私はお荷物なのかもしれない
いや、お荷物なんだ
私はお金がかかる
数えきれないお金が私に使われていく
学費、食費、洋服やお菓子やアクセサリー.........
でも私が居なかったら...自分たちの好きなことに使えたのに
馬鹿な私に学費を払って、わがままを叶えて
私は"お荷物"
どんなに外面を綺麗にしたってナカは真っ黒
身体のナカにもう収まらない
喉から、毛穴から、出てしまいそうでどんなにしまい込んでも...
爆発する
物にあたって人に当たって
物を壊して暴力をふるって
悪いのは私なのに周りは崩れ去る
どんなに押さえ込んでも湧き出してくる
私はお母さんにお父さんに友達にお金に
迷惑をかけたくないんだ
自分でやっているのに傷ついていく母の体が...
昔大切にしていた物が
壊れていく.........
心が支配される
そいつの名前は
恐怖
止める方法は何だろう
これしかも方法はない
教えてあげる
止める方法は......
自殺────
「どこに行くの?」
「ほっとけよ!あいつの事なんて!!」
「母さんに散々暴力振ってくるやつなんて心配なんか..」
「あれ...あいつじゃね?」
「ほんとだ...」
「学校も来ずに気ままに散歩かよ」
「はぁ.....」
「あの子...学校行かずに何やってるのかしら?」
「あれ、問題児の子じゃない」
「....近寄らないでおきましょう」
「君、何をやっているんだ」
「わしらみたいに釣りに来たのか?」
「こんな若いやつが来るわけねぇだろ」
「釣りの邪魔だ!」
「どっか行け!!」
ザ バ ッ
ゴ ブ ッ
ゴ ポ ゴ ポ ッ 。 。 。 。
ポ コ ッ 。 。
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