テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
11件
莉犬side
俺となーくんが軍に入って数ヶ月
俺たちはアメリカで激戦を繰り広げていた
莉犬
莉犬
俺は相手に銃を向けたくなかった
だって、その人の心臓を俺が撃った銃弾が貫くのを見るのが嫌だったから
だから手榴弾ばっか投げてる
言い訳だってわかってる
どっちも命を奪うことに変わりはない
それでも、嫌だった
莉犬
莉犬
莉犬
手が震えた
とうとう銃を使わないといけないのか。
もう使わないと死ぬ
家で待っている弟たちのためにもここで死ぬ訳にはいかない
莉犬
俺は背の高い草藪の中に身を隠す
数十メートル先にはアメリカ兵がいた
莉犬
相手の頭に狙いを定める
莉犬
莉犬
覚悟を決めろ!
震えと涙が止まらない
莉犬
莉犬
パァン!
銃声が鳴り響く
背中に生ぬるいナニカがぶつかった
莉犬
莉犬
ななもり
莉犬
俺はなーくんの大きい手で地面に押しつけられた
バン!
ななもり
ななもり
莉犬
俺は顔を上げてなーくんを見る
莉犬
俺は驚愕した
莉犬
なーくんの胸からはたくさん血が溢れていた
莉犬
ななもり
莉犬
ななもり
莉犬
莉犬
莉犬
ななもり
ななもり
ななもり
ななもり
莉犬
ななもり
ななもり
莉犬
莉犬
ななもり
ななもり
ななもり
なーくんはゆっくり地面に崩れ落ちていく
莉犬
ななもり
莉犬
莉犬
莉犬
ななもり
ななもり
ななもり
なーくんの目がだんだんと閉じられていく
莉犬
莉犬
ななもり
莉犬
ななもり
莉犬
そして俺は、森の中を全力で駆け抜けた
視界が潤んでよく見えなかったけど
もう、迷いはない
今度は俺の番だ