pn
はぁ…
日常組に顔を出さなくなってから 圧倒的に家から出る回数が減った。
ずっと引きこもっていれば 気も病んできて。
pn
…いつからこうなんだっけ?
rd
……ねぇ、ぺいんと!
rd
散歩しようよ!!!!!
pn
えー…
rd
たまには、ね!
pn
はぁ…
rd
ねぇ、さっきからため息ばっか!!!!!
rd
ほら笑えぇ〜?
pn
ングッ…
らっだぁは俺の頬をいじる。
pn
……なぁ、
らっだぁの手を抑えて問う。
rd
ん?
pn
俺さ…、もう戻れる気がしな…
言いかけたところで 久しぶりに聞く声がした。
sn
ぺ、いんと…さん?
振り返れば しにがみがいた。
pn
な、し…しにがみ…、
sn
ぺ、ぺいんとさッ!!!!!
sn
何があったんですか?!
sn
僕たちが悪かったなら、直しますから…ッ!!!!!
pn
ッえ、ちょ…
pn
ら、らっだぁ…
対応に困り らっだぁに助けを求める。 だけど
sn
……“らっだぁ”?
sn
誰ですか?
pn
……ッえ、えと、こいつ!
pn
らっだぁっていって…
sn
……ぺいんとさん…?
sn
何を指してるんですか…?
pn
え…
何も分からず、 らっだぁを見れば
rd
……ッ、くそ
急に俺の腕を引っ張り 走り出した。
pn
ッわ、ちょッ…
sn
ぺ、ぺいんとさッ!!!!!
しにがみが俺を呼び止めたのはわかったけど、 らっだぁの引く力は強く、 止まれなかった。
rd
……ここまでくれば大丈夫か…
pn
ハァッ…ハァッ…
rd
………ぺ、ぺいん
pn
なぁ、
強めにこいつの言葉を遮る。
pn
お前って、何なの?