私の娘は、
いつも、どんな時でも
優しく、可愛らしい笑顔を見せてくれていた。
娘(優愛)幼少期
娘(優愛)幼少期
母
娘(優愛)幼少期
母
母
娘(優愛)幼少期
父(一樹)
父(一樹)
娘(優愛)幼少期
娘(優愛)幼少期
娘(優愛)幼少期
母
母
娘(優愛)幼少期
幸せだった。
この時までは、
それからは良い事が無かった。
上司
上司
上司
上司
母
上司
母
お前はクビだ。
娘を授かる前から働いていた 会社の上司から放たれた言葉だった。
上司
上司
上司
母
母
すごく悔しかった。
元々、私は他の人に比べて少し要領が良くなかった。
だけど、私の娘…優愛は
要領も良く、皆からも慕われている子で、
私はそんな娘が羨ましかったのかもしれない。
私とは対局側の人間だったから。
それから私は、
最初は頑張っていたつもりだった。
だけど、……
父(一樹)
浮気相手(深雪)
浮気相手(深雪)
浮気相手(深雪)
父(一樹)
父(一樹)
夫は、職場の後輩と浮気をしていた。
夫の一樹は私が浮気してるでしょと問い詰めても、
「していない」そんな馬鹿な事を言って認めなかった。
離婚を切り出すと、最後まで喚いていた。
「まだ愛しているんだ!」
「浮気は悪かったと思っている!」
「ただ…、血迷っただけなんだ!!」
信じれる筈もない言葉を、
ずっと…、ずっとずっと
口から零し続けていた。
娘(優愛)幼少期
母
娘(優愛)幼少期
母
母
娘(優愛)幼少期
母
母
娘(優愛)幼少期
母
母
娘(優愛)幼少期
娘(優愛)幼少期
母
母
娘(優愛)幼少期
まだ幼い娘に迷惑をかけてしまった申し訳なさで、
胸が傷んだ。
それからというもの、
新しい職場でも上手くいかず、
娘に満足のいくご飯も食べさせられず
申し訳なさと、自分の出来の悪さを実感して
夜、1人で頬に涙をつたわせた日も少なくなかった。
娘はスクスクと育ち、
小学生…中学生…
そして、最後の大人への階段
高校生になった。
娘(優愛)
娘(優愛)
娘(優愛)
母
母
娘(優愛)
母
母
娘が高校に入学したと同時に、
私も新しい職場へと就いた
その職場は、とても厳しくて
毎日忙しかった。
その所為か、
ストレスが溜まり、私も日に日に性格が荒くなってきてしまっていた。