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高校受験
私は、まぐれで第一志望の県内では間違いなく上位に入るであろう高校に合格することができた
けど、それだけだった
本当は、第二志望の友達のたくさん行く高校に行きたかった
私は、勘違いした大人たちの期待に応えることなんてできないのに
毎日毎日、プレッシャーに押しつぶされそうな日々
高校になんて入学したくなかった
そんな時
未緒
未緒
光輝
光輝
光輝
未緒
光輝
光輝
未緒
光輝
光輝
未緒
未緒
光輝
光輝
光輝
未緒
未緒
未緒
「あはは」なんて笑って見せてもやっぱり涙は流れてくる
光輝
光輝
光輝
光輝
未緒
未緒
意外だなぁと思う
こんなにカッコいいのに
相手はどんな美女なのだろうか
光輝
未緒
光輝
光輝
光輝
未緒
未緒
光輝
光輝
光輝
光輝
未緒
未緒
光輝
光輝
光輝
光輝
未緒
未緒
光輝
光輝
光輝
光輝
未緒
未緒
後ろ姿、背中には、私のこれから行く高校の名前が印刷されていた
恋に落ちるのなんて一瞬だった
春、私は高校生になった
高校の敷地内はどこもかしこも部活の勧誘で追われている
賑やかな廊下をぬけ、私は一目散にある場所へ駆けて行く
未緒
未緒
肩で息をしながら、私はあるプレハブ小屋の前に立っていた
目の前には、【野球部】の文字
ドアを恐る恐るノックし、ドアを開ける
未緒
未緒
ここから、私の長い長い夏が始まった
つづく