ねぇ、神様。 何故私なの? みんなは背中を押してくれたのに 私はみんなの背中を押せない。 私の事は見守ってくれるのに、 私には大切な友達を見守る事ができないの? そんなの… 嫌だよ。。。
私はナギサ。 高校2年生。 私には、家が隣同士の幼なじみが2人いるの。 名前はカイトとソラ。 すっごく良い奴なんだ。 小さい頃から私は体が弱く、病院に入院ばっかりしてた。 その度にさ、2人ったら連絡もなしに急にきてさ、しかもでっかい荷物持って。 中身は何かって? だいたい1週間から2週間入院してたんだけど、その分のお泊まりセットと、ゲームなのw ほんとに笑っちゃうくらい心配性で、ほとんど一緒に過ごしてるから兄弟みたいなもんだよねw でもさ、それが私にとってはすっごく支えになったんだよね。 手術する時も応援してくれた。 寂しい時も一緒にいてくれた。 すっごく迷惑かけてると思うんだ。 それで体も丈夫になってきて、高校生になった。 だからさ、つぎは私が恩返しする番! … だったのにさ。 神様は意地悪だよね。 なんでこんな時に? なんで私に? そう、今日ね、急に心臓が痛くなって病院に行ったんだ。 精密検査を行って出た結果。 余命宣告。 涙が溢れそうになった。 だって…残り私にある時間は… 1ヶ月。
私の異変に気づいたのはやっぱり2人。
カイト
ナギサ
カイト
ナギサ
ソラ
カイト
ソラ
カイト
ナギサ
ソラ
ナギサ
ナギサ
ナギサ
ナギサ
ナギサ
カイト
ナギサ
カイト
ナギサ
ソラ
ナギサ
数分後
カイト
ナギサ
ソラ
カイト
ソラ
ナギサ
カイト
ソラ
カイト
ソラ
2人
ナギサ
ナギサ
カイト
ナギサ
ナギサ
ソラ
ソラ
カイト
ソラ
2人
あぁ…もうこうなっちゃ止められないよ…w まさかこんな事になるなんて…w また2人に迷惑かけちゃった。 2人にはお返しがしたいのに仮がどんどん積もってくよ。 でも… やっぱり優しいな。
それで1ヶ月間は… 2人のおかげで一生で1番と言えるくらい楽しい思い出になった。
カイト
ソラ
あっとゆう間に1ヶ月がすぎちゃった。 楽しかったな。 でもその時は突然にきた。
ナギサ
カイト
ソラ
病院にて
ナギサ
カイト
ソラ
カイト
ソラ
カイト
カイト
カイト
ソラ
ソラ
ナギサ
カイト
ソラ
ナギサ
カイト
ナギサ
ナギサ
ナギサ
ソラ
カイト
カイト
ソラ
カイト
ソラ
カイト
カイト
2人
その後、ナギサは、
ナギサ
と、途切れ途切れに、掠れた声で、でもハッキリと俺達に向かって話してくれた。 そして、両手を俺達が繋ぎ、ナギサが俺達の真ん中で、病院のベットで、永遠の眠りについた。 その時、「ふたりとも、大好きだよ。そして…ありがとう。」 といってくれた。 いつもの笑顔に、1粒の綺麗な涙を流して。
俺達は、最後の1ヶ月の間に将来について話していた。 そこでナギサは「○○大学にいって、○○会社に就職する!」 と言っていたので、俺達がその言葉を実現させた。 ナギサの代わりとして。 今でも俺達はいつも一緒に居る。 そして小さい時からの変わらない習慣。 ナギサの家に行ってお喋りをする。 たとえどんなに忙しくても。 そうするとさ、寝てる時に夢で必ずナギサが出てきて、声をかけてくれるんだ。 ほんとうに生きているみたいに 、俺達に喋りかけてくれる。 相談にものってくれる。 最後夢が終わる頃には絶対に 「私はカイトとソラと一心同体だから」 とあの笑顔を向けて帰っていく。 そこで目が覚める。 俺はこれは現実だと思ってる。 だから、俺達3人はいつになってもずっと一緒にいるんだ。 幼なじみとの切なきEND 完結
コメント
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初投稿とあり、文法がめちゃくちゃだったり、誤字があったりするかもしれないですけど温かい目で見守って貰えると幸いです!