主
主
主
主
主
マナー厨×
注意厨×
主
よろしくお願いします!!(?)
主
主
ドカッ
💙
地面に椅子が打ち付けられた音が 教室中に響いた。
モブ
モブ
💙
…見ての通り、僕は虐められている。 特別なにかした訳では無いと思う… だけど、理由を聞いても、誰も教えてくれない。
💙
モブ
モブ
モブ
💙
パシッ
💙
モブ
モブ
💙
やっと席に着けた。 僕の席は隣の人が居ない だから授業中だけは誰にも邪魔されずに集中できる。
授業中だけが唯一、安心できる時間。
💙
💙
最悪…
💙
だけど最近、何か言われたり、怪我をしたりしても 全てがどうでもよくなってきた。
何か言われたら無視すればいいだけ 怪我をしたら気にしなきゃいいだけ。 こんなことで涙がでるのは、自分が弱いから。
そう自分に言い聞かせながら過ごしてきた。
💙
💙
先生
💙
先生
……
自分は特に何も無かったから、黙っていた。
すると、さっき僕のことを虐めてきた女子が口を開いた。
先生
特にないなら次に…
モブ
先生
モブ
え…? 何それ、、 あ…僕が腕を振り払ったから…?
💙
先生
💙
い、いやっそんなこt
モブ
💙に叩かれてるとこ!
💙
もぶ
モブ
💙
目頭がじわっと熱くなっていった。 でもここで泣いたらもっとさらに何か言われる。
そう思い涙が流れそうな直前でグッと抑えた。
モブ
もぶ
謝れーww
皆が僕のことをじっと見つめてくる。 怖い、怖いよ…
、、先生にちゃんと話せば…分かってくれるかもしれない。 そう思って口を開いた。
💙
先生
はは、、、
期待した自分が馬鹿だった。 先生ならわかってくれると思ってた 僕の話は誰も聞いてくれないの?
僕はもう諦めて謝ることにした。 これ以上やったって誰もわかってくれないから。
もう誰も信用しない。 そう決めた。
💙
僕は少し深めに頭を下げた。 適当に謝ってまた何か言われたら面倒臭いから。
先生
モブ
先生
💙
僕が座ると、少し遠くから クスクスと笑い声が聞こえてきた。
モブ
モブ
💙
でも僕はいつも通り 気にしないようにした。
大丈夫、大丈夫と何度も言い聞かせた。
キーコーンカーンコーン
1時間目が始まった。 僕はいつもと同じ様に、ノートと教科書を開いて机に向かった。
キーンコーンカーンコーン
やっと1時間目が終わった…。
2時間目まで小説でも読んでよ…
💙
💙
僕が今見てるのは恋愛モノ。 いじめられてる主人公を転校生が助けるって感じの……
この小説、大好きで何回も読み返してる
…まぁ、現実ではそうそう無いよな…。
そんなことを思いながら、本を1文字1文字と読み進めていると
コツっ
と、何か白い物体が体に当たった。
落ちた白い物体を拾ってみてみると、それは消しゴムだった。
もぶ
声のするほうを見てみると、ニヤニヤとしながらこっちを見ている男子がいた。
💙
もぶ
そんな怒らなくてもいいのにwww
もぶ
もぶ
💙
好きな物を馬鹿にされて、怒らないはずない。 だけど僕は黙っていた。 こんな奴らには何を言っても無駄だから
あー…早くチャイム鳴らないかな。
そう心の中で呟きながら小説を読み進めた。
なんだかんだで帰る時間になった。
なにかされる前に早く帰ろう。
💙
自分はいつも電車で通学してる。
今日は空いててよかった…
混んでると座れないし…
💙
💙
着いた…
帰ったら勉強しないとな…
💙
ガチャ
僕は静かにドアを開けた。
すると、いつものように 父と母が喧嘩をしていた。
母
!!?!
父
……!!
僕の母はプライドが高く、完璧主義だ。 そして父は、いつも冷たくて、余り喋らない。
僕は親に愛されたことがなかった。 ただ勉強するだけの道具…。
どうせ今日もくだらない事で喧嘩してんだろw
…それより勉強しないと。
さっきも言ったように母は完璧主義。 だから、テストでは95点以上。 順位はぜったいに3位以上を取らなきゃダメ。
もしダメだったら…、家から追い出される。
はぁ… 頑張るか…。
💙
💙
もう8時…?
💙
僕がリビングに戻ると、父と母が居なくなっていた。
まぁどうせ出かけにでも行ったのだろう いつもこうだ、 僕に何も言わずに勝手にどこか行く。
僕の事なんかどうでもいいの…?
…ま、もうどうでもいいや。
えっと…今日は何作ろうかな…。
💙
僕は近くにあったレシピ本を片手に、色々調べてみた。
だが、あまり食欲がなかったため、無難に卵かけご飯にした。
1人で食べるのにはもう慣れてるから、今更寂しいなんて思わない。
早くお風呂はいって寝よ…
💙
チュンチュン
窓の外から雀の声が聞こえてきた。
💙
💙
も…朝?
あの後、部屋に戻って勉強してたら、途中で寝てしまったらしい。
💙
💙
💙
そんな叶うはずのない願いを ぼそっと呟いた。
朝食を軽く済ませ、準備をし いつもより少し早めに家を出た。
💙
ふぅ…着いた…
早めに来たからか、まだ教室には誰もいない。
昨日の小説の続き読も…。
💙
💙
誰の目も気にせずに小説を読めるってだけで、凄く気が楽になった。
モブ
もぶ
時間が経つにつれ、どんどん人が増えていった。
案の定色々言われたが 全部無視した。 こんな奴らに構ってる時間がもったいない。
先生
HRが始まった。
先生
…転校生か…。 誰だろ…
先生
💖
💖
💖です!
転校生が入ってきた瞬間 教室がざわついた。
サラサラとしているぴんく色の髪。 整った顔立ち。 すごくかっこいい。
先生
💖
💖
💖です!
💖
第〇人格とか大好きでーす!
💖
💖
…すごく笑顔がステキな人、、。
モブ
モブ
モブ
もぶ
先生
席はー…
ん…? まって…? このクラスで空いてる席は僕の隣だけ… てことは…
先生
………やっぱりかぁぁぁ 最悪…
先生
僕は嫌々と手を挙げた。
💙
先生
💖
💖
モブ
もぶ
💖
💖
💖
ストン
💙
はぁ… 僕の隣なんて… 💖くんが可哀想だよ…
💖
俺💖!よろしくな!
うぇ… 初対面で呼び捨てって…w まぁいいけどさ…
💙
よろしく…
僕は軽く挨拶をした。
💖
キーンコーンカーンコーン
💙
先生
先生
💙に見せてもらってくれ
💖
分かりました〜
げ… そんなことしたら周りからなんて言われるか…
💙
💙
💖
💖
💙
💙
💖
💙
キーンコーンカーンコーン
ありがとうございましたー
💙
次の授業の予習でもするか…(ボソッ)
💖
💙はいつもこの時間何してるの?
💙
読書とか…予習とか…?
💖
凄いなw
💙
💖
💖
💙
💖
なんて自由な人なんだ… そんなことを思ってたら1人の女子に話しかけられた。
モブ
💙
モブ
💙
モブ
💙
モブ
💙
君達と違って優しいからね
💙
💙
モブ
モブ
💙
💖
💖、💙くんside
トイレまで近くてよかった〜 前の学校トイレ遠かったんだよな〜w
そんなくだらないことを考えながら 廊下を歩いた。
💖
💖
💖
💖
💖
自然と口角が上がってしまう。 ニヤニヤが止まらない…
💙のことを考えていたら、誰かに話しかけられた。
お…? 友達GETか…?!
モブ
話しかけて来たのは同じクラスの〇〇くん(モブ)だった。 俺はいつも通りに笑顔で話した。
💖
💖
モブ
💖
モブ
💖
モブ
💖
モブ
皆で虐めてんだよ💙の事ww
ん…? ドユコト…?
💖
モブ
💖も一緒にやらない?
ストレス発散になるよ?w
人を虐めてストレス発散…? 意味わかんねぇ…w
💖
俺お前とは仲良く出来ねぇわ…w
💖
何か嫌な予感がして 俺はその場をダッシュで駆け抜けた。
モブ
ガララッ!!
俺は勢いよくドアを開けた。 すると目の端に、胸ぐらを掴まれている💙が見えた。
💖
💖
💖
モブ
こ、これは違っ…
💙
💖
モブ
💖
モブ
そ、そう!💙が先にやってk…
💖
モブ
💖
もういい。
💖
俺はその女子を睨んだ。
モブ
モブ
やっと居なくなった…。
…💙はいつもこんな感じなのか…??
💖
大丈夫だった…?
💙
大丈夫だよ…
💙
悲しそうな、嬉しそうな顔でお礼を言う💙。
ほんとに大丈夫なのか…?
💖
気になって聞いてみた。
💙
…大丈夫って、、 答えになってねーしw
…でもあんまりしつこく聞く訳にもいかないからなぁ.. そう思い少し様子を見ておくことにした
キーンコーンカーンコーン
あ、2時間目始まっちゃった、
だる…
面倒くさがりながらも 俺は自分の席に着いた。
〜なんだかんだでお昼休み〜
…さっきから💙の近くにいるようにしたが、特にいじめられている様子はない 俺が近くにいたからか…?
まぁ…いいや、、 それより腹減ったー…
💙
💖
一緒に飯食べよー
💙
💖
💙
💖
行こっ♡
💖
💙
ダダダ…
屋上です
💖
💙
俺は地面に座り 弁当箱の蓋を開けた。
💙
💖
嬉しw
照れくさく笑いながら💙のことを見つめた。
💖
💙
僕は別に…普通だよ。
そう言って💙がバッグから出したのは ラップで包まれた小さいおにぎりだった
💖
まさかそれだけ…?
💙
そうだけど…
え?くそ少なくね?? 高2やぞ??成長期やぞ?? 栄養失調で死ぬぞ??(?)
💖
💙
しょうがないし…
しょうがない…?
💖
💙
💖
💙
でもほぼ一人暮らしに近いかも…
ん…? どういうことだ…?
💖
💙
親が僕の事放棄してるだけ…
してる"だけ"って…
💖
💙
それに…勉強でそんな時間ない…
💖
💙
💖
💙
💖
辛かったな…
💙
💖
💙が…こんな辛い思いしてたなんて 知らなかった…。
💖
💙
朝も…同じ感じで…
💖
💙
作るの時間かかるし…その時間で勉強した方がいい気がするし…
勉強勉強って… そんなに勉強好きなのか…?
💖
💙
家の親が厳しくて…
💖
大変だな…。
💖
💙
💖
💙
💖
💙、口開けて目瞑って?
💙
わかった…
💙
💖
💙
💙
💙
もぐもぐしてる… 可愛い…
💖
卵焼きだよw
💙
💙
これ💖くんが作ったの?!
凄いね!!
💖
ううう…/// 褒められると照れるな…///
💙
💖
💙
そろそろおにぎり食べよ〜♪
💖
じゃあ一緒に弁当食べよ♪
💙
💖
💙
ありがとう…!
💖
💖
💙
じゃあ教室戻る?
💖
交換しよーぜ
💙
うん!
💖
💖
💙
うんw
💖
💙
💖
💙
そりゃあ驚くよな…w 引かれてたらどーしよ…
💙
ゑ 予想外の反応… 嬉しい…
💖
💙がいいなら全然いいけど?
💙
ありがとう…ポロポロ
💖
ちょ、どした?!
💙
💙
本当は…寂しかった…からッグスッ
💖
💙
💖
💙の事を強くぎゅっっと抱きしめた。
💙
💖
💙
💖
💖
💙
💖
💙
💖
💙
💖
💖
💙
僕なんかで…本当にいいの…?//
💖
💙
💖
💖
💙
喜んでっ…!
💖
絶対俺に言ってね…?
💖
💙
ありがとっ//
💖
俺はこの日決めたんだ。
💙の事を命を懸けてでも守るって。
これからはずっと一緒だよ__。
僕今すごく幸せだよ。
まるで小説の中みたい…。
💖くん、大好き。 ずっといっしょだよ。
1年後___
俺達はもう高校3年生になった。
💙
💖
💙
…可愛い…///
💖
覚えてるよ…w
💖
付き合った日だろ?
💙
💖
忘れるわけないだろ…?
💙
ふにゃっと笑い、頬を赤らめる。 なんでこんなに可愛いんだよ…///
💖
ほんとに可愛いなぁ💙は…//
💙
💖
💖
💙
💖
💖
💙
ぼ、僕そんな生意気だったかな…
💖
💖
💙
💖
💙
そ、そんなっ///
💖
可愛い♡
💙
💖
(この日休みです)
💙
でも…💖ちゃんのお陰で前より全然虐められなくなったよ…??//
💙
💖
💖
💙
それってどういう…
💖
こーゆーこと♡
そう言って俺は 💙をソファーに押し倒した。
💙
💖
💙
💖
💙
ぃいよ…///
💖
次の日2人で仲良く休みました。
主
主
主
主