1、当初の予定
2、ストーリーの裏
あの出来事から、10年くらい経った
あの時20代だったボクも、もう30代になった
あれからかなりの年月が過ぎたけど、あの涙の正体は分かっていなくて
でも『頑張ってそっちに行くから』という言葉を信じて、ボクは今も彼を探し続けている
『次は、◯◯駅ー…』
やっぱり、いつまで経っても満員電車は慣れそうに無いな
そう考えながらホームを歩いていると…
ボクはふと足を止めて、その場に ぼーっと突っ立っていた
ボクの目に映ったのは、反対側のホームに立っている、少し身長が高めで学生服を着た青年
黒色でふわふわしている髪に、青色の瞳、そしてあのやわらかい表情……
間違いない、そらるさんだ
そらるさんと思われる青年は、出口へ向かっている様子だった
駅の南口へ着いて、あたりを見渡した
とそのとき、ボクの視界の端に さっきの青年が映った
ここならあんまり人もいないし、少し大きい声で話しても大丈夫かな
我ながら、この呼び方はかなりミスっていると思う
でも、今は必死すぎてそんなことは考えていられない
すると彼は、はっと驚いたような表情をして、こう言った
ボクはその後も、そらるさんにしがみついて、人目も気にせず泣き続けた
貴方とまた会えて、貴方とまた話せて
ボクは幸せだ
3、人物紹介
まふまふ(真冬)/白アイコン
この物語の主人公。転生前は20歳 転生後の『真冬』は17歳の高2。 とあることがきっかけで、一日中部屋に籠る生活を続けていたが、ある日を境にいつもの調子を取り戻し、歌い手仲間達と、楽しく過ごした。
『そらるさんに似てる人を見かけたら、すぐにボクを呼んでくれ』と歌い手仲間に連絡して、そらるさんを生涯探し続けたが、『まふまふの人生』だけでは見つからず、しばらく会えない日が続く。
だが、4回目の『真冬』の時にようやく見つけ出せることができて、今は歌い手の96猫こと黒木夏芽、天月こと天宮翔太と そらること空流の4人で、学園生活を過ごしている
そらる(空流)/青アイコン
この物語のもう1人の主人公。転生前は20歳で、転生後の『空流』は18歳の 高3。 とある理由でこの世から消えてしまっていたが、夢のおかげでまふまふと再会、そして『必ず見つける』という約束を交わし、転生した。
ある一本の樹に触れたことがきっかけで現世へと転生、そこでまふまふを見つけられるかと思われたが、見つけられずに終わってしまった。
だが、4回目の『空流』の時にようやく見つけ出せることができて、今は歌い手の96猫こと黒木夏芽、天月こと天宮翔太と まふまふこと真冬の4人で、学園生活を過ごしている
4、本編のその後
コメント
4件
見るの遅れました!ごめんなさい! 裏話ありがとうございます! なるほど!色んな意味があったんですね! 最初は『四季折々に揺蕩いて』を書こうと してたんですかっ!?難しそう…w 学生のそらるさんがいる世界線…行きたい そっちの話もめっちゃよかったですwww よし、裏話もわかったし今からもう1回 彗星列車のベルが鳴る。読み返してきます! 完結、おめでとうございます! 最高に面白かったです!!!!!
裏話ありがとうございます! 没案の小4そらるさん…私もちょっと気になr((殴 とにかく2人は最終的には幸せでいてほしいですねw 同性婚が認められた世界、実際あったら素敵だなぁ…私勝手に法改正してるから…((←おい 2人とも結婚式はぜひ東京ドームで!!← あ、ランドセルそらるさんお待ちしてます((((殴 改めて完結おめでとうございます!! めちゃくちゃ面白かったです!!