テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

朱菜

リムル様たち…大丈夫でしょうか…?

ヴァー二ー

朱菜

?大丈夫ですか?ヴァー二ー

ヴァー二ー

朱菜

戦いに行けなくて拗ねてるんですか?大丈夫ですよ、必ずリムル様達が勝ちま…、

ヴァー二ー

ううん、少し寝るわ。何かあったら起こしてちょうだい

朱菜

は、はい、

「なんてすごい子なんだ!」

「ヴァー二ーはフランシス家最強の魔女だ!」

「お前は神の力をもつ子だ!」

小さい頃から私は神のように崇められていた。

なぜならそれは、齢5歳で上級魔法使いでも操るのに100年はかかると言われている大魔法を使うことが出来たから。 その無限のようにある魔素、スキルを家の人達は 神様のように崇めた。 でも

「気味が悪い」

「もし私たちに危害を加えたら…」

「恐ろしい」

「子供なのに全く子供らしさがない!」

私のことを忌み嫌う人もいた

私は、ずっとああしなさい。こうしなさい。 「お前は優れている。」 「ヴァー二ーは神の存在になれる力がある」

気持ち悪い。

私は貴方たちの玩具じゃない。 私は私がやりたいことをしたい。そう言っても 聞く耳なんて、誰も持ってくれやしない 私は、私じゃないの? 私は、アイツらがいて、私になるの?

ワカラナイ━━━━━…… いつもそう思っていた。

でも、私を変えてくれた子がただひとりいた。 名前も知らないような、小さな人間の男の子。

ヴァー二ー

…よし、ここのルートなら誰もいない!

ヴァー二ー

おまたせ!

遅いよ!

ヴァー二ー

ごめんなさい!

ヴァー二ー

特訓が長引いて…

真面目だね〜。

ヴァー二ー

あはは…

早く遊ぼうよ!

ヴァー二ー

!えぇ!

私たちはよく花畑で遊んだ

ほら、これ!ヴァー二ーちゃんに似合いそうな青いお花!

ヴァー二ー

わぁ…!綺麗

えへへ〜あげる!

ヴァー二ー

!ありがとうじゃあ私からも

ヴァー二ー

ピンク色のお花あげる!

ありがとう!あ、そうだ…!

ヴァー二ーの髪にその青い花を飾り、(?)自分の髪にヴァー二ーがくれたピンク色の花を頭飾りにした

これで僕たちおそろい!

ヴァー二ー

…!うん!お揃い!

楽しかった。唯一生きるということが楽しいと思える時間だった

あ、それじゃ、そろそろ帰るね〜!またね明日、ここで!

ヴァー二ー

うん!

おい!ヴァー二ー!お前はどこに行っていたんだ!

ヴァー二ー

ご、ごめんなさい、修行をと…

チッ

ヴァー二ー

…早く、もっと魔法を覚えなきゃ

私にいつも求められてるものはミスのひとつも許されない。 全てにおいて最高であれ。 そう言われ続けてきた。 そう言われる度に、私の心が抉られる様だった。

数ヶ月、時が過ぎた。

最近、私は何かが足りない。 最高になるためには、何かが足りない。 家の者たちにその何かが足りないせいで、よく怒られている。 …私より何も出来ないくせに。

そんなストレス、家の人達への不満を発散させるかのように、 めいいっぱい子供のように楽しめる時間。 それがあのこと遊ぶ時間 あの子には名前がなかった。 というか、教えてくれなかった。 私は深くは追及せずに、ただただあの子と会う度に、 いつもの花畑で遊んでいた。 あのこと遊べるから、生きる価値がある。 そう思っていた。

ヴァー二ー

今日も行こう、

ヴァー二ー

おーい!おまたせって……え?

そこには、血まみれのあの子が倒れていた

ヴァー二ー

ッ!?!?

ヴァー二ー

大丈夫!?

そう言いながら、彼を抱き抱えた瞬間、 もう既に息絶えていることが、冷たさからわかった。

ヴァー二ー

いや……いやっっ……いやっっ!!!!

ヴァー二ー

ねぇ、返事をしてっっ!!!お願い!!!

何度回復魔法を使おうと、何度高価で珍しい回復薬を飲ませようとしても、あの子は起きることも、息をすることもなかった。

ヴァー二ー

やだ……嫌だよ……なんでっ……

「おやおや、フランシス家の最強のお嬢様がどうされたのかな?w」

ヴァー二ー

……?誰

魔人

私はそこの少年を殺しただけのただの魔人さ。

ヴァー二ー

!!お前……か

魔人

私のことは悪く思わないでくれ。恨むなら、このガキを殺せと言った、君の保護者を恨みたまえ

ヴァー二ー

はっ……?どういうこと……?

魔人

君、修行をこっそり抜け出して数ヶ月前からこのことちょくちょく遊んでたみたいだねー?それを見抜いた君のお父さんに、あのガキを殺すように頼まれたってわけ……

ドゴオッ((魔法を打ってきた))

魔人

酷いなぁ?私は頼まれてやったまで。その魔法を打つなら、君のお父さんにしなよ。

ヴァー二ー

黙れ。

ヴァー二ー

コロ、ス。

初めてだった。本気でこんな気持ちを抱くのは。

魔人

ふーん、そう。

すると魔人がヴァー二ーに近づき、蹴りを入れた。

ヴァー二ー

ッッ

魔人

やっぱり魔法使いは肉体攻撃に弱いね〜?どれだけ鍛えようと、体質的に、無理なんだよ。

ヴァー二ー

五月蝿い!!

ヴァー二ー

炎魔法……

炎神の怒り

魔人

わぁ、すごい魔法。こんな高性能な魔法、君みたいな子供が扱えるんだ。すごいなぁ最近の子は

ヴァー二ー

合成魔法……

水龍と炎神の晩餐

魔人

っ、すごいね〜ほんと。オリジナル魔法?

魔人

君まだ10歳ぐらいなのに。私悲しくなっちゃうよ。

魔人

だからね……そうやってずに乗ってるガキをいたぶるのが私は好きなのさ!!

魔人が肉体攻撃で攻めてきた

ヴァー二ー

痛ッッ……!

魔人

ほらほら〜ちゃんと魔法使う時は集中しないとw

魔人

集中が途切れるとすぐに魔法なんて溶けちゃうよ〜?w

魔人

それとも、こうやって人と戦うのは初めてだった〜?

魔人

じゃあちょうどいい相手だね〜?w

ヴァー二ー

……あんた、ここらで最近噂になってる体術使う魔人?

魔人

御明答〜w

ヴァー二ー

なる程ね……

魔人

何安心してんの?w

ヴァー二ーを地面にたたきつけて顔を踏んだ

ヴァー二ー

ッッ……

魔人

ほらほらーwもっとていこうしなよw

魔人

このままだとー殺しちゃうよ〜?

ヴァー二ー

…………

魔人

私無視されるのは好まないんだよ?

そう言い腕をナイフで切りつけた

ヴァー二ー

いっっ!!?

魔人

ほら、声出せんじゃんw

魔人

もっと痛がりなよWww

それから何分たっただろうか? 私は何度も殴られ、蹴られ、ナイフで切りつけられた。 もう、致命傷だった。

魔人

本当に何もしてこねぇなwまさか死にたいの?

ヴァー二ー

……はぁ、はぁ……ころ、、す、、!

魔人

そんな状態で言われても説得力感じないなぁ〜?

魔人

それじゃあ、そろそろ終わらせてあげるw

魔人

私に攻撃をしたのが間違いだったね。じゃあねw

転生したらスライムだった件

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,310

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚