TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

岡本結羽

あぶない!!

川本恵助

え?、

兎には鋭利な角が生えていた。 その角が物凄い勢いで胴に向かってく

川本恵助

うわぁ!!

反応が遅れてしまった。

自分は死を覚悟した。

走馬灯が見えた

女の子に囲まれた、存在しない記憶

岡本結羽

ウラァ!!

俺の走馬灯に踏み入ってくんな!!

走馬灯の女の子達が倒れる。

川本恵助

。。

川本恵助

あれ、生きてる?

川本恵助

刺されてない、

気が付けば自分は 助かっているではないか

岡本結羽

大丈夫か?

なんと結羽が兎を蹴り飛ばしていた

川本恵助

ぇぇ!?

川本恵助

お前、、すごいな、
ってうぉぁ!

強引に手を引っ張られる。

川本恵助

あ、男に興味ないです、

岡本結羽

違う!逃げるぞ!!

川本恵助

ぁあぁ!

手を引っ張られながら走り出す。

川本恵助

そうだった!、あの兎!

川本恵助

なんなんだよあれ!

最初は気付かなかったが普通ではない

あの兎、角が生えていた。

川本恵助

ありえないでしょ!あんな生き物!

川本恵助

角が鋭すぎるよ!

岡本結羽

今は逃げることだけ考えろ!

川本恵助

ぁぁ!

あんな生物、ファンタジーでしか見たことがない。

毛は雪のように真っ白で 目は血のように真っ赤で 人を容易く貫きそうな角を持ち 兎なんか非にならないくらい速い。

いやUMA、未確認生物の可能性も?

川本恵助

てかぁ!俺らどこに向かってんのォ!?

岡本結羽

知らん!

川本恵助

ちょっとォ!?

右も左もわからない道の奥へどんどん進んでいく。

岡本結羽

。。!

岡本結羽

光だ!

川本恵助

光!?

こんな心霊スポットのど真ん中に光?

他にも心霊スポットを探検しに 来たやつがいるのか!?

そんなことはどうでもいい。 あの光に向かって全力疾走だ!!

川本恵助

うおおお!!

岡本結羽

ちょ、早いな!

俺は火事場の馬鹿力でそこへ逃げ込む

結羽も負けじと距離を離さない

後ろを少し振り向くと、兎はまだ 追いかけてきていた

川本恵助

まだ来てる!てか近え!

川本恵助

急げぇぇえ!

岡本結羽

うぉぉ!

二人は光の中に飛び込んだ。

川本恵助

ぬわぁ!?

岡本結羽

おっと

命からがら逃げ込む事が出来た。

川本恵助

重い!!

俺の上に乗るとはなんて卑猥な!!

岡本結羽

すまんすまん

川本恵助

てかそんなことより
ウサg....!

川本恵助

あ...あれ?

川本恵助

ここ、どこ?

辺りは森でも何でもなく あきらかに人工物であると予測の付く 場所に辿り着いていた。

岡本結羽

確かに

岡本結羽

さっきまで俺らは森にいたはず、

川本恵助

逃げてきたのって、後ろからだよね?

川本恵助

後ろ、壁なんだけど...

岡本結羽

...

川本恵助

これってもしかして、

川本恵助

神隠し!?

岡本結羽

いやありえない、

岡本結羽

非現実的すぎる!!

岡本結羽

ここは天国だろう

川本恵助

それも非現実的なのでは?

というか、天国と言うより地獄と言った方が近い

石を積み上げられて造られた様な 部屋。クモの巣が蔓延っていてコケも生えている。

長年ここは 使われなかった場所なのだろうか?

川本恵助

ひとまず、助かったぁぁ

岡本結羽

...

川本恵助

結羽?

結羽に異変が起きていた。

川本恵助

結羽?...

結羽は汗だくで必死に耐えていた

川本恵助

結羽!それ...!!

さっきの兎に腕を貫かれたその傷に

俺達二人は異世界に閉じ込められた。

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

44

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚