私の未来。

私は片瀬 未来

高一の16歳

親友の金本 星流と

坂根 勇。

羽丘 瑠波と一緒

風が吹く。

私の背中は風に煽られ、

スカートの裾が動く。

後ろ姿の星流が見える。

未来は星流の方へ走っていく。

4人は門をくぐった。

授業が始まる。

カタカタとチョークの音が聞こえる。

未来は先生に当てられた。

説明が終わった。

休み時間。

気がつくと放課後。

家の近所

夜

ニュース速報が流れた。

翌日

いつもの星流、勇、瑠波が居た。

集合写真を撮り。

夜

来世で会いましょう。

その瞬間だった。

私達が消えたのだ。

この世のみんな。

この世界はもう潰れた。

明日へのYELL。

この言葉が世界に広かったのに。

なのに。なのに私たちになんて。明日は来ない。

この気持ちは誰もが思うだろう。

さよなら。この世界。

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そして。時は経った。

地球滅亡から10年がたった頃。

あの日の言葉がよみがえった。

あの言葉だ。

(来世で会いましょう)

この言葉はこの4人ではなく。

全世界の人々に通じた。

今は地球に欠けがあるが、

そこから一年後

私達はあと少しで30歳になる。

その時でもその

(来世で会いましょう)

が、通じた。

この言葉は

でも、未来なんて。

私達にはまだ予言など出来ない。

でも。この言葉のおかげで私達は

生き返ったのだろう。

そう思うと

その未来。

片瀬 未来は亡くなってしまったのだ。

でも未来の子供の

(来世)ライセが次の世代を育ててくれるのであろう。