TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

山田くんが、目の前にいる。

ってか、同じ駅で降りてたん?

なんで今まで気が付かんかったんやろ。

山田涼介

ねぇ?いまさっきまで一緒にいたのって、たしか丈くんだよね?

大橋和也

う、うん。この駅までは一緒やから・・・

山田涼介

へぇ?(お隣さんで、一緒に通学してるんだ・・・)

大橋和也

山田くんってこの時間に乗ってるん?

山田涼介

今は夏休みだからねー

大橋和也

同じ駅だったんやな。全然気が付かなかったなぁ

山田涼介 「だね。俺も・・・(もしかして和也の好きな人って)

大橋和也

・・・・

和也は、さっきの電車の中で丈くんとはしゃいでいた時の笑顔とは別の笑顔だった。

なんて言うか・・・。

⤴見てたのか?

山田涼介

なぁ?久しぶりにさ、お茶でもしない?

大橋和也

でも、今日は課題しに来たんや・・・

山田涼介

昼までに終わらせて?ねっ?俺もさ、昼からなら空くから!ねっ?和也の話聞かせてよ!

大橋和也

俺の話?

山田涼介

そう!なんか悩んでそうだし、聞いてもあげるから!

大橋和也

えっ・・・・ (悩んでいるように見えたんや)

と?

道枝駿佑

え゙っ?

目の前で、大橋くんの肩を抱いてるの・・・・

道枝駿佑

や、山田先生!?

ってかみっちーまで降りる駅一緒やったんや!

⤴知らなかったみたい。

みっちーは、見てはいけないもの・・・。

いいや?ただしくは見たくはなかった2人の姿を見てしまったのだ!

道枝駿佑

やっぱりふたりって・・・

⤴勘違い

そして、肩を抱きながらもズンズン歩く2人。

山田涼介

和也ってさ、丈くんだっけ?
彼のこと、好きでしょ

大橋和也

えっ(;゚Д゚)!

な、なんで?

山田涼介

やっぱり(この反応はビンゴ!)

大橋和也

や、やっぱりそんなにわかりやすいかな・・・

山田涼介

うん、めちゃめちゃ分かりやすいから(妬けちゃうくらい)

大橋和也

(本人には全然伝わらんけど・・・)

山田涼介

・・・・(笑)

道枝駿佑

な、何話してるんだろう

⤴気になるから付いてきた。

たが、山田くんははっすんの気持ちがすぐ分かってしまい、とりあえず協力しようとしていただけだった。

*️⃣みっちーの恋模様は、この先あるかもしれないし、ないかもしれない。

そして、山田くんと一旦別れたあと、はっすんに近づいたのは・・・

和也くん! おはよう!

大橋和也

渚ちゃん・・・、おはよう

ねぇ?さっきのイケメン誰?肩、抱かれてたよね?見たよ?

大橋和也

えっ?もしかして、山田くんのこと?

山田くん?知り合いなの?えっ(;゚Д゚)!まさか乗り換えたとか?

大橋和也

な、何言うてんの?(笑)

渚ちゃんとは、あれからすごく話せるようになり、何かと丈くんのことで、相談に乗ってくれる唯一の女友達となった。

なかなか距離が縮まらない俺と丈くんを、

【ムズキュンカップル】とか勝手に名付けてきたりして・・・。

まぁ、確かにそうやけどさぁ・・・。

丈くんとカップルになれるかは全然自信ないんやけど・・・ ?

大橋和也

彼は・・・。山田くんは、俺のあこがれの先輩なんやよね-・・ 。小学校の時の、ダンススクールの時に仲良くなった先輩でさ、久しぶりにあったんや

へぇ?先輩なんだ。

大橋和也

しかも自分の夢を叶えてて凄いなーって

夢?

大橋和也

先生なるって夢や。いま、高校の先生してるんやて

へぇー?(ってことは、藤原さんとライバルってことか・・・・)

大橋和也

渚ちゃんは、いまからクラブ活動?

そうなの。じゃあ、またね!

大橋和也

うん、じゃあ・・・

課題を終わらせ、約束通り山田くんとの待ち合わ場所まで急いだ。

山田涼介

和也!ここ!

と、手を挙げて微笑んでくれた。

大橋和也

山田くん・・・

何故か1人だけキラキラしている。

めっちゃ注目の的なんやけど?

道枝駿佑

(待ち合わせ・・・2人きり・・・デートの約束・・・ )

⤴1人妄想中&呟いてます。

道枝駿佑

(山田先生を、独り占めするやなんて・・・ずるいです!僕もしたいのに!! )

⤴違うと思うけど・・ 。

そりゃそうですよね。

道枝駿佑

何の話しとるんやろう・・・

みっちーは我慢ができずとうとうここまでついてきてしもたみたいや。

コーヒーを頼み・・・

大橋和也

山田くん、俺の気持ちに気がついたって言うてたよな・・

山田涼介

君だけじゃないよ?君の仲間って変わった子、多めだよねー

他にも気がついたんか?

大橋和也

・・・・・・

山田涼介

もちろん、いい意味でだよ?悪くいうつもりないんだから

大橋和也

・・・・・

山田涼介

出会ってしまったんだし、好きになっちゃったんだからさ

大橋和也

・・・・・

道枝駿佑

・・・・・

大橋和也

みっちーは、山田くんにとってどんな生徒なん?

山田涼介

あー、道枝か

道枝駿佑

(えっ(;゚Д゚)!いきなり俺の話?)

⤴無意識に

と言っております。

なんでこんな質問をしたかって?

山田メモ

後ろに道枝がいるから、道枝について話そう

というメモを山田くんに見せられたんや。

山田涼介

道枝は背が高くて、僕は羨ましい

大橋和也

モデルを目指してるっ言うてた。あっ、知ってるよな・・・

道枝駿佑

(なんで2人は俺の話してんの? )

山田涼介

らしいよねー。モデルの目黒蓮くんに、憧れてるとかで、今度オーディション受けます !って言ってたから許してあげようかなって。彼の努力はかってるしね

大橋和也

俺も羨ましいんや。めちゃめちゃ真面目で素直な子やしね・・・

道枝駿佑

(ほ、褒めてくれてるん?えっ(;゚Д゚)!なんで?)

⤴なぜ、自分の話題をされているのか分からずプチパニック。

山田涼介

そうそう(笑)

道枝駿佑

・・・・・

しばらくして、

山田涼介

それでー・・・・

大橋和也

そうなんよ

2人は、今までの出来事を延々と話し始めていた。

道枝駿佑

なぁんだ。デートじゃなかったんや・・・

そのあとみっちーはトボトボと帰って行った。

そして、本題に入ったところで・・

大橋和也

丈くん・・・引っ越しちゃうみたいなんだよね・・・

山田涼介

えっ(;゚Д゚)!嘘だろ?

丈くんとの出会いを話したあと、ポツリと呟いてしもたんや。

心の声、ダダ漏れやん・・・。

山田涼介

引っ越すって・・・お隣になって、やっと君達は・・・

大橋和也

きっと俺の隣にいるの、嫌になったんちゃうかな

山田涼介

えー?まさか・・・

今の聞いとる感じやとそんなの感じやん。あの丈ってやつも満更では無い顔してたし。

こいつらきっと【両思い】なんだろうなって・・・

この俺が感じたんだから!!

でも、待てよ?

これって【両片思い?】

こんなにそばにいるのに?

大橋和也

いつまでも素直になれやんし・・・

山田涼介

・・・・・

大橋和也

距離が縮まらんくて、もう疲れたわ・・・

と、テーブルに突っ伏した。

山田涼介

・・・・・

大橋和也

叶わん恋をするのって、こんなに苦しいんやな・・・男女の恋と違って(いや、男女の恋でも一緒かもやけど)

山田涼介

でも、好きなんだろ?

大橋和也

好きやけど・・・(距離、縮まらんもん)

どうしたらええのかわからん。この気持ちも伝えてええのかも分からん。

山田涼介

諦めるの?

大橋和也

えっ(;゚Д゚)!

山田涼介

諦めたらそこで試合終了じゃん?そりゃあ、好きになるはずない相手かもしれないけどさ

大橋和也

・・・・

山田涼介

俺さ、和也には幸せになってほしいし、笑っていて欲しいんだよ

大橋和也

山田くん・・・

山田涼介

きっと、大丈夫。

大橋和也

ありがとう。ところでやけど、山田くんには好きな人いなかったっけ?俺の記憶ではいた気はするんやけど・・・・

山田涼介

俺にそれ聞いちゃう?

何故か、顔を近づけれる。

大橋和也

えー?いないんやったら・・

山田涼介

ほら、俺ってイケメンだし、なんだかんだモテるじゃん?

大橋和也

は、はぁ・・・(山田くんってこんなキャラやっっけ?)

山田涼介

男にも告白されちゃって、困るんだよねー

大橋和也

・・・・(なんも言えねー)

山田涼介

あれ?引いた?

大橋和也

えーっと・・・ (なんて答えれば・・・)

山田涼介

まぁ?その辺は僕にも選ぶ権利はあるわけだし

大橋和也

・・・・ってことは・・(男がいやってわけでもないのか)

山田涼介

まぁそれはそのうちにってことで・・・

と、ウィンクされた。

さすがやな

大橋和也

じゃあ・・・

その日はそれで別れたが・・ 。

山田涼介

(和也には伝わらないかぁ)

て思う山田くんがいた。

🍬 .。 ______________________________ 。. 🍬

LINEのやり取り

道枝駿佑

一緒に居たのに聞き忘れるなんて・・・

と呟きながらLINEに返事するみっちー。

大橋和也【みっちーの、LINEID教えていい?】

大橋和也

怒ってないのか・・・

けどみっちーには悪いことしたな・・・。

だけどこの後、山田くんとなにかとかかわり合いになるとは思わなかったんや。

Timeless Love~なにわ男子BLストーリー~(丈橋編)

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

50

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚