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コメント
1件
読み終えたわ…。 いや、第5話、なかなか不気味でゾクッとした。 「後ろの正面」っていう遊びがどんどんエスカレートして、トンボを握り潰したり、猫を生き埋めにしたり、自分の腕を石で削ったり…子供の遊びの範疇を超えてて、むしろこっちが寒気した。 特に露子の「私が死んだら、悲しい?」って問いかけに慎一が答えられなかったシーン、グッときたわ。 彼女の笑顔の裏にある狂気と、慎一の無関心の間で何が生まれるのか、次が気になる🔥
遊びの内容は徐々に悪化していった
それも、純粋な子供の遊びとは思えないほどに、酷くなっていった
桑原陽一
古賀勲
桑原陽一
陽一は下に弱ったトンボを見つけた
桑原陽一
陽一は不気味に口角を上げた
勲は陽一の笑みに嫌悪感を抱いていたが、トンボを渋々掴んだ
そして、片手でトンボを強く、握った
古賀勲
桑原陽一
後ろの正面を当てられなかった勲は、手に乗せていたトンボを床に落とす
透明の液体が出ていたトンボを、陽一は興味深く観察している
神田志乃
志乃は涙を流しながら、傷ついたトンボを土に埋め始めた
しかし、志乃を除いた全員の心が揺さぶられるわけがなく、全員が彼女に同情しなかった
なぜなら、彼女の涙が「嘘偽りの演技」であることを皆は見抜いていたからだ
一ノ瀬露子
都築慎一
一ノ瀬露子
露子に妙なことを聞かれ、慎一は無愛想に答えた
しかし、露子は口元に手を当てながら、満足げに笑った
都築慎一
「後ろの正面、だあれ?」
神田志乃
一ノ瀬露子
一ノ瀬露子
露子が指を差した方向には、可愛らしい野良猫がいた
神田志乃
一ノ瀬露子
志乃は怯えて体を震わせる演技をしていたが、露子はそれを全て見抜いていた
それだけではなく、志乃の体を軽く押して、彼女のことを急かした
志乃は猫をさっきの墓の元へ持って行き、上から砂をかけていった
そして、完全に猫は墓の中に埋まった
都築慎一
一ノ瀬露子
平然とした顔でそう言うため、露子の心の奥底にある狂気が見えたような気がした
そして、陽一は猫が埋まった砂をしゃがみながら、じっと見ている
桑原陽一
桑原陽一
しれっととんでもない言葉を口にしていたが、誰もそのことに触れなかった
まるで、それが普通であるかのように
陽一にとって、生き物をコレクションにするという行為は、顔を洗う程度のことだった
後ろの正面だあれ?
一ノ瀬露子
神田志乃
一ノ瀬露子
神田志乃
志乃は露子に鋭い形をした石を手渡しする
一ノ瀬露子
神田志乃
志乃は「許してあげる」と言い、あたかもさっきやられたことを、そっくりそのままお返しするかのように言った
しかし、露子は嫌な顔一つせず、むしろ笑顔だった
そして、何も喋らず、ただ罰をぼーっと見ている慎一に向かって、微笑んだ
一ノ瀬露子
それだけを言うと、露子は石で自分の腕を削り出した
眉を顰めることもなく、ぎこちない音だけが響く
都築慎一
一ノ瀬露子
慎一が不思議そうに聞くと、露子はお淑やかに笑いながら、自分の傷ついた腕を見せた
一見すると可愛い女の子の笑みだが、傷ついた腕があると、なんだか不気味に見えた
一ノ瀬露子
都築慎一
慎一はその問いに答えられなかった
なぜなら、彼女の本心が見えなかったからだ