成瀬春樹
成瀬春樹
それは、桜が舞い散り緑の葉がつく5月のことだった。
咲野藍
告白してきたこいつの第一印象は「変なやつ」だった。
咲野藍
いつも通り保健室に登校しいつも通り授業をサボる。
小日向芽依
姫沢咲良
姫沢咲良
咲野藍
咲野藍
小日向芽依
姫沢咲良
姫沢咲良
姫沢咲良
咲野藍
小日向芽依
姫沢咲良
小日向芽依
小日向芽依
姫沢咲良
小日向芽依
姫沢咲良
咲野藍
咲野藍
咲野藍
あの黒髪は小日向芽依。
弓道部に所属していて、弓道はめっちゃうまい。
それでいて、運動神経も化け物で勉強はできない。
あのクソビッチは姫沢咲良。
ナルシだが、頭は私より良く、運動神経も化け物である。
手芸部に所属している。
私を含めて高校2年生である。
私と違って、こいつらはただサボっているだけだ。
藤岡知子
藤岡知子
あの人は藤岡知子といって、保健室の先生である。
きれいで生徒思いなため、生徒からどちゃくそ人気がある。
私のことを理解してくれているため、私も嫌いではない。
咲野藍
咲野藍
姫沢咲良
小日向芽依
咲野藍
咲野藍
小日向芽依
姫沢咲良
藤岡知子
その後、私達は先生に思いっきり喧嘩を止められた。
姫沢咲良
小日向芽依
咲野藍
姫沢咲良
小日向芽依
私達は授業が始まる前に保健室を出て町に行き、適当に遊んでいる。
なぜなら、こんな野生児が3人もいると誰も保健室を利用できなくなるからだ。
午前中遊び、立入禁止の屋上で弁当を食べ、また遊びに行く。
私達はこんな生活を続けている。意地でも授業に出たりするもんか。
咲野藍
藤岡知子
咲野藍
藤岡知子
藤岡知子
その一言でこの場の空気が重くなる
咲野藍
あんな地獄の場所行きたくない
そんな思いが深く、濃い濃度で心に染みっている。
咲野藍
新しい店だからか、行き先がまだわかっていない。
5月になったとはいえ、さほど暑くないため長袖でも十分過ごせた。
小日向芽依
姫沢咲良
咲野藍
小日向芽依
姫沢咲良
咲野藍
目を開き私は言った。
姫沢咲良
小日向芽依
クレープ屋の店員
咲野藍
私は出来上がったクレープを見て目を輝かせる。
このクレープ屋はできたばかりだが、めちゃくちゃうまいとSNSで見たのだ。
姫沢咲良
小日向芽依
小日向芽依
咲野藍
私が頼んだものはチョコソースにバナナがのっている至って普通のクレープだが、チョコソースといい、バナナといい素材からうまいのだ。
こんなうまいクレープは人生で食べたことがない。
もう死ねるわ。てか死んでもいいわ。
私はこの瞬間のために生きていたのだろうか…
姫沢咲良
小日向芽依
咲野藍
そうするとどこからか声が聞こえてきた。
モブ
咲野藍
誰?こいつ?
邪魔なんだけど。
モブ
咲野藍
モブ
カツアゲか…
普通の人だったら「怖い」、「誰か助けて」と思うだろう。
でも私はこう思った。「めんど。」と。
モブ
姫沢咲良
小日向芽依
クレープ食べたばっかなのに…めんどくさくなってきたな
モブ
ゴスッ!!
モブ
咲野藍
私は自分の膝を周りに聞こえないように腹を蹴った。
モブ
ほんと耳障り。やめてほしい。
私はこいつの頭を掴み持ち上げ、食い込ませる。
モブ
頭がミシミシといっている。
咲野藍
咲野藍
モブ
モブ
咲野藍
モブ
咲野藍
小日向芽依
姫沢咲良
その後、私はこいつが気絶するまで続けた。
咲野藍
さっきの騒動が終わり、学校に戻ってきた。
すると、保健室に誰かがいた。
初めて見る顔だった。
いや、授業に出てないからほとんど人の顔なんてわからないのだが。
小日向芽依
姫沢咲良
小日向芽依
姫沢咲良
見た目はチャラく、絶対こいつ女入れ替えにして遊んでるだろ…と思った。
藤岡知子
この先生は好きだが、こういう保護者ヅラが普通にうざい
気まずいから、普通にこいつのことは無視しようと思った。
成瀬春樹
咲野藍
っていうかうるさ…
絶対サボりだろこいつ…
ん?先輩?……つまりこいつは…後輩?
咲野藍
小日向芽依
成瀬春樹
小日向芽依
姫沢咲良
咲野藍
部活で後輩と交流があるこいつらも知らないとなると…
こいつは部活に所属していないってことか?…
成瀬春樹
なんだコイツ
初対面で「少しお時間よろしいでしょうか?」って頭湧いてんのか?
咲野藍
成瀬春樹
保健室は、朝とは違い昼のためか日差しが入り込み暑くなっていた。
コメント
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投稿遅れて本当にすみません!ということで、2作品目始まります 一話目から長くて本当にすみません…