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~前回までのあらすじ~
「あなた、神魔の子なの。」 その言葉をきっかけに新たな真実を 知らされる、○○。
だが○○は、自分が神魔の子であることをすんなりと、受け入れた(←へ?)
(ちから) 才能を開花させた○○は、 兄との合流のため韓国に行く。 どうなる○○!?
episode2 「お兄ちゃん!」
○○
○○
日本でも、田舎っ子だった○○は、 目の前にあるイルミネーションだけに それほどの声が出た。
周りの人からは変な目で見られる。
○○
今日の早朝。 準備もそうそうに飛行機に乗り、 韓国に着いた○○。 母には若干、追い出された。 色々あって、 今は、手が離せない状況。
○○
○○
○○
○○
○○
○○の心の中 ジミンオッパー! おーい!
ジミン
誰かが俺の名前を呼んだ。 気のせいかなと思ったが、 そうはいかない。 俺はテレパシーだから。 また、誰かの心の声だ。
おーい!ジミンオッパってば! 話しかけてるんだけど?
ジミン
俺は、テレパシーの意識を高めた。
ジミンオッパ!今どこ? イルミネーションのところで待ってるんだけど、早く来て来て!
「イルミネーション」…… どうやら、○○でまちがいなさそうだ。
ああ。分かった。 今行く。
オッケー!!
生き別れた、妹○○。 会いたかった。 確か母は、 『天然で、可愛らしい声だ』と、 手紙で送ってきた。
ジミン
ジミン
○○
俺が視線を向けたその先には 少し小柄で、ポニーテールの 一人の女の子がいた。大体18才ぐらい。
○○
○○の横には、小さな男の子が座っていた。
○○
どうやら、ホームレスらしい。
でも、パンを食べているその子の服は汚れてはいなかった。
多分、○○が、買い与えたのだろう。
男の子
○○
男の子
○○
俺は、思った。 ○○は、母さんに似てるなって。 自由放棄で、気楽に生きて。 『「限」はない。』 それが、母さんの口癖だ。
男の子
○○
「癒し」と言うのはこれか。
なら、俺に「優神」は努められないのではないか。
俺は、テレパシーだった事もあり、 幼稚園から人の気持ちが分かることが出来た。
当然、人の心の中の気持ちが分かることは、普通の人間にしては怖いことだ。
だから、俺は父にこう言われた。 「考えることが大事だ。」 お前は、冷静さに欠けていると。
それから俺は、今日と言うひまで。 感情を「無」にしてきた。
「喜怒哀楽」 そんな事には一切、無関係。
勿論、「優」にも。
そんな俺に「優神」などを名乗る資格はない。
○○
○○
「優神」とはホントは、○○が 任つべきだったのだろう。
○○
ジミン
○○
ジミン
○○
ジミン
○○
ジミン
○○
○○
こんな事、言われるのは初めてだった。 この瞬間、長い間。 俺を悩ませてきた「苦」は消えた。 この気持ちは「嬉しい」だけじゃ 言い表せない。
ジミン
○○
○○
ジミン
ジミン
○○
ジミン
○○
ジミン
○○
○○
○○
ジミン
○○
君は面白い。 第一印象は、「面白い」 こんな子が妹なんて…… 毎日が楽しくなりそうだ。
ジミン
○○
ジミン
ジミン
○○
??
そんな中、ジミンと○○のやり取りを 路地裏から見ている何者かがいた。
ジミン
○○
○○達は、迫ってきている悪に気づかずに去っていってしまった。
??
電話相手
??
電話相手
電話相手
??
プププー
??
ニヤリ。 その男は、暗闇のなかでそう笑い、 そして、
消えた。
次回へ続く→
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次回 「○○、日記を始めます!」