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私が守りたかったもの

第4話 - ××の気持ち（最終話）

2024年05月24日

#いじめ

ゆう

あれから数日が経った

私達は友達になれ、誰よりも仲がいいのだが

私にはまだひとつ

解決出来ていないことがある

ある日の放課後

○○

××！

○○

ちょっと話があるの

××

え？わかった！ﾆｺｯ

○○

こっちこっち！

○○

（また作り笑い、）

○○

（最近増えてるな）

○○

（今日こそ言おう）

○○

よし！ついた！

××

？なんで屋上？

○○

、、、

○○

直球に聞くね

××

？

○○

やめない？

○○

その笑顔

××

え、？

○○

××さ

○○

私を変えてくれたじゃん？

○○

次は私の番

○○

今もまだあるんでしょ

○○

あの気持ち

××

、、、

○○

もうやめようよ

○○

諦めないでよ

○○

反抗しようよ

××

でもおかあ、、、

○○

××はそれでいいのｯｯ？

××

っ、それは、

○○

私言うよ

××

、？

○○

前は××のお母さんに
何も言えないままだった

○○

後悔してるの

○○

××の気持ちを潰されて
悔しいのに言葉が
出なかった、、、

○○

だから今回は言う。

××

、、、

××

そんな簡単に言わないでよ

○○

ﾋﾟｸｯ

○○

簡単、？

○○

は？

○○

ふざけんな、

○○

私がどれだけ、

××

私の気持ちなんか
知らないくせに。

○○

っ！

○○

ﾄﾞﾝｯ

××

いた、ｯｯ

いじめっ子1

○○ｯｯ！

いじめっ子2

１回落ち着こ、？

××

2人とも、

○○

知らねぇよ。

○○

お前がどれだけ辛かったか
なんて私がわかっていい事じゃない。

○○

だけど

○○

今の××は逃げすぎ

××

ｯｯ

○○

私

○○

そんな××は
好きじゃない

○○

作り笑いして

○○

人の様子伺って

○○

合わせて我慢してる

××

しょうがないじゃない、

××

勇気がなかったのよ、

○○

勇気もないくせに
私に言ったの？

××

、、、

○○

もう知らない。

○○

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

あれから××とは一言も話していない

いじめっ子1

ねぇ○○、

いじめっ子2

仲直りしなよ、

○○

やだ。

いじめっ子1

でも、

○○

うるっさいなぁｯｯ

○○

あんなやつもう
友達じゃないｯｯ！

○○

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

いじめっ子2

あ、、、

××

っ、

数日後（学校は休み）

○○

はぁー、

○○

（やっぱ言い過ぎたよね）

？？？

ー〜〜ｯｯ！！！

？？？

ーーー！！！泣

○○

ん、？

○○

（揉め事かな、？）

○○

ﾁﾗｯ

○○

ｯｯ！！！

××のお母さん

だから！だめってばｯｯ！

××のお母さん

ﾊﾞｼｯｯｯ

××

泣

××

私の好きにさせてよ、泣

××

疲れたよいい加減、、、泣

××のお母さん

うるさい、ｯｯ

××のお母さん

許さないわ、ｯｯ

××

私は、男の子みたいｯｯ、

××のお母さん

ﾊﾞｼｯｯｯ

××のお母さん

だまれ、だまれよｯｯ！！

××のお母さん

ｽｯ…（手を上げる

××

っ、

○○

ﾊﾟｼｯ

○○

そこまで。

××

ｯｯ！

××のお母さん

○○ちゃん、？

○○

あの

○○

ほんとのこといいます

○○

××が男装したいなら
いいと思います

××のお母さん

○○ちゃんまで、ｯｯ、

○○

あんたは××に理想を
押し付けてるだけでしょ？

××のお母さん

男装なんて××の顔じゃ
おかしいわ

○○

最低

○○

似合うわよ

○○

”××だから”似合うの

××のお母さん

ｯｯ

○○

最後にひとつ

○○

××にどれだけ無理させて
たか。考えなよ

○○

××はお母さんのためって
我慢してたんだからね

××のお母さん

ｯｯ

○○

いこ

○○

××

え、？

○○

ごめんね

○○

私、取り乱しすぎた

××

ちがう、泣

××

○○のおかげ、、、泣

○○

こっちきて

××

でも私は○○の、、

××

友達、じゃないんじゃ、？

○○

うん

○○

友達じゃない

××

っ、

○○

大親友でしょ！笑

××

ｯｯ！！！！！泣

○○

ほら行くよ！

××

ま、まってぇー、泣

○○

よし！

××

？何するのここで？

○○

目、瞑って

××

わかった？

2時間後

○○

よし、できた

××

？

○○

はい（鏡

××

は？！？！

××

え！！！

○○

××

、？

○○

××は××らしくいなよ

××

ｯｯ泣

××

うぁぁぁぁぁぁあｯｯ泣

××

辛かったｯｯ、苦しかったｯｯ

××

ずっと、苦しかったｯｯ泣

○○

ﾖｼﾖｼｯ

××のお母さん

××ｯｯ

××

お母、さん、泣

××

ご、ごめ、、、

××のお母さん

ごめんなさいｯｯ

××のお母さん

私、
理想を押し付けてばっかで
なにもｯｯ、、、

××のお母さん

ほんとにごめんなさいｯ、泣

××

お母さん、

××

顔、あげてよ、

××のお母さん

っ、

××

もういいよ

××

許す

××のお母さん

ほ、ほんと、？

××のお母さん

許さなくていいのよ、？

××

これから好きに
生きさせて

××

それがいいなら、
許すよ、

××のお母さん

ありがとうｯｯ泣

○○

あ、あのぉー

××のお母さん

あ、○○、ちゃん、

○○

××のお母さん、
ごめんなさい

○○

私、言いすぎました

××のお母さん

○○ちゃん、

○○

、？

××のお母さん

ほんっとにありがとう、泣

○○

！

××のお母さん

また、
遊びに来てくれる、？

○○

もちろん！

××

よし！なら今日は
夜ご飯一緒にたべよー！

××のお母さん

えぇ、いいわよ笑

○○

ありがとうございます！

××

やった！笑

○○

！（笑ってる、）

○○

よかった、（ﾎﾞｿｯ

××のお母さん

××、

××

ん？

××のお母さん

似合ってるわね

××のお母さん

可愛いわ

××

！でしょ！笑

それから私達は仲良く、また前のように仲良くなった

この物語を見ているそこの君

もし君も辛くて我慢しているなら

怖いけれど好きに生きてみてほしい

反抗しないことがいい子になる

そんな綺麗事。捨ててしまえばいい

自分の人生

自分らしく生きた方が楽なんです

私はこの生きにくい、残酷な世界

そう思っていた世界と一緒に頑張ろうと思う

今なら広く見えるから

私が守りたかったものは自分の心だったと

いつか友達の気持ちも余裕もって守りたい

次は”守りたかったもの”を ”守りたいもの”に変えてみせる

そう決めた日でした

終わり

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ゆう

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