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思い出の夏の日Ⅳ

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思い出の夏の日Ⅳ

1 - 思い出の夏の日Ⅳ

♥

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2018年02月25日

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数ヶ月後

外はすっかり夏の匂いを感じさせる季節になっていた

そんな中、私は特に外へ出るわけでもなく、部屋の中でくつろいでいた

玲奈

ねぇーねぇー

玲奈

みんな、いる?

玲奈

超大ニュースなんだけど

裕香

いるよー

裕香

どしたの?

菜々子

いるけど、どうしたの?

菜々子

玲奈

美花

何があったのー?

美花

大ニュースて

玲奈

やばいよ!

裕香

だからどうしたのw

裕香

何があったw

美花

それなw

美花

玲奈のがやばいよw

玲奈

私はやばくないから!

玲奈

とりま、明日みんな遊べる?

玲奈

まずそこからなんだけど

美花

私は別に、明日は暇だよ

裕香

私も遊べるよ

菜々子

私も大丈夫だよ

玲奈

よし!

玲奈

じゃ大丈夫だね!

菜々子

それで?

菜々子

まだ大事なところ言ってないでしょw

美花

そーだそーだ

美花

早く言え〜w

玲奈

あのね、実は明日男子も呼んでるんだけどさ

玲奈

その男子がすごいんだから!

裕香

なに?イケメン?

玲奈

そうなの!

玲奈

超イケメンだから

菜々子

それって、私たちの知ってる人?

菜々子

それとも他校の子?

玲奈

あのね、1人はうちの学校の子

玲奈

もう3人は、他校の子なんだけどね

美花

え、待って

美花

うちの学校のイケメンって言ったら鶴田くんしかいなくない?

菜々子

鶴田くん!?

菜々子

え、マジで!?

玲奈

実はね〜

玲奈

マジなんですよ

玲奈

鶴田くんもいるんですね

裕香

え!?

裕香

鶴田くんってあの野球部のエースの?

裕香

あの超イケメンの?

玲奈

そうだよ!

玲奈

あの鶴田くんだよ!?

菜々子

うそ!!

菜々子

超嬉しい!

美花

きゃー!

美花

夢見たい💗

菜々子

あれ、でもなんで玲奈鶴田くんと知り合いなの?

菜々子

クラス違うよね?

玲奈

それはね〜

玲奈

実は、私鶴田くんと同じ委員会なんだよね〜

玲奈

そこで知り合ったの

美花

いいなぁ〜

美花

超羨ましいんだけど!

玲奈

でしょ〜

玲奈

もう、ほんとに鶴田くん最高だから!

裕香

鶴田くんってどんな感じなの⁇

裕香

やっぱり優しい?

玲奈

そりゃもう!

玲奈

超優しい!

玲奈

一緒にいれば絶対分かるって!

菜々子

いいなー、委員会一緒って

菜々子

たくさん話せるしさ

美花

それはそうと明日超楽しみなんだけど!

美花

玲奈ほんとにありがとね😆💓

裕香

ね!

裕香

玲奈のおかげだわマジで😊

菜々子

ありがとうね、玲奈

玲奈

どういたしまして!

菜々子

あのさ、1つ玲奈に聞きたいことがあるんだけど、いい?

玲奈

ん?

玲奈

大丈夫だよ

玲奈

どうかした?

菜々子

今更だけどさ、玲奈って鶴田くんのこと好きだよね?

菜々子

だからわざと同じ委員会に入ったんでしょ?

玲奈

バレたか...

玲奈

実はさ、知ってたんだよね

玲奈

鶴田くんが図書委員に入るのさ

玲奈

だから友達に無理言って交換してもらったんだ

裕香

そうだったんだね🤭

裕香

初めて知ったわ

美花

私も

美花

でもまぁ、気持ちは分からなくはないけどね

玲奈

まぁ、そういうことだからさ

玲奈

お詫びをしてほしいわけではないんだけどね?

玲奈

協力してくれない?

玲奈

私と鶴田くんをくっつけるのを

裕香

私は別にいいよ

裕香

玲奈に協力する🤝

美花

私も別に大丈夫🙆‍♀️

美花

そんな、付き合いたいとまでは思ってないしさ

菜々子

私も大丈夫🙆‍♀️🙆‍♂️

菜々子

玲奈に協力するよ

玲奈

みんなありがとう!!

玲奈

あ、ちなみに鶴田くん以外の男子は全員鶴田くんに紹介してもらった人だから

玲奈

みんな超イケメンだから、安心してね💗

美花

マジか!超楽しみ💓

玲奈

それと、忘れてないだろうけど

玲奈

私たちが鶴田くんと遊べんのも、私たちの顔面偏差値のおかげなんだからね!

玲奈

そこら辺の女子誰とでも鶴田くんは遊んでくれるわけじゃないんだから

玲奈

そこのところ、忘れないように!

菜々子

確かに、そうだよね

菜々子

やっぱり見た目って大事なんだね

美花

そうだよ〜!

美花

自分の顔に感謝だね❤️

裕香

そんなもんかね

裕香

周りの女子に妬まれなければいいんだけど...

玲奈

別にその辺はよくない?

玲奈

どうせそういうやつらはみんな、夢見てるだけなんだしさ

美花

ほんと、そういうのって見苦しいよね

美花

見てて哀れ

菜々子

本当だよ

菜々子

しかもそういうやつに限ってブスばっかりだしさw

玲奈

菜々子はっきり言いすぎw

玲奈

ま、実際その通りなんだけどね

裕香

とりま、明日はよろしくね🙂

裕香

楽しみだから💓

美花

そだね

美花

何着ていくか決めなきゃ

菜々子

そうじゃん!

菜々子

楽しみだな❤️

玲奈

うん!

玲奈

みんな、明日はよろしくね!

玲奈

私たち、これからもずっと友達だからね

裕香

うん!

裕香

そうに決まってるよ!

翌日

玲奈たちのグルチャ

玲奈

もうマジ裕香最低なんだけど

玲奈

信じらんない

美花

ほんとだよ

美花

訳わかんない、マジで

菜々子

裕香さ、KYすぎるよね?

菜々子

あれほど玲奈が鶴田くんとくっつきたいって言ってたのにさ

菜々子

鶴田くんに告白されるとか

菜々子

どうかしてんでしょ

美花

なんかさ、鶴田くん、入学式の時から裕香のこと気になってたんだって

美花

鶴田くん、言ってたよ

玲奈

どうせ、裕香が鶴田くんに色目使ったんでしょ

玲奈

気色悪い

菜々子

しかもそれ断るとか

菜々子

今はまだそういうの考えられないから...

菜々子

とかって言ってたよね

玲奈

純情アピールマジうざい

美花

ほんと腹立つわ

美花

もうさ、裕香のことはぶらない?

美花

嫌になってきたんだけど、裕香のこと

玲奈

いいね!

玲奈

もう早速明日からやっちゃお!

菜々子

あとさ、裕香の私物隠したりしない?

菜々子

超楽しそう!

玲奈

賛成!

玲奈

裕香、どんな顔するだろうね

玲奈

私たちがやったって知ったらw

美花

面白そうw

美花

久しぶりに楽しくなりそうだわw

玲奈

んじゃ、決まりね!

玲奈

そういうことだから、明日からみんなよろしく!

美花

了解!

菜々子

ラジャ💪

数日後

裕香

ねぇ

裕香

みんな?

裕香

まだ、みんな帰ってきてない?

裕香

最近さ、色々と学校ですれ違っちゃってたからさ

裕香

帰ってきたら返事してね😁

玲奈のグルチャ

玲奈

ねぇ、マジ裕香ウケるんだけどw

玲奈

すれ違っちゃったてw

美花

ほんとそれw

美花

まだ気づいてないみたいだねw

菜々子

鈍すぎるでしょw

菜々子

というか誰も返事しないというw

玲奈

当たり前じゃん!w

玲奈

完全はぶりだし

美花

いつ気付くだろうね

玲奈

ま、これからもこの調子でとことんやっちゃお!

数週間後

私の教室には、生徒の帰りを促す音楽がただ淡々とながれていた

裕香

また誰もいない...か...

いつからか、玲奈たちは私を避けるようになった

当然、周りの生徒たちも玲奈の味方となり、私を避けた

裕香

あれ...、教科書がないや...

裕香

どこにいったかな

そんな時だった

明人くん

おーい

明人くん

お前、裕香か?

裕香

あ、明人くんじゃん

明人くん

お前1人で何やってんの?

明人くん

もう誰もいないじゃん

裕香

どっかに教科書置いてきちゃったみたいでさ

裕香

探してるんだよね

明人くん

あっそ

明人くん

んじゃ、ここの鍵はまだ閉めないように先生に言っとくわ

裕香

ありがと

裕香

明人くん、生徒会メンバーになったんでしょ?

明人くん

そうだけど

裕香

大変だねー、生徒会とか

裕香

私は絶対無理だわ

明人くん

だろうな

明人くん

お前、バカだし

裕香

うっさいわ!

裕香

というか、今日は楚日さんと一緒じゃないんだね

裕香

この前は一緒にいたのに

明人くん

そんないつも一緒じゃねぇよ

明人くん

あいつ、今日は早く帰んないといけないんだって

裕香

ふーん

明人くん

ていうかさぁ、お前いい加減に俺のこと明人くんって呼ぶのやめろよ

明人くん

俺一応先輩なんだけど

裕香

やだよ

裕香

なんで従兄弟相手に先輩呼びしなきゃいけないのさ

裕香

これからもよろしくね。あ・き・と・くん

明人くん

お前それわざとだろ

明人くん

つーか、早くしないとマジで先生に怒られるぞ?

明人くん

教科書どっかに置いてきたんだろ?

裕香

そうじゃん!

裕香

話してる場合じゃなかった!

明人くん

じゃ、急いで取りに行けよ

裕香

うん!

裕香

じゃあね!

明人くん

おう

廊下には、私の走る音だけが響いている

私はとりあえず、部室に向かっていた

裕香

あるかなー、部室に

私が、下駄箱で靴を履き替えた時だった

すぐそこで、玲奈たちの声が聞こえてきた

玲奈

裕香さー、マジウケるわ

菜々子

今頃、探してるだろうね、教科書

美花

ま、これから捨てにいくところなんだけどね

時が、止まったような気がした

3人の声が、驚くほどはっきりと耳に入ってくる

菜々子

当然の報いだよね

菜々子

悪い奴には罰を与えなきゃ

玲奈

そうだよ、私の鶴田くんを奪った罰ね

美花

それでも軽すぎるくらいだよね、罰にしては

菜々子

そーだね、確かに

玲奈

でもほら、私たち優しいからさー

玲奈

裕香と違ってw

美花

ほんとー、死んじゃえばいいのに

唇が震えて、視界も涙で歪む

もう、気がついたら走り出していた

教室に戻って、バッグを乱暴に掴む

下駄箱に戻った時には、もう3人の姿はなかった

道路を駆け、一目散に家を目指す

もう、どうでもよかった

なんでもよかった

春人とのチャット

春人

裕香?

春人

久しぶり

春人

大丈夫?

裕香

何が

春人

いや、なんか辛いことでもあったのかと

春人

思ってさ

裕香

今日、私のこと見たの?

春人

え、まぁ

春人

帰りに後ろ姿だけど

裕香

裕香

大丈夫だから

裕香

気にしないで

春人

いや、でもお前...

裕香

大丈夫なの!!

裕香

もう、いいから...

裕香

じゃあね

春人

お前ちょっと待てよ

春人

まだ話し終わってないじゃん

春人

裕香?

春人

おい!

春人

春人

何か、相談したいことがあったら言えよ

春人

いつでも相談にのるからさ

数ヶ月後、私は2年生になった

グラウンドからは、生徒たちの活気あふれた声が聞こえてくる

私の片手には、白い封筒が握られていた

本来なら、この時間は部活へ行く時間なのだろう

しかし、今の私にはそんなことはどうでもよかった

今日は、帰ったらすぐに準備をしなくてはならない

なるべく早く、この世を去ろう

私は、早足で道を歩いていた

誰も助けてくれないような、そんな残酷な世界から早く解放されたかった

そういえば、たった1人だけ私を救おうとした人がいたな

裕香

春人...

この時、もうすでに自分の手から白い封筒は消えていた

しかし、私はそのことに気づくことはなかった

8月15日晴天

せめて、明人くんが楚日さんといなくなったあの日に

私も飛び立とう

つづく

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