代理
代理
代理
代理
nmmn注意
瞬く間に、俺は有名になった
あの青木ころんと対等に会話している奴がいると、学校中で噂になってしまった
...本当に、いい迷惑である
そうして、青木ころんと関わるようになってから数ヵ月が経過しようとしていた
この間、俺はこいつを無視し続けた
きっと無視をし続けたら間違いなく折れるだろうと確信していたからだ
...だと、いうのに
ころん
どうしてこうなった?
これまで俺はずっとこいつを無視し続けたんだ
多少反応する事はあっても、態度は冷たくし続けた
なのに、どうしてだ?
分からない、分からないよ
俺には人の気持ちは読めないよ...
さとみ
この数ヵ月の間で、こいつの距離感は異常なまでにバグっていった
べったりするのは当たり前、何を言おうとも離れようとしない
...それ故に、周りの視線が痛すぎる
周りの女子達の嫉妬の目線があまりにも痛い
だからこそ、そいつらに言ってやりたい
こいつは無視し続けたら勝手にこうなると...
......ただまぁ
そいつらは無視できないからこそ、俺に嫉妬している
だから一生こいつから惚れられる事はないんだろうな
ころん
ころん
さとみ
さとみ
ころん
ころん
そう言って弁当を取り出すころん
...正直に言って、段々ところんを無視し続けるのが辛くなってきた
関われば関わるほど、こいつはそんなヤバい奴じゃないと知ってしまったからだ
口を開けば中々に面白い奴だし、何故か世話をするのが得意だ
だからこそ、募っていくのは罪悪感
...とてつもない罪の意識
好きになればいいじゃないかと思う人もいるかもしれないが、それでも俺はこいつの事を好きになりたくない
だって、好きになってしまったらそこら辺の奴と同じなのだから
だから俺はころんに言った
さとみ
さとみ
さとみ
これは、事実だった
ころんと関わるようになってから嫌がらせをされるようになった
靴箱を荒らされるのは当然、時々机の中が地獄絵図になっていた事もあった
ころん
さとみ
そう、それらを全て解決したのはころんだった
こいつは俺が見てないところで色々と動いて、気付けば嫌がらせをなくしていた
こいつの行動力は異常だ
だからこそ、少しだけ恐ろしいものを感じてしまう...
さとみ
ころん
本当に、心の底から嬉しそうに言う
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
ころん
さとみ
ころんのその言葉を聞いて、俺は天を仰いだ
...そう、これはとてつもなくヤバい
つまりこいつは自分に惚れない俺という存在が好きなのだ
ということは、俺がこいつに惚れてしまった瞬間
こいつの俺に対する気持ちはスッと冷める
だって、俺が振り向いたから
もう、追いかける必要が無くなるから
だから、俺がこいつに惚れたら
同時にこいつは俺の事を好きじゃなくなる
絶対に好きになっちゃいけない、惚れちゃいけない
俺達はそんな、妙な関係なのだ__
代理
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代理
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代理
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代理
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