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海の大冒険! 〜アクアペンダントと海の船長〜

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海の大冒険! 〜アクアペンダントと海の船長〜

9 - 2人の出会い【過去編1】

2024年08月30日

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僕は昔から海賊に憧れていた。大きな船に仲間を連れて、キラキラ輝く宝を見つける…そんなことに憧れていた僕は周りから変な目で見られた。

小さな頃のコナー国王

あいつ、、、また海賊は居ないだのそんな憧れ変だの言いやがって…。

小さな頃のコナー国王

絶対に絶対に本物は居るんだ!!僕がこの夏休みの間真実を明かすんだ!

アミール船長(半魚人)

………。

水平線に広がる海に向かってそう叫ぶと、僕の目の前に海からひょこっと化け物の見た目をした奴が顔を出してきた。

小さな頃のコナー国王

上ええええええええっ……誰!?…まさか海賊?

アミール船長(半魚人)

ああって言っても信じんてくれるのかどうか…。

小さな頃のコナー国王

海賊…?海賊なの!?よぉぉし、見たかあいつら!

小さな頃のコナー国王

ねぇねぇ宝はどこにあるの?船は持ってる?仲間は居るの?

ぐいぐいとくる質問にイラついてきたそいつは、海水を僕に掛けてきた。

小さな頃のコナー国王

うわ…!何するんだよ!?

アミール船長(半魚人)

お前ちょっと落ち着け、本物はその目で確かめる方がいいだろう。ついて来い!

小さな頃のコナー国王

ちょっと…引っ張らないであばばばば……

金色の船

小さな頃のコナー国王

うおおおおおっ!!かっこいい、、、って言うかどうして僕息ができるの?

アミール船長(半魚人)

はぁ…最近の奴らは知らないんだな。大昔からずっと海の女神様「アクア」様のお陰だ。その人のお陰でお前は息が普通にできる。逆に陸の女神様「ランド」様はオレ達が陸に上がっても大丈夫なんだ。

小さな頃のコナー国王

へぇーなんかお父様から聞いたことあるけど、忘れたや!

アミール船長(半魚人)

……宝見るか?

小さな頃のコナー国王

見たい見たい!

この半魚人の人は最初見たときびっくりしたけど、意外と優しい人なのかもしれない。

部屋の中

小さな頃のコナー国王

うおおおっ、、凄いこの部屋…!

アミール船長(半魚人)

驚くのはまだ早いぞ。この宝を見てみろ。

そう言って赤色の宝箱を両手で持って中を見せてくれた。色とりどりの綺麗な宝石やブレスレットや金色の懐中時計などどれも美しい物だった。

小さな頃のコナー国王

凄い……全部海賊さんの物?

アミール船長(半魚人)

まぁな。それとオレは海賊でもあるがこの船の船長だ。アーミルだ。

小さな頃のコナー国王

アーミル…僕コナー!

アミール船長(半魚人)

…コナーって…。

小さな頃のコナー国王

コナー・フローレス、ロベリア王国の王子!知ってる?

アミール船長(半魚人)

一様知ってる…良いところの王子様なら早くこんな所いねぇで帰った方がいいんじゃないか?

アーミル船長がそう言うと、さっきまで楽しそうにしていたコナー王子の目が変わった。

小さな頃のコナー国王

僕は、、、帰れない。帰りたくもないよ!良いところだって?家も学校のみんなも誰も僕の言うことを笑って馬鹿にするんだ。

小さな頃のコナー国王

でも…良かったよ。正直、だんだんみんなに馬鹿にされてると少しだけ本当は海賊なんか居ないんじゃないかと思っちゃって、、、でも僕の目の前に君がいる。これは真実だ。

アミール船長(半魚人)

……それで勝手に城を抜け出してあの海にいたんだな。

僕はえへへと笑った。

アミール船長(半魚人)

分かった。じゃあオレと写真を撮ってみんなに証明するか?

小さな頃のコナー国王

ダメだよ。写真なんていくらでも嘘がつける。本物じゃないとダメなんだ!明日の朝さっきの海にみんなを呼ぶから来てくれないかな?

小さな頃のコナー国王

お願いお願いお願い!

アミール船長(半魚人)

分かった。

小さな頃のコナー国王

ありがとう!約束ね!

みんなにアーミル船長と宝を見せた。凄いとはしゃぐ者や今まで馬鹿に申し訳ないと言う者や変わらず僕の嫌味を言う者もいた。

小さな頃のコナー国王

やっぱり海に行かせてあの金色の船を見せればもっと良かったかな……役者だとかロボットとか言う子も一部いたし、、あーもう!

アミール船長(半魚人)

でもそれは一部の人間だ。それに海は危ない。あんな大勢で来られてもオレと海の生き物が困るだけだ。

小さな頃のコナー国王

……そ、そうだよね。でもありがとう!

アミール船長(半魚人)

…満足したなら何よりだ。じゃあオレはもう戻る……なんだよ。

まだお願いがあるから待ってと目を光らせているコナー王子。

小さな頃のコナー国王

嫌じゃなければでいいんだけど、、、、、。その…僕もアミールと宝を見つけたいんだ。

アミール船長(半魚人)

無理に決まってるだろ。

小さな頃のコナー国王

何でだよ!もしサメかなんかに追いかけられたら僕を置いて行ったり盾にしても構わないから!

小さな頃のコナー国王

お願いお願い!宝を見つけるのも僕の大事な夢の1つなんだ。

アミール船長(半魚人)

もう黙れ!…………分かっただけど1回だけだぞ。

嬉しさのあまりジャンプをしてガッツポーズをしたコナー王子。

小さな頃のコナー国王

それでそれで?宝の地図はある?早く行こうよ!

アミール船長(半魚人)

落ち着けよ。……そうだな。これから実は「アクアペンダント」を探しに行こうと思ってる。

小さな頃のコナー国王

んー、よく分かんないけどオッケー!

アミール船長(半魚人)

まぁ…詳しいことは船で話したい。ついて来い。

小さな頃のコナー国王

オッケーオッケー!

海の大冒険! 〜アクアペンダントと海の船長〜

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