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隊服をきてその上に師範と同じ羽織を叶夢とお揃いで着る

師範はよくものをなくすからいつも多めに用意していてよかった

叶夢

この羽織師範の香りがする

つぼみ

うん

つぼみ

これで師範といつも一緒だね

叶夢

うん

叶夢

師範の想い私たちで受け継いでいこう

おそい、おそい

早くしろー

つぼみ

あ、急がなきゃ!

叶夢

よし、走ろう!

つぼみ

ここかな

叶夢

あのカラスさんも途中でどこかにいなくなったし

叶夢

よくわからないな…

街の中に入ると、私たちがいたような場所とは全然似ていなくて

叶夢

うわぁー

つぼみ

人がたくさん

いろんなお店が立ち並んでいて、にぎやかなそんな場所

なんかこんなにたくさんの人を見るのは久しぶりかも、あの頃は毎日まゆと原宿に行っていたのに

不思議な感じ

叶夢

つぼみつぼみ!

つぼみ

ん?

叶夢

あそこにお団子があるよ!

なんて小さい子のように目をキラキラさせてはしゃぎまわる叶夢

つぼみ

ちょうどお腹もすいたところだし食べていこう

叶夢

うん!

つぼみ

おじさーん、みたらし団子2本ください

おじさん

はいよ!

おじさん

…それにしてもお嬢ちゃんたち見かけない子だね

おじさん

どこからか来たのかい?

団子にみたらしをつけながら不思議そうに私たちの事をみるおじさん

叶夢

まぁ、そんな感じですね

おじさん

じゃあお嬢ちゃんたちにいいこと教えてあげよう

つぼみ

いいこと…ですか?

おじさん

そう

おじさん

実はこの町で最近不思議なことが怒っているんだ

つぼみ

不思議なこと?

叶夢と静かに目を合わせる

叶夢

つぼみ

おじさん

夜になると髪の長い女が連れ去られるそうだ

おじさん

ちょうどお嬢ちゃんたちくらいのながさだね

おじさん

だからくれぐれも気を付けるんだよ

つぼみ

はい!ありがとうございます

おじさん

はいよ!みたらし団子だよ

叶夢

わーい、ありがとうございます!

団子をもらっておじさんにお礼して街の中を歩く

叶夢

つぼみ、さっきのはなしって

つぼみ

もしかしたら鬼の仕業かもしれないね

叶夢

だったら私たちが退治しなきゃ

叶夢

標的に入るなら夜に出歩いていたらやってくるってことでしょう?

つぼみ

そういうことだね

つぼみ

でも、もう少し情報が必要だから情報収集も含めて歩き回るとしますか

叶夢

だね

それから道端にいるいろんな人たちから話を聞いた

いろんな情報があったけどやっぱりみんな口をそろえて言うことは

私たちくらいの髪の長さの女の子たちが行方不明になっているということ

叶夢

結構な人が知ってるみたいだったけど

叶夢

一体何人の人が連れ去られたのかな…

つぼみ

知ってる人が多いほど被害は大きいってことだよね

叶夢

そんな…

悔しそうに羽織を握りしめる叶夢の手を優しく握る

つぼみ

大丈夫

つぼみ

私たちが正体を突き止めて倒そう

叶夢

…うん

師範の手紙に書いてあった叶夢のもう一つの型

それを出させてはいけない

もしもの時は私が止めなきゃ

叶夢

じゃあつぼみ行くよ

つぼみ

うん

あれから適当に時間をつぶして今に至る

特徴の髪を目立たせるために結んだいたけどそれをほどく

これで下準備はばっちり

つぼみ

さぁいつでもかかってきなさい

叶夢

ずっとつけてきてるのはわかっっているのに

そう、私たちが入った定食屋から何かにずっとつけられてきていて

気配的に人間じゃないことはわかっているから、わざと人気がないようなところに行く

と、その時

離れていた気配が急に速いスピードで近づいてきた

それは叶夢も気づいたみたいで刀を抜いてよける

ちっ

その瞬発力

あんたたち一体何者だい?

つぼみ

え?女?

そこには成人してるかしてないくらいの女性が立っていた

叶夢

私たちはあなたを退治するためにやってきました

ふーん

私を殺しに?

あははは!

あんたたちみたいな雑魚にやられるわけないでしょう?

つぼみ

それはどうだか

師範の修行と最終選別の時できづいたら気配だけで相手が強いか強くないのか判別できるようになっていた

つぼみ

あなたはそんなに強くない

叶夢

他にもいるんでしょう?

つぼみ

仲間が

叶夢

隠れてないで出てきたらどうですか?

おに

あらばれてたの

建物の陰からもう一人

鬼とは思えないほどのきれいな女の人

そしてそれ以上の力の強さを感じる

叶夢

つぼみ…

つぼみ

やろう

おに

あはは!私たちを倒せるなら倒してみな!

その命お助けします!

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