僕とジェルくんと莉犬くんは水ヨーヨーの屋台に居た。
赤崎
完全に夏祭りを楽しみ始めている莉犬君の顔に苛立ちが見えている。
水ヨーヨーが欲しいらしい彼はかれこれ500円ほどお金を注ぎ込んでいた。
橙樹
赤崎
橙樹
赤崎
ジェル君が隣に座り込むのを無視し、莉犬君は真っ直ぐヨーヨーの方を見据える。
赤崎
橙樹
全てを察したジェルくんは屋台の主に100円を渡し、さっさとヨーヨーを釣る。
その色は桃色。
赤崎
橙樹
赤崎
え、何この空気。何でこんなリア充見せつけられなきゃいけないの?は?
青猿
そう悟った僕は他の3人のもとへ行くことにした。
青猿
るぅとくんに見せたいもの見せられないかも、、
、、あ、ちなみに見せたいものというのはピ〇チュウがついた水笛なんだけど。
、、、彼の喜んでる顔が見たかったのに
そう思い、焦って周りを見渡す。
紫央
青猿
話しかけてきたのはなーくんとさとみくん。
___だけど彼が近くに居ない。
青猿
声を荒げながらさとみくんにつかみかかる僕。
桃谷
青猿
紫央
青猿
桃谷
後ろの方で(主に莉犬くんが一方的に)言い合いをしている様子を見てさとみくんは呆れながら足を動かしてそっちに向かおうとしていた。
青猿
桃谷
紫央
微笑んだなーくんは行ことさとみくんを連れてジェルくん達の方へ歩いて行ってしまった。
青猿
僕は彼らとは反対方向に向かって走り出したのだった。
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