─放課後の教室。
誰もいないソコは、物書きである私にとって、最高のシゴト場だった。
不思議と湧いてくる創作意欲とアイデア、
窓を開ければ、部屋に満ちる空色のそよ風!
思わず、「書くしかねぇ!!!」という気持ちにさせられるからだ。
……だが、
それは、ココに「誰もいなければ」の話だ。
数分前、
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
私は、湧き起こるこの創作意欲とアイデアをぶつけるべく、
スマホに、まあまあなスピードで文字を打ち込んでいた。
潮田 夕(しおた ゆう)
注釈!アキラとは、
私の書いている小説のキャラである。
ちなみに作業効率を上げるため、
私のキーボードは「あ」と打つと「アキラ」と出てくるのだ。
自分で言うのもなんだが、物書きの鏡なんじゃないかと思っている。
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
急に背後から声をかけられ、
すごいスピードで立ち上がった夕は、
これまたすごいスピードでスマホを机に裏返しで叩きつけた。
潮田 夕(しおた ゆう)
待ってなに誰の声こわいこわい
思わず奇声上げたわ
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
背後から急に声をかけやがっ…
…失礼、
背後から急に声をかけた人物が、
私の彼氏である千都世だとわかり、
またまたビックリ。
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
この一言でホッと胸を撫で下ろす。
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼
潮田 夕(しおた ゆう)
なんとなく、
本当になんとなくだが、
田宮 千都世(たみや ちとせ)
…千都世の表情が、暗い気がする。
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
それに、どこか上の空だ。
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
急な千都世の大声にビクッとする。
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
…あのアキラ?!
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
ピンチ、
大ピーンチ!!!
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
思考モードに入っていた私の両手を、
千都世が包むように握った。
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
「ダッセェ」と言い、笑いながら目を逸らす彼に、
─気づけば私は、
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
どこから泣いていたのかは覚えていない。
「嫌われるかも」
そう思って話している内に、
止まらなくなってしまった。
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
「おねがい」と言うように、
千都世の手をぎゅっと握る。
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
「舐めんな」と言って微笑む千都世。
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
小説のような台詞(セリフ)が自分に投げられたことで、
思わず視界がぼやける。
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
お互いに何か言うわけでもなく、
そっと手を繋いだ。
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
話題を変えようとして、
千都世が口を開く。
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
千都世がスマホを操作し、その人のアカウントを探す。
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
耳を疑うペンネームに、顔から血の気が引いていくのがわかる。
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
田宮 千都世(たみや ちとせ)
潮田 夕(しおた ゆう)
……どっちにせよ、
垢はバレてんじゃねぇか〜〜!!!!
コメント
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千 都 世 く ん も イ ケメ ン じ ゃ ね ぇ か (漢字間違ってたらすみません😳) 自分が物書きだって打ち明けるの地味に勇気いりますよね😳「馬鹿にするわけねぇ」と受け止めるなんてイケメンすぎます…!
凄い面白い状況ですね! こうなったら焦りまくるだろうなぁと…