲のタイトルを小さい頃「貴方の傷を数えましょう」と勘違いしていた事が元ネタになっているため、オリジナルタグは今回つけていません。