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小さい頃
両親は毎日のように喧嘩ばかりしていた
私は、ただ一人泣いていることしかできなかった
毎日家に帰るのが怖かった私は、いつもいつも家のそばの河川敷に来ていた
特別何があるわけでもないが、そこはどこか落ち着く場所でもあった
ある時
こうき
こうき
こうき
みお
こうき
みお
みお
みお
こうき
こうき
こうき
みお
気がつけば、辺りはもう日が沈み始めていた
まさき
まさき
まさき
こうき
こうき
こうき
まさき
まさき
まさき
こうき
こうき
こうき
みお
みお
こうき
こうき
こうき
こうき
こうき
こうき
こうき
みお
みお
みお
こうき
まさき
懐かしい記憶
今思うと、あれは先輩だったのかもしれない
本当に、私は惜しい人を亡くした
あの言葉は、今まで私の全てであり、支えであったのに
私は、一体何をやっているのだろう
私だけ、何故生きているのだろう
私もあの時、みんなと一緒に死ねれば良かったのに
なんで私はここにいるの
嫌だ、死にたい
死にたい、けど、そんな勇気なんてない
涙が、頬を伝う
口から嗚咽が溢れ、足が歩くことを拒む
そんな時だった
春人
春人
ここから、私の夏は始まった
一人ぼっちが集まった、子供達の作戦が
つづく