私なんかが愛されて

あなたは ｢好き｣という言葉に 考えたことはありますか

この色好きなんだよねの、好き この髪型好きだから変えてみたの、好き

もちろん、これを読んでいる あなた達が思う好きは、

恋愛の方の好きだと思います。 それを考えて作ったお話です

私の名前は 天野さくらです。

ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

私は幼稚園の頃から 歌ったりするのが好き 楽器を弾くのだって大好き

そしてアイドルも好きだから その頃の私の夢 大きなステージに立って歌って踊れるアイドルになること。 だった…

でも

またか この空気感

机はカッターで死ねと切られた あとなぜかと言うとこれなら 先生は目が悪いから 教科書とかで隠せば分からないからだ…

こんなことをされても 先生には、ちくらない そんなことしたらお母さんに電話をするに違いない そしたら迷惑かけてしまう。

母は、シングルマザー 私が1年生の時に離婚をした。 だから耐えたんだ

休み時間は決まってトイレ 頭にペンキをかけられ そして汚れたからという理由で便器の中に 頭を突っ込まれる

こんな日は、いつも土砂降り

次の日

その時先生が入ってきた

限界を超えて、私は廊下を飛び出し 屋上の階段は駆け上がった、必死で涙を押さえて もうここで終わってもいいと思った 5年生ながらいい考えだと思ってしまった 死んだ方がましだと思ってしまった

これが母にとって楽になれるなら 静かにこの世から消えよう、そう思った

後ろを振り向くと 小さい頃から近所に住んでた リュウガくんがいた

変われない。

そのとき。風が吹いた

それが初めての好きという言葉だった

それからというもの リュウガくんは、毎日休み時間に来ると私の手を取り

というセリフを残し 人があまり通らない四階の廊下でひたすら喋った

もちろん周りの人達は そのセリフのおかげで いつも笑っていた でも…私がいじめられないように こうやって休み時間いつも起きて私の相手になってくれてる とても優しい人

ーーーあれから5年が経ちーーー

私は高校生になった あれ以来私は いじめられることがなくなった リュウガくんとは、違う高校になっちゃったけどまた会えるといいな

私はあの地獄から解放され 決まって秘密の森にいって歌っている

パチパチパチ

それから彼女は 行きつけのカフェ花のように毎日のようにこの森に来た

金曜日

いつの間にか私達はため口で話すようになっていた

その言葉に圧倒された

5ヶ月後

ピロリン！

そして会場に行った

その時、応募用紙が配られた

女性が、イヤホンを外すようにジェスチャーをした

そして3週間が過ぎた頃 一通の電話が来た

この続きは 私なんかが愛されて② 見てください