新しい物を買った時や届いた時
底知れぬ恐怖に支配される
…何故なのか、分からない
その恐怖がただただ純粋な「恐怖」で
心の底から支配されてる感覚になる
……初めこそ、物にすら人見知りしているのではと本気で考えるほどだった
でも、何回も感じると
ふと、ある疑問に辿り着く
「果たして、昔からこうだっただろうか?」
答えは否である
昔はそれこそ子供ながらの純粋さがあり
ただ楽しみでならなかった
買った瞬間や届いた瞬間にもそれは感じる
…だが、段々壊れてくるのだ
怖い、怖い
…でも、何が怖いのか
何が恐怖なのか分からない
壊すのが怖い?
それともいつか居なくなるのが怖い?
…いつか居なくなると分かっているのが嫌だ?
……分からない
分からない
でも、怖い
呪いのように
蝕んでいく
嫌だ、嫌だ
純粋にただバカみたいに生きていたい
未来のことなんて知らないふりして
いつか来るであろう恐怖を忘れたい
でも、人間はそんなに上手く出来てない
楽しいことばかりじゃないのは分かってる
無限の思考に、落ちていく
ぐるぐる、回って、思い出す
「夜になると死ぬことばかり考えるそこのあなた、きっと夜暇なんですよあなた」
……あぁ、なんて馬鹿らしい
苦しい
でも、これか生きるということ
きっとどこかで恐れ続けるのだ
新しく買ったものにも
新しく出来た友人にも
新しく出来た思い出にすら
全て、這うように付き纏うのだろう
……でも、それはきっと
ただ自分が呪いにしてしまっただけの
海からの戯言だから
予言と謳われても
それは、ただの戯言なのだ
この広い世界からしてみれば
なんてちっぽけな悩み
馬鹿らしくなってきた
この海に依存している我々への
なにか狂信的な「信じる」気持ちが
そこへ、傾いただけ
生きても死んでも、どうでもいい?
…いや、どうでもよくない
だから、死にたくない
死ぬならせめて…と考える
ね、暇人の考えることなんて愚かで馬鹿らしい
どこか超越したそれを盲目的に信じてどうする?
あぁ、なんて愚か
馬鹿らしい
そうやって、思考は回る
心の底から、鎖を首にかけられて
地獄で、少女は笑ってる
「こっちにおちたららくなのに」
それは、天使の予言か?
それとも、悪魔の代弁者の虚言だろうか?
……まぁ、知ったこっちゃない
盲目的に生きてみよう
死んだら死んだで、その時で
苦しみ抜いた果てには
誰がいるのだろうか?
コメント
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成長するにつれて人はいろんなことを経験していろんな感情を得るから子供のような純粋な気持ちも徐々に薄れて消えていくよね……💦 何も考えずただのほほーんと生きていけたらどれだけ楽しいのか、負の感情に目を背けることが出来るならどれだけ幸せなのか……、考えれば考えるほど今の人生って呆気ないものなんだな、って思った……