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-Prolog-
悠夏
………っ
私は今、大きなステージに立っている
目の前はペンライトの光でいっぱいだ
私のために叫んで応援してくれている人たちがいる
私の歌を聴いてくれている人がいる
悠夏
……ｸﾞｽｯ
目尻に溜まった涙を流さないように上を向いた
そして、目の前を見て
大きく息を吸い…
悠夏
……っ行くぞー！！
ﾜ ｧ ｧ ｧ ｧ ｧ ｱ ｯ
観客の声が響いて、その声が私の背中を押してくれた
そしてまた、
私は歌いだす
これは、
私の人生を大きく変えた物語である
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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