岡本結羽
川本恵助
兎には鋭利な角が生えていた。 その角が物凄い勢いで胴に向かってく
川本恵助
反応が遅れてしまった。
自分は死を覚悟した。
走馬灯が見えた
女の子に囲まれた、存在しない記憶
岡本結羽
俺の走馬灯に踏み入ってくんな!!
走馬灯の女の子達が倒れる。
川本恵助
川本恵助
川本恵助
気が付けば自分は 助かっているではないか
岡本結羽
なんと結羽が兎を蹴り飛ばしていた
川本恵助
川本恵助
ってうぉぁ!
強引に手を引っ張られる。
川本恵助
岡本結羽
川本恵助
手を引っ張られながら走り出す。
川本恵助
川本恵助
最初は気付かなかったが普通ではない
あの兎、角が生えていた。
川本恵助
川本恵助
岡本結羽
川本恵助
あんな生物、ファンタジーでしか見たことがない。
毛は雪のように真っ白で 目は血のように真っ赤で 人を容易く貫きそうな角を持ち 兎なんか非にならないくらい速い。
いやUMA、未確認生物の可能性も?
川本恵助
岡本結羽
川本恵助
右も左もわからない道の奥へどんどん進んでいく。
岡本結羽
岡本結羽
川本恵助
こんな心霊スポットのど真ん中に光?
他にも心霊スポットを探検しに 来たやつがいるのか!?
そんなことはどうでもいい。 あの光に向かって全力疾走だ!!
川本恵助
岡本結羽
俺は火事場の馬鹿力でそこへ逃げ込む
結羽も負けじと距離を離さない
後ろを少し振り向くと、兎はまだ 追いかけてきていた
川本恵助
川本恵助
岡本結羽
二人は光の中に飛び込んだ。
川本恵助
岡本結羽
命からがら逃げ込む事が出来た。
川本恵助
俺の上に乗るとはなんて卑猥な!!
岡本結羽
川本恵助
ウサg....!
川本恵助
川本恵助
辺りは森でも何でもなく あきらかに人工物であると予測の付く 場所に辿り着いていた。
岡本結羽
岡本結羽
川本恵助
川本恵助
岡本結羽
川本恵助
川本恵助
岡本結羽
岡本結羽
岡本結羽
川本恵助
というか、天国と言うより地獄と言った方が近い
石を積み上げられて造られた様な 部屋。クモの巣が蔓延っていてコケも生えている。
長年ここは 使われなかった場所なのだろうか?
川本恵助
岡本結羽
川本恵助
結羽に異変が起きていた。
川本恵助
結羽は汗だくで必死に耐えていた
川本恵助
さっきの兎に腕を貫かれたその傷に