咲莉
咲莉
と溜息混じりに呟く。
何故かと言うと みんなと戦いたくないからだ。
朔屡
はいるよー
咲莉
というやり取りをしてから 朔屡は入ってくる。
朔屡
幻想トーナメント?
咲莉
咲莉
いいかな…って思ったw
というと、朔屡は
朔屡
参加する意味無いんだけど
と言った。
咲莉
朔屡
姉さんを倒したいから
だもんw
いがいすぎる答えにびっくりした。
朔屡
めっちゃ
びっくりしてるよね?
咲莉
実の弟がさくを倒すために イベントに参加してると 知ったからには
驚く以外の行動は取れないし、 さくも全力出さないと と同じ瞬間に思った。
咲莉
正直限界だ。 1回でもスペル使ったら 魔力切れ起こすと思うくらい 体調が悪い。
朔屡
咲莉
さくの能力は血液を使う。 その血液の免疫が 異常だと風邪になってたりする。
朔屡
寝てなって言ったのに…
朔屡
顔真っ青だったよ?
咲莉
と、さくが問いかける。
朔屡
咲莉
朔屡がいきなり 大声をあげたからびっくりした。
朔屡
思ってるの?
怒ってるな。これは ちょっと怖い…
咲莉
朔屡
咲莉
朔屡
と、朔屡は溜息をつき、 こう言う。
朔屡
安静にしておくこと。
朔屡
言っとくから。ね?
咲莉
ありがとう
朔屡
パリン
咲莉
ガラスが割れた音と共に さくと朔屡は目を見開く。
咲莉
朔屡
とりあえず朔屡にお願いした。 大丈夫なはず…。
朔屡
咲莉
と、言った瞬間にとある 2人の少女が見えた。
魔理沙
フラン
咲莉
一方その頃…
霊夢
レミリア強いわよ!
練習のはずなのに… なんなのこの迫力… とそーだと私は思った。
レミリア
熱くなって当たり前
でしょう。
霊夢
…これはまだ練習よ?
レミリア
本気は出してないのよ?
あれで本気を出していない なら、レミリアは… 私のペアはどれだけ強いのだろうか。
そーだ
そーだ
と、そーだちゃんが話しかけてきた。
堕悠彩
と、思ってもなさそうに 返してしまったが 本心はきっと同じ。
堕悠彩
という言葉が零れるほど 凄い。
そーだ
あれで本気出してない…
って
そーだ
って話だよねw
堕悠彩
そーだちゃんの 言ってることは事実だ。
実際私もそう思っている。
霊夢
発動するわよ
レミリア
勝負がついたようだ。 霊夢ちゃんが勝ったんだ…
堕悠彩
博麗の巫女…
そーだ
霊夢!
そーだ
霊夢
そーだ
ふたりが話している。
レミリア
と、ふいに話しかけられた。
堕悠彩
堕悠彩
と、応答する。
レミリア
堕悠彩
正直速すぎてあまりよく 見えなかった。
堕悠彩
堕悠彩
わかんなかった
レミリア
堕悠彩
と、私はほのかに笑いながら 言った。
レミリア
向こうも微笑み返し。
傍から見たら 平和って感じなんだろうな。
レミリア
と、レミリアちゃんが 急に声をあげる。
レミリア
一緒に行かない?
堕悠彩
今すぐ行こっか
というと、レミリアちゃんは 驚いたのか
レミリア
堕悠彩ー!
と追いかけてくる。
木が茂った森の奥には 木々に囲まれ、屋根にはたくさんの 小鳥が佇んでいるカフェがあった。
堕悠彩
見つけた時の第一声が これしか出なかった。
レミリア
レミリア
堕悠彩
レミリアちゃんも 一段落つくために、 私も回復するために
お互いの目的のために カフェに入った