TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

注意⚠

かなり雑になってきたかも

てかこの連載そこそこ長くなると思うので覚悟してね

♡連打とコメお忘れなく!

通報禁止❌

以上を踏まえた方どうぞ↓↓↓

茂庭

それじゃ二口、木葉くんのこと頼んだぞ

菅原

すぐ戻ってくるからな

二口

うす

俺たちは元凶とやらを探すため、探索に出ようと話した。

しかし木葉さんを1人にする訳には行かないため俺も留守番だ。

多分俺が怖いのダメだって言うのを気遣ってくれたんだと思う。

木葉

みんな、ごめんな…ほんとは4人で動けた方がいいのに…

そう言う木葉さんは相変わらず辛そうで、小さく震え続けている。

菅原

いいって、気にすんな!

茂庭

木葉くんは無理しないでゆっくり休んでてよ

茂庭

頼りになるかわかんないけど二口も置いてくからさ

二口

ちょ、茂庭さん酷くないすか!?

木葉さんはちょっと笑って再び目を閉じ、茂庭さんたちも外へ出ていった。

俺はすることも無く本殿の中を漁ってみた。

二口

…?なにこれ

タンスの中にあったものを広げてみると、それは着物だった。

二口

巫女?の着物だよな…?

隣の棚には舞で使うらしき鈴や扇も置いてある。

どれもボロボロだ。

奥に進むと、御神体である小さな鏡があった。

何故かその鏡だけは時代を感じさせないほど輝きを放っている。

二口

……変なの

少し怖くなってきて木葉さんのもとへと戻った。

木葉さんは顔色が悪く、苦しそうに肩で息をしている。

少しでも温まるようにと思い鳥肌のたつその腕を摩っていると、どこかから微かに「ねぇ」と声が聞こえた。

二口

だ、誰…?

??

ねぇ、二口

声は外から聞こえてくる。その声には聞き覚えがあった。

二口

茂庭さん?

??

うん、俺だよ

二口

どうしたんですか?もう外の探索は…

_ピロン

立ち上がりかけたその時、足元に置いていたスマホが鳴った。

眩しく光る画面はメッセージが来たことを表示している。

二口

…え?

メッセージは茂庭さんからだった。

「二口そっちは大丈夫?こっちはまだもう少しかかるかも」と、その文面を見て俺は動きを止めた。

茂庭さんはまだ探索中?

じゃあ…

二口

…お前は、誰だ…?

??

………

??

…フフッ

木葉

……ゴホッ!!

二口

!?

途端に木葉さんが激しく咳き込み出した。

木葉

げほっ…ヒュッ ぅ、ゴホッゴホッ

いつの間にか扉の向こうの気配は消えていて、木葉さんの咳ばかりが響く。

二口

こ、木葉さん大丈夫ですか!?

木葉

息、できな…ッ

苦しそうに悶えていた木葉さんが、突然背中を波打たせた。

木葉

……ッ! ゴボッ…けほっ

次の瞬間木葉さんが吐き出したものは、濁った水だった。

二口

…は…?え、水!?な、嘘、なにこれ…っ!!?

目の前の光景にパニックになりかける。

慌てつつ木葉さんの背中に触れたその時だった。

パンッと頭の中で何かが弾け、俺は木葉さん共々意識を手放した。

ある一夜の怪奇現象

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

175

コメント

63

ユーザー

木葉サン。゚(っ゚´ω` ゚c)゚。。゚(っ゚´ω` ゚c)゚。

ユーザー

木葉ぁぁぁ

ユーザー

亀じゃないね

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚