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ガチャッ
クロノア
リアム看守
クロノア
俺はクロノア
囚人番号9番
俺は囚人……
クロノア
なんだかさっきから胸がちくちくする
ちくちくと言う表現があってるか分からないが、そうとしかいいわ表せない
彼の笑顔を…姉さんの笑顔を見れたらそれでいいのに
なんでこんなにも
クロノア
ロマンシェ
声をかけられ不意に肩が跳ねる
ロマンシェ
ロマンシェ
クロノア
ロマンシェ
そう言うと老人は黙り込んでしまう
別に用がないならこちらに視線を向けないでくれ
気が散る
クロノア
ロマンシェ
クロノア
やらかした
アイツそういや仲間だったな
クロノア
彼がこの世からいつかいなくなるとね
ロマンシェ
ロマンシェ
クロノア
クロノア
だけどこの胸のちくちくも
苦しみも
なんとも言えない不快感も
消える事は無かった
アリッサ
クロノア
柵の隙間から腕を出す
ピッ、と言う音と同時に数字が1減る
クロノア
アリッサ
クロノア
アリッサ
クロノア
クロノア
アリッサ
なんて的外れな事を言ってくる
この看守使い物にならないな
アリッサ
クロノア
誰にも聞こえない声で呟いてから耳に付いてるインカムを押す
クロノア
リアム看守
クロノア
リアム看守
クロノア
プツッ
インカムを切って一息つく
ロマンシェ
しかしそれも束の間
また後ろから声をかけられる
クロノア
クロノア
ロマンシェ
クロノア
クロノア
クロノア
ロマンシェ
ロマンシェ
クロノア
何が言いたい
何を知ってる
コイツは何者だ…ただの老いぼれじゃ無い
ロマンシェ
ロマンシェ
ロマンシェ
クロノア
俺が…悪人だと?
街の人々の悪行を曝け出したのは俺達だ
俺達はこの街を救うヒーローだったんだ
クロノア
「「「クロノアさん!」」」
クロノア
違う
知らない
こんなの知らない
誰だ
コイツらは誰だ
「ノア」
クロノア
クロノア
「自分が生きたい道を歩んで」
「それが最期のお願いよ」
クロノア
クロノア
クロノア
クロノア
クロノア
クロノア
クロノア
そのまま倒れ込む様にしてベットに潜る
いつも気になる寝心地も今ではよく分からない
姉さん、教えてよ
アイツらは何者なの?
彼は…
姉さんが信じた人なの?