美鈴
わー!思ってたより部屋綺麗✨

妹
…きれい✨

(確かこの時私は小4で、妹は年少か年中だと思います)
美鈴
凄い、掛け軸もあるよ!!

妹
てれびも!!

母
そんなはしゃがないのー!
泊まりがけでも無いんだし…

美鈴
いいの!お部屋が貸切ってだけで気持ちが晴れ晴れする!!

妹
ん、、?みすず、これなに?

美鈴
ん?どれ?

美鈴
それはティーセットって言って、お茶を入れるヤツ!

妹
わたしおちゃのみたい、、、

美鈴
お、じゃあさっそく入れたげる✨

急須の蓋を開けて、お茶の入ってる筒を開けた。
私は大のお茶好きで、ほんわかした緑茶の匂いに心がギュッと掴まれた。
美鈴
妹、見ててね。

美鈴
こうやって入れて、、、

美鈴
沸かしたお湯を注ぐだけ!!

妹
おーーー( 'o' )!!!

美鈴
これをユラユラして(語彙力)、湯呑みに注いだら完成!!

妹
すごい、、、いただきます

美鈴
あ、まって!

妹
(*>д<)、あちっ

美鈴
まだアツアツだから、妹には飲めないよ(笑)

美鈴
フーフーしてから飲みな!!

そう言って、もう一度ふとティーセットの方を向いた私は、
見てしまった……
美鈴
え、何これ!?

お茶の筒(20XX年5月○○日)
(さすがに日にちは覚えてない笑)
美鈴
このお茶の賞味期限2年前じゃん!!

美鈴
ヤバいよ妹、吐き出して!

美鈴
これで妹がお腹壊したらどうするんだよぉおぉぉヾ(*ㅿ*๑)ツ三ヾ(๑ ³ㅿ³)ノ

妹
べつにだいじょぶだよ、みすず。
わたしそういうのきにしないし。

美鈴
違うよ、これサービスがヤバいんだって💦気にしないとかの問題じゃないんだぁァヾ(*ㅿ*๑)ツ三ヾ(๑ ³ㅿ³)ノ

妹
はぁ…。
